心からオススメできる面白い映画12作品

オススメの映画12作品を紹介する

この記事ではこれまでに見てきたおすすめの映画を12作品厳選し、紹介します。
邦画・洋画・アニメなどジャンル問わず選びました。

自分の好みって、ハッキリとでるものですね。
派手な爆破や銃撃戦や緊張感みたいな作品は選ばれず、静かで想像力を掻き立てる余韻を残す作品が好きなようです。
その結果、アクションやコメディなどは選ばれていなく、ドキュメンタリーやドラマなどが多くなっています。

気になった作品があれば、ぜひ鑑賞してみてください。

12.
ライフ・イズ・ビューティフル


ユーモアたっぷりのイタリア男性が結婚し子どもを授かるのだが、平穏な生活は長くは続かない。

ナチス時代の政策により強制収容所に入ることになった親子。
父親はその悲惨すぎる状況を子どもに悟られないように、ユーモアたっぷりに嘘をつき続ける。

その嘘があまりにおかしく、微笑ましく、切ない。

親になった僕は、子どもに幸せになってもらいたいとただただ願う。
きっと、今この映画を見返すと、また異なった感情が芽生えそうな気がする。

11.
ショーシャンクの空に


言わずと知れた名作映画。
モーガン・フリーマン最強説を象徴するような作品です。

ラストが秀逸で、見終わった後に静かな感動がきっとあなたを包んでくれるはず。

Prime video対象作品

10.
フォレスト・ガンプ


なんと優しい映画なのかとため息が漏れるような名作。

様々な人との出会いがフォレストを幸せにし、同時にフォレストが幸せにさせていく。

走って、走って、走る。
人生のスピードと、その境遇の不遇を嘆くことなくまっすぐと突き進む姿勢。

日曜日の夜にこの映画を見て、月曜日を迎えたくなる。そんな作品。

Prime video対象作品

9.
12人の怒れる男


大学の英語の授業でこの映画を見た。
白黒で地味な映画だなあと見ていたら、時間の経過とともにどんどんと引き込まれていったことを覚えている。

1人の少年の犯罪は、有罪なのか無罪なのか。
もっと言えば死刑なのか否かを12人の陪審員たちが1つの部屋に籠もり話し合うという映画。

パっと聞くと、有罪としか思えない状況。
部屋中が「有罪」という空気の中で、1人だけが有罪ではないと訴える。
「少年の命は、そんなに軽いものではない。もっと議論をしたい」

1つの事象に向き合ったとき、人間は様々な反応を示す。
他人の意見を聞こうとしない人、怒鳴り散らす人、早く帰りたがる人、偏見で死刑にさせようとする人。

2018年は低予算映画の「カメラを止めるな!」が話題になったが、密室から全く動かない低予算映画の代表格な作品。
ちなみに日本でも三谷幸喜さんが「十二人の優しい日本人」というオマージュ映画を撮っているので、こちらから入ってみてもいいかもしれません。

8.
魔女の宅急便


映画というのは見る時期によって、感じ方が大きく異なる。

若い時期に見たときにはあまりピンとこなかった作品が、30代を超えてから見るとこんな素晴らしいメッセージがあったのかと驚くことがある。逆もまた然り。

ジブリ映画はどの作品ももちろん素敵なのだが、世界を旅行しているときに見た魔女の宅急便がとても刺さった。

ちなみに鈴木敏夫さんの本で魔女の宅急便のポスターを作成した際のエピソードが書かれていたのだが、それもまた面白かった。
パン屋でちょっと切なそうな表情を浮かべながら「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」と描かれたあの有名なポスターだ。

僕はいつもタイトル・コピー・ビジュアルの3点セットのバランスを考えるんです。タイトルですでに「魔女」であることも「宅急便」という仕事をしていることも伝えている。だったらコピーというビジュアルにその要素はいらない。あとは「思春期」というテーマをどう表現するか?そう考えて「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」というコピーと、パン屋で店番している絵を選んだ。

そんな話を聞くと、さらに興味が深まるではないか。

7.
横道世之介


吉田修一さんの小説を南極料理人の沖田監督が映画化した作品。

吉田修一さんの小説のほうは「最高だった!」というわけではないけれど「なんだかジワジワとくるいい作品だったな」という感想を持っていて、映画でもまさにそんな作品だった。

派手さとは全く無縁で、静かでのんびりまったりとした牧歌的。
きっと退屈だと感じる人もいるかもしれない。

あえてドラマになりそうな部分を描かず、何者でもない青年の日常を温かく表現した愛くるしい作品。
かけがえのない時間を体感できるはず。一人で過ごす天気の良い日曜日にオススメ。

Prime video対象作品

6.
おおかみこどもの雨と雪


スーパー銭湯のリラックスルームでリクライニングシートに寝転がりながら、シートに付属した個人用テレビをふいにつけた。
耳元で音が鳴り、「おっ」というワクワク感を感じた。モニターからはアニメの映像が流れてきた。

その時まで、この作品のことはほとんど知らなかった。興味がなかったのだ。
タイトルも、その絵のタッチも、ポスターも、どこにも魅力を感じなかった。

リクライニングシートに寝転がりながらマンガを読んでいると、なんだか話に引きずり込まれている。
だんだんとマンガに集中できなくなり、画面を見る時間のほうが長くなっていく。

そして、おおかみこどもがアパートを駆け回る驚異的なかわいさの映像を見た瞬間、僕はマンガを置き、それからは小さなモニターに釘付けになった。

個人的には、細田守監督の作品の中では断トツに最良の作品

5.
アクト・オブ・キリング

60年代、インドネシア。
密かに行われた100万人規模の大虐殺。
その実行者たちは、今も“英雄”として優雅に暮らしている。
事実を知った一人の映画作家が彼らにもちかけた。
あなたが行った虐殺を、もう一度演じてみませんか?

50年前にインドネシアで起こった共産党関係者の大虐殺。
虐殺の加害者だった人々がその時の状況を再現した映像を作る。そしてそのメイキングをドキュメンタリー監督が撮影していくという奇抜なドキュメンタリー映画で、数々の賞を受賞した。

かつての虐殺者が、英雄として暮らす国。
バリ島のあるインドネシアにそんなイメージをもっている日本人はほとんどいないだろう。

嬉々とした表情で虐殺を演じていく現在の英雄たち。
ああでもない、こうでもないとバカバカしい演出を考え、時に被害者の役を演じる。
「当時の虐殺の様子はこうだった」「俺はもっと恫喝した」「拷問を与えた。」

だが、撮影が進むにつれて、加害者たちにある変化が沸き起こる

そして、衝撃のラストシーン。

続編の「ルック・オブ・サイレンス」も必見。

4.
ワンダフルライフ


万引き家族や海街diaryの是枝監督が20年前に撮影した名作。
今の是枝監督の手法を知っているからこそ、是枝さんの一番の魅力の部分はなにも変わっていないなと感じさせる。

映画の設定は少々奇抜だ。
舞台は死後の世界。亡くなった方が一箇所に集められ「貴方の一番大切な思い出を1つだけ選んでください」と、尋ねられる。7日後に天国へ行く前に、生前で一番思い出に残った場面を再現した映画を作成する為だという。その映画を見て過去を思い出した瞬間に、死者たちは天国へ行くそうだ。

一人ひとり、自分の思い出の場面を話していく。カメラに対してテーブルを挟んだ死者は、椅子に座り、様々な想い出を語っていく。
そう、万引き家族で安藤さくらが最後に語る名シーンと、ほぼ同じアングルだ。
多くの方はお年寄りで、時々若者もいる。想い出を語る死者たち。その表情が、抜群にいいのだ。

是枝監督の本を読んだのだが、テスト撮影の為に集めた素人たちが「自分の一番の思い出の場面」を話す表情ががあまりに良かったので、演者ではなくそのまま素人を使うことにしたとか。
今までで一番の想い出を演技ではなく思い出話として語る表情は、とても優しく、聞いていて心地よい。

ドキュメンタリー出身の是枝監督がつくる映画が僕は好きだ。

3.
ビフォア・サンセット


リチャード・リンクレイター監督の「ビフォア」シリーズ3部作

その第1作目は「ビフォア・サンライズ
電車の中で出会った男女が恋に落ち、夜通しウィーンの街を歩きながら話をするという恋愛映画だ。これはまあ、私にとっては普通の恋愛映画で特別オススメなわけではない。

そして、第2作目は今回挙げる「ビフォア・サンセット
第1作目から9年後に公開されたのだが、脚本の設定も1作目から9年後ということで、主人公の二人がそれぞれ実際に9年加齢している姿が映し出されている。
この設定、ほんとグっとくる。

年齢からくる容姿はもちろん、環境の変化や、考え方の変化なんかも含めて、時間の経過がそのまま記録されているような感覚になる。

登場人物は一作目からほぼ二人だけで、二人がお喋りをするだけの映画だ。
なにが起きるわけでもない。おそらくハリウッド映画が好きな人からすると「は?」の連続だろう。

ただ、時間の経過が刻まれた映画というものは、恐ろしくノスタルジックで、そこに既に価値がある。

そして、もう9年後に「ビフォア・ミッドナイト」という3作目が上映されたので、この映画が好きな人にとってはもうお祭り状態。
二人は随分年をとった。それがいいんじゃない。

もし、4作目があるならば2022年。
ずっと続いてほしいシリーズ作品。
Prime video対象作品

2.
万引き家族


期待して映画館へ行ったら、その期待をお大幅に超えてきて、衝撃を受けた作品。
是枝監督のこれまでの作品要素を総動員したような映画だ。

子役の演技指導が抜群にうまく、映像の美しさや設定の秀逸さ。社会への問題提起、そして、樹木希林さんの狂気。

正しいとされていることが必ずしも正しいのか、間違っているされていることが必ずしも間違っているのか。
幸せだと思われていることが本当に幸せで、不幸だと思われていることが本当に不幸なのだろうか。
物事はひとつの側面を見るだけではなく、多面的な視点をもっていることで見える世界が異なってくる

何度でも見たい。そのたびに新しい発見が見えてくる映画。

1.
6歳のボクが、大人になるまで


その是枝監督が、子役が際立つ映画と紹介していた作品。原題は「Boyhood
第3位のビフォアシリーズのリチャード・リンクレイター監督が、またまた恐ろしい手法で映画を撮った。

主な登場人物は4人の家族。主人公の少年、姉、父、母。
ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を1年に1回撮影し、12年間かけて記録したドラマである。

まず、その設定だけで背景を想像するとおもしろすぎる。
6歳の少年が思春期を迎えた頃に「もう演技なんてしたくないよ」と言えばそれまでだし、12年後に公開される映画に誰が出資したんだろうとかすら考えてしまう。
物語が進んでいく過程で、ドラゴンボールやテレビゲームやオバマや音楽が時代を象徴するように挿入されていく。

物語のストーリーとしては、これまた特別なことが起きないよくある普通の家庭の話だ。
宇宙人が攻めてくるわけでも、大事故に合うわけでもなく、6歳の少年が少しずつ大きくなり、両親が離婚し、恋をし、セックスをして、タバコを吸い、髭をはやし、自分の趣味に目覚めていく。ただ、その成長過程が見ていておもしろい。

6歳のメイソンの物語は、日本人の私の物語となって、映画の世界に引き込まれていく。

きっと、映画史に残る作品。
一番好きな映画は?と聞かれたら、迷わずこの作品の名前を挙げる。

 

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