(2022年10月31日更新)
この記事ではクレイジージャーニーのおすすめノンフィクション本20選を紹介します。
クレイジージャーニーは、松本人志さん・小池栄子さん・設楽統さんがMCの人気番組です。番組には行動力が並外れているクレイジージャーニーの旅に密着し、驚愕の旅の様子が放送されます。
そんな世間の常識から外れたクレイジージャーニーの思考や行動がわかるノンフィクション本を紹介します。
非日常のノンフィクション本は単純に面白いので、ぜひ読んでみてください!
目次
- クレイジージャーニーのノンフィクション本を紹介
- クレイジージャーニーのノンフィクション本
- 【クレイジージャーニーの本①】関野吉晴『グレートジャーニー探検記』
- 【クレイジージャーニーの本②】高野秀行『幻獣ムベンベを追え』
- 【クレイジージャーニーの本③】丸山ゴンザレス『世界ヤバすぎ! 危険地帯の歩き方』
- 【クレイジージャーニーの本④】服部文祥『サバイバル登山入門』
- 【クレイジージャーニーの本⑤】荻田泰永『北極男』
- 【クレイジージャーニーの本⑥】佐藤健寿『奇界遺産』
- 【クレイジージャーニーの本⑦】塩沼亮潤『人生生涯小僧のこころ』
- 【クレイジージャーニーの本⑧】吉田勝次『洞窟ばか』
- 【クレイジージャーニーの本⑨】高井研『微生物ハンター、深海を行く』
- 【クレイジージャーニーの本⑩】宮城公博『外道クライマー』
- 【クレイジージャーニーの本⑪】本多有香『犬と走る』
- 【クレイジージャーニーの本⑫】篠宮龍三『素潜り世界一』
- 【クレイジージャーニーの本⑬】松本紀生『極北のひかり』
- 【クレイジージャーニーの本⑭】竹内洋岳『下山の哲学』
- 【クレイジージャーニーの本⑮】木原直哉『東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考』
- 【クレイジージャーニーの本⑯】林典子『キルギスの誘拐結婚』
- 【クレイジージャーニーの本⑰】永瀬忠志『リヤカーマンからの贈る言葉』
- 【クレイジージャーニーの本⑱】角幡唯介『極夜行』
- 【クレイジージャーニーの本⑲】石川直樹『地上に星座をつくる』
- 【クレイジージャーニーの本⑳】前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』
- クレイジージャーニーたちのノンフィクション本まとめ
- クレイジージャーニーのノンフィクション本はオーディブルで聴ける?
- おすすめの本をジャンルごとにまとめて紹介
クレイジージャーニーのノンフィクション本を紹介
この記事では、クレイジージャーニーのおすすめノンフィクション本20選を紹介します。
クレイジージャーニーの本って、どんな本?
そもそも、クレイジージャーニーってどんな人たちのこと?
今回紹介するノンフィクション本は、普通の人は行かない場所や、やらない旅のスタイルを実行しているクレイジージャーニーが、これまでの旅や思考をまとめた本です。
例えば「洞窟を旅する人」や「大真面目にコンゴに怪獣を捜しに行く人」や、「素潜りで115m潜る人」とかのノンフィクション本です。
他にも「登ってはいけない神聖な滝を登って逮捕された人」や、「犬とともに狩猟をして熊を射つ人」や、「犬ぞりをするためアラスカに住んだ人」といった猛者たちです。
うん、クレイジージャーニーだね…笑
世の中には僕らの暮らしから外れた世界で活躍している「超ヤバい思考のクレイジージャーニー」がたくさんいます。
番組のクレイジージャーニーに出演していた方たちは、だいたい書籍を出版していて、映像ではなく文字でより詳しい情報や感情を私たちを届けてくれています。
今回はその道をとことん極めたクレイジージャーニーたちのノンフィクション本を紹介します。
関野吉晴、高野秀行、丸山ゴンザレス、服部文祥、荻田泰永、佐藤健寿、塩沼亮潤、吉田勝次、高井研、宮城公博、本多有香、篠宮龍三、松本紀生、竹内洋岳、木原直哉、林典子、永瀬忠志、角幡唯介、石川直樹、前野ウルド浩太郎
クレイジージャーニーのノンフィクション本
【クレイジージャーニーの本①】
関野吉晴『グレートジャーニー探検記』
人類の歴史を辿った壮大ノンフィクション本
クレイジージャーニーのおすすめ本1冊目は関野吉晴さん「グレートジャーニー探検記」です。
アフリカから人類の歩みと同じように旅をした超ヤバい人ですが、大学教授でもあります。
クレイジージャーニーの中でも特にぶっ飛んでる関野義晴さん。
関野さんが実践したグレートジャーニーの旅は、「海を渡るためには船がいるから、それなら木から船を作るんだけど、その木を切るための斧を作るから、砂鉄を集めて…」みたいな、途方もない旅。
学生たちをつかって砂鉄を集めている映像を見たことがあるけど、狂気の沙汰としか思えなかった(笑)
大学教授でもあって大真面目なクレイジージャーニーの関野吉晴さんの本は一度読んでみてほしい!
【クレイジージャーニーの本②】
高野秀行『幻獣ムベンベを追え』
高野秀行の原点ノンフィクション本
クレイジージャーニーのおすすめ本2冊目は高野秀行さん「幻獣ムベンベを追え」です。アフリカのコンゴに怪獣を探しに行くというミッションを大真面目にやっています。
クレイジージャーニーの中でも知名度の高いレジェンド辺境作家の高野秀行さん。
誰も行かないところへ行き、誰もしないことをし、それを面白おかしく書くをモットーに、たくさんの著作があります。
ムベンベはコンゴに怪獣を探しに行くという、一見馬鹿げていることを、チームを組んで探査機を使ったり、現地人をかなりたくさん雇ったり、大真面目にやっているから、めちゃくちゃ面白いノンフィクション本です。
高野秀行さんは僕自身が小説ばかりを好んで読んでいた頃に出会い、ノンフィクション本の楽しさや奥深さを教えてくれた作家です。
高野秀行さんの本はこのブログでも何度も紹介しています。
関連する記事もたくんあるので合わせて読んでみてください!
心からおすすめできる面白いエッセイ本12冊【日常や旅がテーマ】
心からおすすめのノンフィクション本15冊【事実は小説より奇なり】
心からおすすめできる面白いエッセイ本12冊【日常や旅がテーマ】クレイジージャーニー高野秀行さんの本は全て読んできましたが最新刊の『語学の天才まで1億光年』、講談社ノンフィクション賞を受賞した『謎の独立国家ソマリランド』、最高傑作とも言われている『西南シルクロードは密林に消える』が特にオススメです!
【クレイジージャーニーの本③】
丸山ゴンザレス『世界ヤバすぎ! 危険地帯の歩き方』
クレイジージャーニー最多出演の丸山ゴンザレス
クレイジージャーニーのおすすめ本3冊目は丸山ゴンザレスさん「世界ヤバすぎ! 危険地帯の歩き方」です。危険地帯ジャーナリストが世界の危険な場所に突撃取材をするノンフィクション本です。
クレイジージャーニー最多出演の丸山ゴンザレスさんがスラム街や犯罪組織といった世界のヤバい場所に突撃取材をしたこれまでの旅をまとめた本。
あらゆる修羅場をくぐってきた丸山ゴンザレスさんの旅のテクニックやノウハウも書かれていて、クレイジージャーニー好きは読んでほしい一冊。
【クレイジージャーニーの本④】
服部文祥『サバイバル登山入門』
サバイバル登山家の本
クレイジージャーニーのおすすめ本4冊目は服部文祥さん「サバイバル登山入門」です。テントなし、スマホなし、米と調味料だけを持ってシカや動物を撃ち、イワナや魚を釣って、山旅を続けるサバイバル登山の極意。
サバイバル登山家としてメディアへの露出も多い服部文祥さんのサバイバル登山について書かれたノンフィクション本。
ちなみにサバイバル登山とは、長期山行に装備と食料を極力持ち込まず、食料を現地調達するスタイルの登山。
なのでもちろん狩猟もするし、GPSを持ち込もうとしないし、テントなんかも使わないというまさにクレイジージャーニー。
紹介した『サバイバル登山入門』はもちろん、『サバイバル家族』はめちゃくちゃ面白いエッセイだし、『ツンドラサバイバル』は最後のシーンで泣きそうになる名作なので合わせて読んでみてください!
【クレイジージャーニーの本⑤】
荻田泰永『北極男』
北極冒険家・荻田泰永のデビュー作
クレイジージャーニーのおすすめ本5冊目は荻田泰永さん「北極男」です。初めての旅が北極で、それから北極を歩く旅を続けたクレイジージャーニーです。
クレイジージャーニーに何度も出演しているので知っている方も多いはずの荻田泰永さん。
こういうクレイジーな旅を人知れず続けてきた人が世間に発見されるのは、メディアの素晴らしさですね。
誰に頼まれたわけでもないのに、ソリを引きながら北極を冒険し続けている荻田泰永さんは、初めての海外が北極旅だったという異色の旅人のノンフィクション本です。
【クレイジージャーニーの本⑥】
佐藤健寿『奇界遺産』
奇界遺産の大人気写真家
クレイジージャーニーのおすすめ本6冊目は佐藤健寿さん「奇界遺産」です。世界の摩訶不思議な場所を撮影した大型写真集のノンフィクション本です。
クレイジージャーニーの大人気写真家である佐藤健寿さん。
世界にある様々な謎めいた施設やモニュメントを撮影したインパクト絶大のノンフィクション写真集。アメリカのUFO基地であるエリア51や 南米ボリビアの忍者学が掲載されていて、ページをめくるたびにワクワクさせられる一冊。
クレイジージャーニー佐藤健寿さんの本はインパクト絶大で思わず手に取りたくなる本が多くあります。佐藤健寿の名を世に広げた『世界の廃墟』、最新本の『世界』、膨大なイラストと写真で世界の不思議を解説した『THE WONDER MAPS 世界不思議地図』が特にオススメです!
【クレイジージャーニーの本⑦】
塩沼亮潤『人生生涯小僧のこころ』
最強の大阿闍梨
クレイジージャーニーのおすすめ本7冊目は塩沼亮潤さん「人生生涯小僧のこころ」です。1300年で2人した達成していない生死を賭けた修行を達成した最強の坊さんのノンフィクション本です。
クレイジージャーニーに特集されて話題になった最強の大阿闍梨である塩沼亮潤さん。
『千日回峰行』という往復48キロ、高低差1,300mの山道を毎日、16時間かけて9年間歩き続ける修行を達成した後に『四無行』という断食、断水、不眠、不臥(食べない、飲まない、寝ない、横にならない)を9日間続ける修行を達成したドキュメント本です。
【クレイジージャーニーの本⑧】
吉田勝次『洞窟ばか』
洞窟探検家の第一人者
クレイジージャーニーのおすすめ本8冊目は吉田勝次さん「洞窟ばか」です。洞窟探検はまだ未発見のものも多く、人類未踏の地を踏めることが魅力ですね。
洞窟探検家のクレイジージャーニー吉田勝次さん。撮影にも力を入れているので、証明をしっかり照らして撮る写真はとてもインパクトがあって魅力的です。
洞窟探検は水の中に入ったり、視界が全く見えなくなったり、方向感覚を失ったり、死の危険が圧倒的に高くありますが、人類未踏の地を踏める魅力もあって、これから更に注目を集めていくクレイジージャーニーです。
【クレイジージャーニーの本⑨】
高井研『微生物ハンター、深海を行く』
最強の大阿闍梨
クレイジージャーニーのおすすめ本9冊目は高井研さん「微生物ハンター、深海を行く」です。深海を研究するJAMSTECの地球微生物学者の高井研さんものキャラクターの濃さが魅力の一冊です。
クレイジージャーニーにも出演した高井研さんを追ったドキュメント本『微生物ハンター、深海を行く』は、何者でもなかった高井研さんが、深海の世界にどっぷりとハマり、日本で最も深海を旅している人になっていくドキュメント本です。深海・地殻内生物圏研究分野の第一人者でありながら、その物言いの面白さでメディアに時々出演する高井研さん、めちゃくちゃ面白いですよ!
【クレイジージャーニーの本⑩】
宮城公博『外道クライマー』
最強の大阿闍梨
クレイジージャーニーのおすすめ本10冊目は宮城公博さん「外道クライマー」です。日本で十指に入るクライマーでありながら、世界遺産・那智の滝を登攀しようとして逮捕されたクレイジージャーニーです。
宮城公博さんは、アルパインクライミングの世界では日本で十指に入るという実力者でありながらも、登ってはいけないとされている那智の滝を登って逮捕されたり、セクシー登山部として裸姿で雪山を登るかけ昇る姿を高画質動画で美しく撮影する一癖も二癖もあるクレイジージャーニー。
ユーモアと狂気が混同した面白いノンフィクション本です。
【クレイジージャーニーの本⑪】
本多有香『犬と走る』
アラスカに犬ぞりをするために移住した女性
クレイジージャーニーのおすすめ本11冊目は本多有香さん「犬と走る」です。アラスカで犬ぞり使いになるために単身で渡り、イチから犬ぞりを始めたクレイジージャーニーです。
植村直己冒険賞を受賞した本多有香さんは、アラスカで犬ぞりのレースに出走するマッシャーになるため、アラスカに渡り、犬ぞりの修行をはじめたクレイジージャーニーです。
レースに出るためには、犬の訓練をしなければならなくて、訓練するためには犬を飼う必要があって、そのためには…と次から次へとやることがある。
アラスカの大地で、犬ぞりに魅了された15年間を綴るノンフィクション本です。
【クレイジージャーニーの本⑫】
篠宮龍三『素潜り世界一』
100m以上を素潜りする超人
クレイジージャーニーのおすすめ本12冊目は篠宮龍三さん「素潜り世界一」です。素潜りで115mを潜ってしまうクレイジージャーニーです。
世の中には、僕らができる常識の外側にいる人たちが存在します。例えば、100mを9秒台で走ったり、走り幅跳びで8m跳ぶのもその1つ。
篠宮龍三さんはフリーダイビングという競技の日本記録保持者で、世界でも有数のダイバーであり、なんと素潜りで115mを潜ってしまうクレイジージャーニーです。もう意味がわかりません。
そんな素潜り世界一を目指して挑戦した姿を追ったドキュメント本です
【クレイジージャーニーの本⑬】
松本紀生『極北のひかり』
アラスカに通い続ける写真家
クレイジージャーニーのおすすめ本13冊目は松本紀生さん「極北のひかり」です。二十数年間アラスカの誰もいない原野で一人、キャンプをしながら写真を撮るクレイジージャーニーです。
松本紀生さんは、誰もいないアラスカの原野にセスナ機で降りたち、かまくらを作って厳冬期のアラスカを撮影する写真家です。情熱大陸では奇跡のオーロラを撮影する様子を追ったドキュメントが放送され、話題になりました。
マイナス四十度の世界に通い続けるクレイジージャーニー松本紀生さんの初のドキュメント本です。写真集もめちゃくちゃ美しいのでぜひ見てほしい!
【クレイジージャーニーの本⑭】
竹内洋岳『下山の哲学』
日本人で初めて8000mの山を全て登った登山家
クレイジージャーニーのおすすめ本14冊目は竹内洋岳さん「下山の哲学」です。日本人で初めて世界の8000メートル峰14座を登った山登りのクレイジージャーニーです。
竹内洋岳さんは、現在の日本で最も有名な登山家で、日本人で初めて世界の8000メートル峰14座を全て登ったクレイジージャーニーです。
何度も死にかけてきた竹内洋岳さんが「下山」に注目して追った登山書では初の下山ドキュメント本。
めちゃくちゃ面白かったので、2021年に読んだ本の第三位にランクインしました。
【クレイジージャーニーの本⑮】
木原直哉『東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考』
日本ポーカー界の第一人者
クレイジージャーニーのおすすめ本15冊目は木原直哉さん「東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考」です。東大卒でプロのポーカープレイヤーとして活躍するクレイジージャーニー。
木原直哉さんは東大卒の頭脳を活かしてプロのポーカープレイヤーとして活躍するクレイジージャーニー。
ポーカーが日本でも人気になってきていますが、木原直哉さんはその第一人者と言っていいでしょう。
確率に基づいて「勝つために必要なこと」や「チャンスを逃さない技術」を綴ったノンフィクション本。
【クレイジージャーニーの本⑯】
林典子『キルギスの誘拐結婚』
キルギスに古くからある誘拐結婚を追った写真ドキュメント
クレイジージャーニーのおすすめ本16冊目は林典子さん「キルギスの誘拐結婚」です。中央アジアのキルギスで現在も行われている「誘拐結婚」を追ったドキュメント本です。
日本人で初めて世界最大規模の報道写真祭「ビザ・プール・リマージュ」で金賞を受賞した写真家・林典子さんのノンフィクション本。
「誘拐」と「結婚」という、相反する言葉が合わさった究極のパワーワードが、2021年の今でも現実世界で起こっている。『若い男が街中で出会った女性に「あの子と結婚したい!」と思い立ち、仲間を連れて女性を誘拐し、家族の待つ男の自宅へ連れていき、両親や祖父母を含めた一家総出で女性を説得し、結婚させる』という、ドラマでも思いつかないような慣習がキルギスに現在も残っている。
泣きながら男の祖母や母親に説得され、結婚を受け入れる様子が克明に記録されていて、これぞまさにノンフィクションと唸ってしまう一冊。
【クレイジージャーニーの本⑰】
永瀬忠志『リヤカーマンからの贈る言葉』
リヤカーを引いて地球一周分を歩いた男
クレイジージャーニーのおすすめ本17冊目は永瀬忠志さん「リヤカーマンからの〝贈る言葉〟」です。リヤカーを引きながら地球上を歩き続けるクレイジージャーニーです。
リヤカーマンこと永瀬忠志さんの『リヤカーマンからの〝贈る言葉〟』は、植村直己冒険賞を受賞したクレイジージャーニーです。
これまでの旅を振り返りながら、10代に贈るメッセージを綴った勇気をもらえる一冊。
『リヤカーマン、歩いて世界4万キロ冒険記』は、より永瀬忠志さんの少年時代からの人生を追っているドキュメント本です。Kindle unlimitedの会員なら無料で読めるので、ぜひ読んでみてください!
【クレイジージャーニーの本⑱】
角幡唯介『極夜行』
極夜の暗闇を旅した紀行文
クレイジージャーニーのおすすめ本18冊目は角幡唯介さん「極夜行」です。北極で白夜の反対の「極夜」を長期間探検するクレイジージャーニーのドキュメント本です。
探検家の角幡唯介さんの『極夜行』は、このブログでも何度も紹介している最高のノンフィクション本です。
タイトルにもなっている「極夜」とは白夜の反対の言葉で、冬の間は朝になっても太陽が昇らない現象です。
探検家・角幡唯介が四年の歳月をかけて太陽の昇らない冬の北極圏を探検する旅をまとめた一冊。僕の2018年のベスト本です。
【クレイジージャーニーの本⑲】
石川直樹『地上に星座をつくる』
ヒマラヤの8000mを登る写真家
クレイジージャーニーのおすすめ本19冊目は石川直樹さん「地上に星座をつくる」です。ヒマラヤの8000mを何座も登りながら美しい写真を撮るクレイジージャーニーです。
写真家の石川直樹さんの『地上に星座をつくる』は、世界を旅する写真家のノンフィクション本です。
このブログでもお馴染みの写真家・石川直樹さんは、移動距離が尋常じゃない写真家です。
この本には、ヒマラヤの8000mが何度も出てきたかと思ったら、ダッカにいたり、カナダにいたり、東北にいたり、もう、いつもどこかを旅しています。
それを美しい写真と、臨場感のある文章で表現することのできる稀有な存在のクレイジージャーニーですね。
【クレイジージャーニーの本⑳】
前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』
バッタ研究者のノンフィクション本
クレイジージャーニーのおすすめ本20冊目は前野ウルド浩太郎さん「バッタを倒しにアフリカへ」です。アフリカのモーリタニアにバッタの大群を倒しに行くというクレイジージャーニー。
バッタ研究者の前野ウルド浩太郎さんがアフリカで甚大な被害を追っているバッタを倒しに行くノンフィクション本。
さきほどの深海研究者の高井研さんに引き続き、ヤバい研究者シリーズです。
近年、アフリカでは食糧難になるほどバッタ被害が拡大化していてインドを超えて中国近辺まで来たそうですが、前野ウルド浩太郎さんがバッタ研究者としてアフリカへ行くドタバタ劇です。
2010年にはアフリカからインドを超えて中国近辺まで来たそうで、その生命力と被害の大きさは、深刻な社会問題になっています。
そんなバッタ研究者が、アフリカのモーリタニアにバッタの大群を倒しに行くという、ヤバい話。
クレイジージャーニーたちのノンフィクション本まとめ
クレイジージャーニーに出演している旅人たちのノンフィクション本を20作品紹介してきました。
ここに紹介した本は、僕がこれまで読んだ1600冊の本を記録してきた中で、面白いと感じたクレイジージャーニーたちのノンフィクション本です。
「洞窟ばかり旅する人」や「大真面目にコンゴに怪獣を捜しに行く人」や、「素潜りで115m潜る人」がいて、「登ってはいけない神聖な滝を登って逮捕された人」や、「犬とともに狩猟をして熊を射つ人」や、「犬ぞりをするためアラスカに住んだ人」なんかを紹介しました。
ぜひ、クレイジージャーニーの世界を楽しんでください!
クレイジージャーニーのノンフィクション本はオーディブルで聴ける?
僕が面白いノンフィクション本を紹介した記事から丸山ゴンザレスさんの『アジア「罰当たり」旅行』audibleの聴き放題対象本として聴く読書を楽しめます。
オーディブル(audible)は、Amazonが提供している聴く読書サービスで、入会最初の1ヶ月間は無料体験を実施しています。つまり、1ヶ月間は聴き放題対象作品の本が全て無料で聴けるサービスなので、めちゃくちゃお得です。
今回紹介した丸山ゴンザレスさんの『アジア「罰当たり」旅行』は1ヶ月間は無料で聴けます。
他にも、傑作ノンフィクション『サピエンス全史』や、お金の悩みのヒントをもらえる『ジェイソン流お金の増やし方』など、話題の本が全て無料で聴けます。
「聴く読書」をまだ試していない方は、この機会にぜひ登録して試してみてください!
もちろん無料体験期間内に解約すれば、完全無料。解約も簡単ですので、ぜひ試してみてください!
『audibleオーディブル』の話題が出たので紹介すると、audibleは聴き放題と言ってもたいした本がないんでしょ?と考える方もいらっしゃるかと思いますが、これがビックリするほど読み応えのある本が揃っています。
このブログでは、audible(オーディブル)について詳しく書いた記事があるので、興味のある方は読んでみてください!
おすすめの本をジャンルごとにまとめて紹介
2005年から読んだ本を全て記録しています。その記録が1600冊を超えたので、本当にオススメする本について、ジャンルごとに紹介していきます。
今回はそのシリーズ第13弾「クレイジージャーニーのノンフィクション本」について、紹介しました。
他にも様々なジャンルの本を紹介しているので、ぜひ読んでみてください!
<おすすめの本を紹介した記事>
■第1弾は本当にオススメする写真家が書いた本
■第2弾は本当にオススメする「エッセイ」
■第3弾は本当にオススメする「サッカーにまつわる本」
■第4弾は本当にオススメする「旅の本・紀行文」
■第5弾は本当にオススメする「ルポタージュ」
■第6弾は本当にオススメする「日本の現代小説」
■第7弾は心からオススメする「家族愛を感じさせる写真集」
■第8弾は「旅をテーマとした写真」を撮りたいと思ったときに参考になるオススメの旅写真集12冊
■第9弾は誰かに贈りたくなるプレゼント本50冊
■第10弾はオススメの伊坂幸太郎作品ランキング・トップ10
■第11弾は「アラスカを旅した写真家・星野道夫の魅力とオススメの本・写真集」
■第12弾はオススメのシリーズ本「就職しないで生きるには」
■第13弾はオススメの「超ヤバい人(スペシャリスト)の本」←今回の記事
■第14弾は3歳におすすめの「子どもが何度も読み返すおもしろい絵本」
■第15弾は探検家・角幡唯介のオススメ本10選と3つの魅力を紹介
■第16弾は本当にオススメの「ノンフィクション」
■番外編:心からオススメできる面白い映画12作品
【旅をずっと楽しめる】旅の選択肢を増やすオススメのスキル8選を紹介しています。