わたしが産まれたての娘にしてあげたい、たった1つのこと

初めての子どもが産まれて4ヶ月が経ちました。

お腹が空いては泣き、沐浴をしては目を輝かせ、眠りたいだけすやすやと眠る。
とてもかわいらしい娘です。

妻が41歳になる歳に産まれた娘は、その時が来るのを待ちきれなかったかのように、予定していた月日より5週間も早くこの世に生を受けました。

少しでも目を離せば壊れてしまいそうに見えた我が子は、私が思っていたよりも随分と逞しく、保育器の中でその生を喜ぶかのようにミルクを飲んで大きくなっていきました。
日々大きくなっていく娘に目を細め、私は娘が産まれてきてくれたことの大きさを日々感じています。

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娘が産まれた日のこと

娘が産まれた日のことは、今も鮮明に覚えています。

妊娠糖尿病を患っていた妻は、予定日まで残り7週間というところで血圧がみるみると上昇していました。
これはきっと入院することになるのだろう。
そんな予測があったため、5週間前の定期検診を妻とともに私も付き添って一緒に受けに行くことにしました。

車で10分の距離にある病院の待合室。
妊娠していることがすぐにわかるお腹の大きな妊婦。子育て雑誌に目を通す季節外れのマスクをした女性。その場所だけがゆったりとした時間軸で動いているかのような、まったりとした空間。

私たちの名字が呼ばれ、妻とともに診察室へ入った瞬間から、その時間軸は大きく変化していったのです。

明るい赤色のパンツを履いた魔女のような威圧感のある女医は、妻の血圧結果を見るとすぐに「なんでこんな血圧になるまで家にいたの。薬を投与して血圧が下がらなかったら即入院。場合によっては、本日帝王切開で産むこともあるから」と告げました。

すぐに薬は投与され、妻は別の部屋へ移動し、私は待合室で一人なにも状況がわからず、ただ待つことしかできませんでした。

その3時間後。
あれよあれよと妻のお腹は切られ、同時に娘が産まれました。

天気のよい7月の末。
予定していた時期よりも5週間も早く、私は保育器越しに娘と初めて出会ったのです。

エコーでは1900g程度はあるかと思われていた体重は、たった1645gしかありませんでした。
小さくて、赤く、細い身体。
まだ名前もない産まれたての女の子は、オムツを身に着けただけの上半身裸の体に、点滴や心拍を計るための管が何本もつけられ、足には私たちの名字が書かれたバンドを巻き、目をつぶって寝ていました。

娘が産まれてきた安堵とともに、判断の甘さと娘への申し訳なさを感じ「ごめんね、ごめんね」と何度も心の中で謝ったこと。
この子が無事に育つためならなんでもしてあげたいと、強く思ったことを覚えています。

娘が成長していく日々のこと

それから10日ほど。
温度と心拍を管理された保育器の中で見守られた娘は、保育器の外へと飛び出し、集中治療室のベッドに寝ることになります。

集中治療室で過ごす娘は、温かい医師や看護師の方に見守られながら、健やかに成長していきます。

私は何度も仕事を休み、娘にミルクをあげる喜びに浸り、ゲップの出ない小さな背中を不安げにさすりながら、娘にしてあげられることは何でもしてあげたいと再び感じる日々を過ごしていきます。

娘にしてあげたい、たった1つのこと

4週間弱の入院生活を経て、娘は産まれた場所を離れ、いよいよ私たちと一緒に過ごすことになりました。

白い洋服に身を包んだ娘は、右目の上に小さなひっかき傷を作り、両手を挙げながらバンザイの姿勢で新しい居場所に居心地の悪さを感じることなく、スヤスヤと眠りにつきました。

小さなその姿は、ただ存在するだけで周囲を幸せにしてくれるだけのエネルギーに満ち、私と妻はその小さな小さな体から、噛みしめるような幸せを改めて受け取っていきます。

そして、そのとき。
私は娘に、たった1つのことだけはしてあげたいと、そう思ったのです。

毎日1枚、娘の顔を撮影しよう。

日々変化していく小さなその顔を毎日撮影し、1年が経ったときに、繋げてみよう。
娘が不自由なく産まれてくることすら叶えてあげられなかった私だけど、これだけはずっと続けていこう。

娘の1歳の誕生日に送るプレゼント

娘が走り回るようになっても。写真を撮ることを嫌がるようになっても。
寒い朝も、暑い夜も。
ずっと、ずっと。

きっとその写真は、いつか彼女の心を救ってくれる。
娘がなにかに迷ったとき、愛されている喜びを感じることが幸せを運んでくれる。

そう信じて、今日も娘の写真を撮らせてもらう。

僕が産まれたての娘にしてあげたいたった1つのこと。
それは、毎日娘の写真を撮ることだ。

 

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