【1歳2ヶ月】子どもが毎日絵本を読みたがるようになった話【パパの育児コラム Vol.8】

毎月更新している「パパの育児コラム」のVol.8です。
この記事では、「1歳2ヶ月の娘が絵本を好きになって毎日読みたがって本を持ってくるようになったこと」について綴っています。どうして1歳2ヶ月の娘が、絵本を好きになったのか?その理由や環境設定について書きました。

 

■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

1歳2ヶ月の子どもの発達段階は?

2018年7月末に生まれた娘は、もうすぐ1歳2ヶ月になろうとしています。

最近の娘はといえば、朝に目覚めては僕や母親を起こして回り、背伸びをしながらつかまり立ちをしては机の上のものを引っ張って落とし、食事中に自分の口に手を突っ込んで食べたものを取り出して遊ぶようになりました。

妻が41歳になる歳に産まれた娘は、その時が来るのを待ちきれなかったかのように、予定していた月日より5週間も早く、1645グラムでこの世に生を受けました。

わたしが産まれたての娘にしてあげたい、たった1つのこ

少しでも目を離せば壊れてしまいそうに見えた我が子は、生後1年と2ヶ月が経過し、新しい習慣を手に入れてきています。

そんな娘との共同生活を通して、私は自宅で本を読むことができなくなり、その代わりに娘が本を読むようになってきました

その現象から「行動をしやすい環境設定」の必要性を感じた話を書いていきます。

1歳2ヶ月の娘

子どもが絵本に興味をもった理由

これまで毎年100冊程度の本を読み、2006年から読んだ全ての本を記録し、本で出会った好きな言葉をノートに記録してきました。

15年前から私が本を読んだら必ず行っている2つの習慣

本を読むことは僕にとってテレビを見ることよりも馴染み深く、人生における多くの時間を費やしてきたことです。もちろん、家でも本を読む時間は多くありました。
そんな僕は、娘が成長してきたことで、本を家でほとんで読まなくなりました。

それはなぜか?

単純に、娘に本をぶんどられるからです(笑)

 

娘が読書中の僕から本をぶんどっていくにはいくつかの理由があって、例えば新しいものはとにかく触りたいだとか、遊んでほしいだとか、様々な要因が考えられます。

娘は絵本をよく読みます。本で遊んでいるという感覚のほうが強いかもしれません。
自分で本棚から本を引っ張り出し、僕に向かって差し出してきたりもします。

僕が差し出された本を手にとって読み聞かせをしようとすると、娘は嬉々として座り、犬や猫が出てくると僕の鳴き真似に笑い、象やウサギが出てきては自分の腕を振って象の鼻の真似をしたり、手をグーパーしてウサギの合図をしたりしています。

色々な状況をアクションを交えながら何度も読み聞かせることで、みるみると本に目を向けるようになってきました。

10日に一度ほど図書館へ行き、10冊の本を借りては新しい本を読む。
そうやって、娘はどんどんと新しい刺激とともに、絵本の世界を知っていっています。

1歳2ヶ月の娘

子どもが絵本を読む習慣をつけるには?

娘が本を読むことに積極的になったのには決定的な要因があって、やはりそれは習慣です。

我が家ではお風呂を入った後に、テレビや音楽を全て消し、ソファーに母と娘が二人で座って本を読むという習慣が毎日あります。

 

ただ、最初からその習慣をすぐに確立できたかというとそうではありませんでした。

単純に本を読むだけだとすぐに飽きてしまい、立ち上がったり他の刺激に目移りしていたので、環境設定を整えることにしました。
つまりは、「今は本を読む時間ですよ」というメッセージを娘にわかりやすく伝えるように工夫したとも言えます。

では、それはどんな環境設定なのか?
先程書いたテレビや音楽を消すこともその工夫の1つですが、本を読むときの姿勢や場所を同じにしました。

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・娘と母は同じ方向を向き、母は娘の後ろに回って座る。
・これから読む本を左側に隠し、次に読む本への期待感を高める。
・左側から取り出した本を読み聞かせ、終わると右側に本を隠す。
・左右に大きなクッションを置くことで、これから読む本や読み終わった本に集中力が分散しないように隠しておく。

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そうやって5冊ほど読むと、娘はだんだんと眠くなり、目をこすったり本を必要以上に触ろうとしたりと落ち着きがなくなってきます。
そうなると潮時で、終わりの歌を歌って、リビングにある様々な人形におやすみの挨拶をして寝室へと向かいます。

そんな行動を毎日同じように行うことで、娘は本を読む習慣を確立していきました。

実行してくれた妻には感謝ですね。

1歳2ヶ月の娘

子どもは環境設定で好奇心が育つ

ここまで、娘が本を読むようになったことを嬉しそうに書きましたが、別に本を読んでもいいし読まなくてもいいんです。

僕が「楽しい」と感じたことは、子どもは「環境設定で行動が変化していく」ことを実感したことだから。
「本を読もうね」と伝えるよりも、「その行動を起こしやすい環境」をつくることが大切だなと改めて実感できたことが、とても楽しく感じました。

今の段階では先述した手立てが有効だったかもしれないけれど、もう少し大きくなると「僕や妻が黙って本を読んでいること」が娘にとって行動を起こしやすい環境設定になるのかもしれません。

子どもをよく見て、どんな手立てをすれば行動を起こしやすくなるのかを考え、実践してみることをオススメします。

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■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

 

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