心からオススメできる面白い映画(リンクレイター監督最高!!)

リンクレイター・是枝裕和・ジブリ…
面白い映画を紹介

心からオススメする面白い映画」を紹介しています。
きっと皆さんよく知った作品から、あまり知らない作品まで幅広くあるかと思います。ちなみに個人的な好みでいうと、アクション映画のようなドンバチ爆発映画は全くランクインしていなくて、どちらかというと淡々と過ぎていくような話がメインで紹介されています。

目次

本当に面白いオススメの映画を紹介【洋画編】

6歳のボクが、大人になるまで
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

 


6才のボクが、大人になるまで。(字幕版)

原題は「Boyhood」で、リチャード・リンクレイター監督が、恐ろしい手法で映画を撮ったことで話題になった作品。是枝監督が、子役が際立つ映画と紹介していました。

主な登場人物は4人の家族。主人公の少年、姉、父、母。ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を1年に1回撮影し、12年間かけて記録したドラマである。

まず、その設定だけで背景を想像するとおもしろすぎる。6歳の少年が思春期を迎えた頃に「もう演技なんてしたくないよ」と言えばそれまでだし、12年後に公開される映画に誰が出資したんだろうとかすら考えてしまう。物語が進んでいく過程で、ドラゴンボールやテレビゲームやオバマや音楽が時代を象徴するように挿入されていく。

物語のストーリーとしては、これまた特別なことが起きないよくある普通の家庭の話だ。宇宙人が攻めてくるわけでも、大事故に合うわけでもなく、6歳の少年が少しずつ大きくなり、両親が離婚し、恋をし、セックスをして、タバコを吸い、髭をはやし、自分の趣味に目覚めていく。ただ、その成長過程が見ていておもしろい。

6歳のメイソンの物語は、日本人の私の物語となって、映画の世界に引き込まれていく。

きっと、映画史に残る作品。一番好きな映画は?と聞かれたら、迷わずこの作品の名前を挙げる。

 

ビフォア・サンセット
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

 


ビフォア・サンセット(字幕版)

さきほど紹介したリチャード・リンクレイター監督の「ビフォア」シリーズ3部作の第2作にあたる作品です。

その第1作目は「ビフォア・サンライズ
電車の中で出会った男女が恋に落ち、夜通しウィーンの街を歩きながら話をするという恋愛映画だ。これはまあ、私にとっては普通の恋愛映画で特別オススメなわけではない。

そして、第2作目は今回挙げる「ビフォア・サンセット
第1作目から9年後に公開されたのだが、脚本の設定も1作目から9年後ということで、主人公の二人がそれぞれ実際に9年加齢している姿が映し出されている。この設定、ほんとグっとくる。

年齢からくる容姿はもちろん、環境の変化や、考え方の変化なんかも含めて、時間の経過がそのまま記録されているような感覚になる。登場人物は一作目からほぼ二人だけで、二人がお喋りをするだけの映画だ。なにが起きるわけでもない。おそらくハリウッド映画が好きな人からすると「は?」の連続だろう。ただ、時間の経過が刻まれた映画というものは、恐ろしくノスタルジックで、そこに既に価値がある。

そして、もう9年後に「ビフォア・ミッドナイト」という3作目が上映されたので、この映画が好きな人にとってはもうお祭り状態。もし、4作目があるならば2022年。ずっと続いてほしいシリーズ作品。⇒でも、どうやら新作は公開されないようですね、残念。
Prime video対象作品

 

 

アクト・オブ・キリング
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

 


アクト・オブ・キリング《オリジナル全長版》

60年代、インドネシア。
密かに行われた100万人規模の大虐殺。
その実行者たちは、今も“英雄”として優雅に暮らしている。
事実を知った一人の映画作家が彼らにもちかけた。
あなたが行った虐殺を、もう一度演じてみませんか?

50年前にインドネシアで起こった共産党関係者の大虐殺。虐殺の加害者だった人々がその時の状況を再現した映像を作る。そしてそのメイキングをドキュメンタリー監督が撮影していくという奇抜なドキュメンタリー映画で、数々の賞を受賞した。

かつての虐殺者が、英雄として暮らす国。バリ島のあるインドネシアにそんなイメージをもっている日本人はほとんどいないだろう。
嬉々とした表情で虐殺を演じていく現在の英雄たち。ああでもない、こうでもないとバカバカしい演出を考え、時に被害者の役を演じる。
「当時の虐殺の様子はこうだった」「俺はもっと恫喝した」「拷問を与えた。」

だが、撮影が進むにつれて、加害者たちにある変化が沸き起こる。そして、衝撃のラストシーン。必見です。

 

ルック・オブ・サイレンス
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

アクト・オブ・キリングの続編「ルック・オブ・サイレンス」も必見。
1960年代にインドネシアで密かに行われた大虐殺を加害者視点で追った『アクト・オブ・キリング』を、被害者側から見つめ返すドキュメンタリー映画。兄を殺害された青年と加害者たちとの対面を通し、加害者の誰もが虐殺を自分の責任とは捉えていないという事実や、殺人の実行者たちが責任を感じることなく大罪を犯しえる心理的メカニズムを浮かび上がらせる。

 

ライフ・イズ・ビューティフル
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】


ライフ・イズ・ビューティフル (字幕版)

ナチス時代の政策により強制収容所に入ることになった親子。父親はその悲惨すぎる状況を子どもに悟られないように、ユーモアたっぷりに嘘をつき続ける。その嘘があまりにおかしく、微笑ましく、切ない。前半はコミカルに、後半はシリアスになっていき、物語の最終盤はその光景に息を呑む。何度も見れない作品だけど、時々ふと思い出す作品です。
親になった僕は、子どもに幸せになってもらいたいとただただ願う。きっと、今この映画を見返すと、また異なった感情が芽生えそうな気がします。

 

ショーシャンクの空に
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

 


ショーシャンクの空に(字幕版)

言わずと知れた名作映画。モーガン・フリーマン最強説を象徴するような作品です。ラストが秀逸で、見終わった後に静かな感動がきっとあなたを包んでくれるはず。

Prime video対象作品

 

フォレスト・ガンプ
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

 


フォレスト・ガンプ/一期一会 (字幕版)

なんと優しい映画なのかとため息が漏れるような名作。子どもの頃に見た記憶がとても美しい映画で、大学生の頃に見返してみたらめちゃくちゃ幸せな気持ちになりました。
様々な人との出会いがフォレストを幸せにし、同時にフォレストが幸せにさせていく。人生のスピードと、その境遇の不遇を嘆くことなくまっすぐと突き進む姿勢。日曜日の夜にこの映画を見て、月曜日を迎えたくなる。そんな作品です。

Prime video対象作品

 

12人の怒れる男
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】


大学の英語の授業でこの映画を見ました。最初は白黒で地味な映画だなあと見ていたら、時間の経過とともにどんどんと引き込まれていったことを覚えています。日本でも三谷幸喜さんが脚本の「十二人の優しい日本人」というオマージュ映画がありますので、こちらから入ってみてもいいかもしれません。2018年は低予算映画の「カメラを止めるな!」が話題になったが、密室から全く動かない低予算映画の代表格な作品です。

1人の少年の犯罪は、有罪なのか無罪なのか。もっと言えば死刑なのか否かを12人の陪審員たちが1つの部屋に籠もり話し合うという映画。パっと聞くと、有罪としか思えない状況下で部屋中が「有罪」という空気の中で、1人だけが有罪ではないと訴える人がいるところからストーリは展開していきます。

「少年の命は、そんなに軽いものではない。もっと議論をしたい」

1つの事象に向き合ったとき、人間は様々な反応を示すんですね。
他人の意見を聞こうとしない人、怒鳴り散らす人、早く帰りたがる人、偏見で死刑にさせようとする人。現実世界を密室空間で描いたとても興味深い作品です。

 

12人の優しい日本人
【本当に面白いオススメの映画(邦画編)】

さきほど紹介した「12人の怒れる男」を三谷幸喜さんが脚本でオマージュした作品。
あっけなく決まった審議に対して「審議では決まったけど、本音を言うと…」と軽く漏らしたことからはじまった議論。三谷幸喜さんらしい軽やかなリズムで映画は展開していき、笑いあり、涙ありのスリリングな流れにどんどん引き込まれていく。名作です。

 

はじまりへの旅
【本当に面白いオススメの映画(洋画編)】

 


はじまりへの旅(字幕版)

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の監督賞をはじめ、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞した作品。

現代社会から切り離された森の中で暮らす家族の物語。父親は学校に行かせることなく独自の教育方針に基づき、6人の子どもを育てていく。子どもは学校に行かず、森や岩場で毎日トレーニングし、食べるために狩猟する。夜は焚き火を囲いながら本を読み、自分の言葉で要約することを日々の課題とし、育てられていく。その結果、子どもたちは6ヶ国語を話すようになり、アスリート並の体力をもち、マルクスの資本論について自分の言葉で語ることができるようになった。

そんな生活をしていたある日、入院中の母レスリーが亡くなってしまう。一家は葬儀に出席するため、2400キロ離れたニューメキシコを目指して旅に出るのだが、知識や体力はあっても世間のことを知らない子どもたちは、現代社会とのギャップに戸惑うようになる。

父親は子どもに対して決して嘘や誤魔化すような言葉を使わない。「子どもってどうやったらできるの?」と聞かれたときも、詳しく淡々と事実を説明していく。親戚の大人たちがその子どもたちに「妻が死んだ理由」をはぐらかしながら説明しようとしている時も、それを遮り、「精神疾患で自殺した」と、事実を伝えていく。

当たり前や常識について考えさせられる作品。映像も美しく、画面から目が離せなくなっていく。面白い。

 

本当に面白いオススメの映画を紹介【邦画編】

万引き家族
【本当に面白いオススメの映画(邦画編)】

 


万引き家族

期待して映画館へ行ったら、その期待をお大幅に超えてきて、衝撃を受けた作品。
是枝監督のこれまでの作品要素を総動員したような映画

子役の演技指導が抜群にうまく、映像の美しさや設定の秀逸さ。社会への問題提起、そして、樹木希林さんの狂気。

正しいとされていることが必ずしも正しいのか、間違っているされていることが必ずしも間違っているのか。幸せだと思われていることが本当に幸せで、不幸だと思われていることが本当に不幸なのだろうか。物事はひとつの側面を見るだけではなく、多面的な視点をもっていることで見える世界が異なってくる

何度でも見たい。そのたびに新しい発見が見えてくる映画。

是枝裕和さんについての魅力、作品の特徴、オススメ映画を紹介した記事があるので、よかったら読んでみてください。

映画監督・是枝裕和監督の魅力と、絶対に見たほうがいいオススメ作品を紹介

 

ワンダフルライフ
【本当に面白いオススメの映画(邦画編)】


ワンダフルライフ

万引き家族や海街diaryの是枝監督が20年前に撮影した名作。今の是枝監督の手法を知っているからこそ、是枝さんの一番の魅力の部分はなにも変わっていないなと感じさせる。

映画の設定は死後の世界と、少々奇抜です。亡くなった方が一箇所に集められて「貴方の一番大切な思い出を1つだけ選んでください」と、尋ねられる。7日後に天国へ行く前に、生前で一番思い出に残った場面を再現した映画を作成する為だという。その映画を見て過去を思い出した瞬間に、死者たちは天国へ行くそうだ。

一人ひとり、自分の思い出の場面を話していく。カメラに対してテーブルを挟んだ死者は、椅子に座り、様々な想い出を語っていく。そう、万引き家族で安藤さくらが最後に語る名シーンと、ほぼ同じアングルです。
多くの方はお年寄りで、時々若者もいる。想い出を語る死者たち。その表情が、抜群にいいのだ。

是枝監督の本を読んだのだが、テスト撮影の為に集めた素人たちが「自分の一番の思い出の場面」を話す表情ががあまりに良かったので、演者ではなくそのまま素人を使うことにしたとか。
今までで一番の想い出を演技ではなく思い出話として語る表情は、とても優しく、聞いていて心地よい。

ドキュメンタリー出身の是枝監督がつくる映画が僕は好きだ。

 

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完全無料なので、1ヶ月間でぜひ鑑賞してみてください。



 

THE 有頂天ホテル
【本当に面白いオススメの映画(邦画編)】

三谷幸喜監督作品を挙げるならば、『最悪の大晦日に起こった、最高の奇跡』がキャッチコピーでお金をかけまくってオールスター・キャストを集めた「THE 有頂天ホテル」を紹介します。なんにも考えることなく、ワクワクしながらストーリーに身を任せていればいい映画です。
大晦日のホテルを舞台に、従業員と宿泊客それぞれが織りなす多彩なエピソード。劇中で多用されているワンシーンワンカットの長回しや、自由なカメラワークが見ていてワクワクします。

 

 

めがね
【本当に面白いオススメの映画(邦画編)】


個人的に「なにが起きるわけではない映画」が好きなのだけれど、そのトップに君臨するような「なにも起きない映画」
きっと見る人や状況によっては『めちゃくちゃ退屈な映画』と評されるだろうけど、個人的にはかなり好きな作品です。

映像は美しいし、舞台も美しいし、見ているだけでちょっとだけ幸福になれる。
このチームの映画には『かもめ食堂』や『プール』があってそれらもとても面白い映画なので、『めがね』が好きな人は見てみてください!

 

横道世之介
【本当に面白いオススメの映画(邦画編)】

 


横道世之介

吉田修一さんの小説を南極料理人の沖田監督が映画化した作品。「なんだかジワジワとくるいい作品だったな」という感想を持っていて、映画でもまさにそんな作品だった。
派手さとは全く無縁で、静かでのんびりまったりとした牧歌的。きっと退屈だと感じる人もいるかもしれない。あえてドラマになりそうな部分を描かず、何者でもない青年の日常を温かく表現した愛くるしい作品。かけがえのない時間を体感できるはず。一人で過ごす天気の良い日曜日にオススメ。

小説は続編も出ているほどの人気作品。僕の2019年のオススメ第6位に選定している作品です。

【2019年】本当に読んでよかったオススメ本ランキング11

 

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風の谷のナウシカ
【本当に面白いオススメの映画(アニメ編)】

ジブリ作品は、やっぱりナウシカですね。何度見ても、いつ見ても面白い。これが1984年の公開っていうからびっくりです。
ジブリには様々なヒロインが出てきますが、最高のヒロインはナウシカ一択でしょう。

 

魔女の宅急便
【本当に面白いオススメの映画(アニメ編)】


映画というのは見る時期によって、感じ方が大きく異なります。若い時期に見たときにはあまりピンとこなかった作品が、30代を超えてから見るとこんな素晴らしいメッセージがあったのかと驚くことがある。逆もまた然り。
ジブリ映画はどの作品ももちろん素敵なのですが、父になってから見た魔女の宅急便の冒頭シーンは強烈に胸に刺さりました。とはいえ、後半のキキの気難しさは「こいつ、面倒くさいな…」と思ったりもしますが(笑)

ちなみに鈴木敏夫さんの本で、魔女の宅急便のポスターを作成した際のエピソードが書かれていました。
パン屋でちょっと切なそうな表情を浮かべながら「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」と描かれたあの有名なポスターですね。

僕はいつもタイトル・コピー・ビジュアルの3点セットのバランスを考えるんです。タイトルですでに「魔女」であることも「宅急便」という仕事をしていることも伝えている。だったらコピーというビジュアルにその要素はいらない。あとは「思春期」というテーマをどう表現するか?そう考えて「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」というコピーと、パン屋で店番している絵を選んだ。

この辺りのことは、鈴木敏夫さんを詳しく書いた記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。


魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))
我が家では娘の希望から絵本を購入しました。

 

おおかみこどもの雨と雪
【本当に面白いオススメの映画(アニメ編)】

 


おおかみこどもの雨と雪

スーパー銭湯のリラックスルームでリクライニングシートに寝転がりながら、シートに付属した個人用テレビをふいにつけた時に出会った作品。その時まで、この作品のことはほとんど知らなかった。興味がなかったのだ。タイトルも、その絵のタッチも、ポスターも、どこにも魅力を感じなかった。

リクライニングシートに寝転がりながらマンガを読んでいると、なんだか聞こえてくる話に引きずり込まれている。だんだんとマンガに集中できなくなり、画面を見る時間のほうが長くなっていく。

そして、おおかみこどもがアパートを駆け回る驚異的なかわいさの映像を見た瞬間、僕はマンガを置き、それからは小さなモニターに釘付けになった。
個人的には、細田守監督の作品の中では断トツに最良の作品

映像はどんどん進化しているけれど、なんだか荒削りなこの作品が細田監督の根源のような気がしていて、とても好きな作品です。

おおかみこどもの雨と雪

 

 

オススメの映画を見ることができるサービスまとめ

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よかったら見てみてください。
そして、映画についての感想を教えてください。

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