【2歳6ヶ月】子どものイヤイヤ期の対応方法を失敗談から学んだ話

この記事では、「2歳6ヶ月になった娘がイヤイヤ期に入ってきたので、その対応方法」について綴っています。僕自身が失敗した経験があるので、その失敗から学んだことを書きました。

この記事は毎月更新している「パパの育児コラム」のVol.21です。
過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

【2歳6ヶ月】子どもがイヤイヤ期に入った

娘の成長を月ごとに書くようにしています。

2歳6ヶ月になる娘が、いよいよ2歳のイヤイヤ期に片足を突っ込み始めたのかな、というような言動が増えてきました。

着替えやお出かけを特段嫌がったり、スーパーで寝っ転がって泣くような行為はないものの、僕たちが「そろそろ終わりにしよっか」と話しかけても全く聞こえないふりをして手を止めなかったり、スーパーに行くと棚の商品を端から取り出して遊ぼうとしたり、とにかく自分の意志を貫くことが増えてきました。

先日、そんな2歳6ヶ月の娘との関わりから、どんな対応がいいのだろうと考えたことがあったので共有したいと思います。

イヤイヤ期の子どもの行動

先月の娘の成長エッセイでも書きましたが、娘がふざけすぎてしまって転び、唇を切ってしまいました。

親目線で見守っていると、「そろそろ危ないな」と察知できるラインがあるのですが、娘にはもちろんまだそのラインを判別することは難しく、やりすぎてしまい、運が悪いとケガをしてしまいます。

先月のエッセイでは、それらをある程度は制止せずに、失敗を経験させ、そこから学ぶことも大切なんだよなーということを書きました。

2歳5ヶ月の娘が急速に成長し、足元をすくわれて転び、学んだこと

【2歳5ヶ月】子どもが転んで泣いた時の対応法【パパの育児コラム Vol.20】

今月に入っても娘はエネルギーたっぷりに、自分の思うままの行動をとることが多くあります。

先日3人で無印良品の店舗に行った際には、棚のボトルを次々と何本も落としていき、ベッドを見つけたら「おやすみー」と言いながらベッドに登ったり、スリッパを見つけると靴を脱いで履こうとしたり、「ポイっ」と声を出して商品を投げたり、やりたい放題の状態で店舗の中を駆け回り始めました。

「あれ、買ってー!!!」ではないけれど、同じような状態なんですかね。
まるで興奮剤でも打ったかのように、アドレナリンが出ているような興奮状態になっていました。

娘を抱きかかえてみると体をくねらせて降りようとするし、制止すると更にやりたくなって逃げようとするし、僕と妻は疲弊するわりには無印良品でウィンドウショッピングできるわけでもなく、目的物を購入してすぐに帰るわけですね。

きっとこの説明で、状況はなんとなく想像できるのではないでしょうか?

2歳6ヶ月 子育て

イヤイヤ期の子どもに、親はどんな対応をする?

さて、そんなやりたい放題の子どもと、どのように関わるのがよいのでしょうか?

他にもこんな例があります。

僕と娘が風呂に入ろうとしたところ、浴槽に柚子が入っていました。
義父の庭にある柚子を妻と娘で一緒に取ったらしいんですね。その柚子を浴槽に入れて、柚子湯にした。

娘は湯船に入るとすぐに柚子を手にし、一目散に皮を剥き始めました。もちろん硬いのでなかなか剥けないのですが、しっかりと中心に指を突っ込み、ググっと穴を開け、皮を剥いていきました。

ネットにも入っていなかったため、種や皮は散らばるし、柚子の実もどんどんばら撒かれていくし、柚子湯ってそういうもんじゃないんだよなーと娘に伝えても、一切聞く耳をもたない。

「ちょっと、ちょっと、もうやめて」

そう伝えて娘の手を止めようとした瞬間、ん、なんで僕はやめさせたいんだろう?と疑問が湧いてきました。

娘のとった行動は「そりゃ、そうなるわな」という行動であり、それを制する理由が見つからなかったんですね。

しいて理由を挙げるなら、なんとなく行動がやり過ぎてるような気がするから。あとは掃除が大変とか?

でもよくよく考えてみると、そんな理由なら、やらせちゃえばいいんですよね。
この環境を作ったんだから、子どもの行動を制するのも変な話で、それらを気が済むまでやらせればいいんだろうなあと思ったわけです。

親は子どもにいろいろなことを経験させたいわりに、子どもが興味を示してとことんやろうとしたら、それはちょっと…と制してしまう。

親は子どもが夢中で遊びたくなるような環境を作っているわりに、子どもが夢中になって遊んでいると、それはちょっと…と制してしまう。

親は子どもにいろいろなことを体験させたい
→子どもは加減をわからない
→大人目線で見ると、やりすぎてしまう
→親がイライラし、もうおしまい、とする
→子どもはやりたくて泣く
→「もうしない?」と親が約束を求める
→「もうしない」と子どもは言う
→当然、子どもはまたやってしまう
→怒られる

改めて行動を見返したときに、親なら一度はこのループを経験したことがある人も多いのではないでしょうか?

もちろん、僕たち夫婦にも経験があります。

なんだか、こう書くと随分と身勝手だなあと思うわけですね。
だって、そんな状況になるような場所へ連れて行き、そんな状況になるような環境をつくり、ダメでしょと諭し、もうしないよね?とわけも分からず約束を結ばせ、「約束したのになんでまたやるの!」と叱る。

あなたが外国へ行き、その国のルールに反したのか訳も分からないままいきなり止められ、なんとなく単語は拾えるけれどいまいちよくわからない英語でまくし立てられ、「オッケー?」と聞かれたのでその場をしのぐために「オッケー、オッケー」と言い、でも本当はなにがダメだったのかよくわかっていなくて再びその国のルールに反してしまい、「おまえダメって言っただろ!!!!」と詰められる。

こんな状況なのかなと思います。うん、なかなか大変そうですよね(笑)

2歳6ヶ月 子育て

アルバムを見返していると「マネする」と言って、突然やり始めた…

イヤイヤ期の子どもに対して、親がやってはいけないと思ったこと

やりたいことがある時に、途中で止められるのはかなりきついですよね。

きっと認知面でもまだ日常のルールをわかりきっていなく、精神的にも未発達の子どもにとっては、大人よりももっときついことのような気がします。

親は子どもを自分目線でコントロールしたくなるけれど、果たしてそれは本当にコントロールしなければいけないことなのか?と一度立ち止まってみることが大切に感じています。
大人は子どもの行動を簡単に制することができるだけに、その行動を制する必要があるのか否かを見極めることが必要だし、子どもに過剰な要求をして安易な約束をつくることはかえって逆効果な気がしています。

ちょうどいい加減がわかるようになるのはもう少し後で、一つひとつ丁寧に関わっていくことが大切なんだろうなと思ったわけです。
娘から学ぶことは本当にとても多いですね。今月感じたことは、こんなところです。

2歳6ヶ月 子育て

「動物さん、トランポリンしようよ」と言いながら並べられてご満悦な様子

パパの育児コラム まとめ

毎月『パパの育児コラム』を更新しています。
過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

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