【公募展を自主制作することになって3回目を開催中】僕が企画しているタビノコトバについて

2016年から2年に1度、僕が企画しているタビノコトバ

2016年から2年に1度、「旅」をテーマとした公募展・タビノコトバを企画しています。
現在、第3回の作品を募集しています。
募集要項:募集期間は5月20日から7月20日まで

タビノコトバとは?
「旅をテーマに文章・写真を公募し、採用作品から旅の文芸誌を作成・展示会を開催する」企画。
一人では実現することが困難な本の制作・展示会をプロデュースし、作品を発表する体験を設けることを通して、一歩を踏み出す方を応援することが目的。2016年の第1回を東京、2018年の第2回を鎌倉で開催。2020年に第3回を開催する。

今月は仕事の環境が変わり、娘を寝かしつけるとほとんどエネルギーが残っておらず、わずかに残ったエネルギーをタビノコトバに費やしたこともあって、ほとんどブログを書くことができなかった。

本業がありながら、こうやって時間や労力やお金をかけて開催し続けているタビノコトバ。

どうにかこの企画を必要としている人に届くことを願って、企画を進めている。

世界一周の旅で出会った4人が、2年に1度続けているこの企画が立ち上がった背景や、これまでの変遷について書きました。


第3回タビノコトバ募集要項

タビノコトバって、どんな企画なの?

タビノコトバとは「旅をテーマに文章・写真を公募し、採用作品から旅の文芸誌を作成・展示会を開催する」企画です。
ひとりでは実現することが困難な冊子の制作・展示会をプロデュースし、作品を発表する体験を通してそれぞれの旅の物語を共有することを目的としています。

2016年に第1回を東京「ギャラリーNIW」で開催し、2018年に第2回を鎌倉「水平線ギャラリー」で開催しました。また、福岡に出張してトークイベントを行うなど、講演活動も行っています。

タビノコトバvol.1(2016)
タビノコトバvol.2(2018)

 

STEP.1
作品募集
2020年5月20日から7月20日まで、「旅の終わりに」をテーマに文章・写真作品を募集しています。
タビノコトバの詳しい募集要項はコチラをご参照ください。
STEP.2
選考
2020年7月末に、一次・二次・最終選考を経て、採用作品を決定します。
採用されれば、旅の文芸誌に掲載・展示会に展示されることになります。
STEP.3
編集
採用された作品はタビノコトバvol.3という文芸誌に掲載されることになります。1冊の冊子として構成するため、作家さんの意向を最大限汲み取りながら、僕を含めた編集者とともに作品をブラッシュアップします。「この作業が大変だったけれど楽しかった」と言って頂けることが多いです。
STEP.4
展示会
タビノコトバ展として鎌倉の水平線ギャラリーで展示会を行います。展示期間中に作家を招いたトークイベントや、交流会を目的としたレセプションを開かせて頂きます。
STEP.5
連載
タビノコトバのHP上で連載エッセイをもって頂くことができます。自分の作品を定期的に読んで頂くきっかけになります。

過去のタビノコトバは、どんな内容だったの?

2016年に第1回を開催してから2018年に第2回・2020年に第3回と2年毎に定期的に開催しています。
第1回は東京のギャラリーNIWで、第2回は鎌倉の水平線ギャラリーで展示を行いました。

完成した旅の文芸誌を販売し、作品を額装して展示します。
また、採用作家を招いてトークイベントを行ったり、レセプションを開催して作家同士の交流を行い、旅をアウトプットして作品化することへ深める機会になるかと思います。

過去の展示の様子はこちら

【展示の様子】過去のタビノコトバ展の様子を写真で振り返ります

もちろん、僕もトークイベントで登壇させて頂きました。

タビノコトバに作品を応募すると、どんなことが起こるの?

タビノコトバに応募したくなる!企画の魅力を10個紹介するという記事にも書きましたが、自分がつくった作品が文芸誌になり、展示会で展示されることが大きな柱となります。

【旅を作品にしたい人へ】タビノコトバに応募したくなる!企画の魅力を10個紹介する

ただ、過去の採用作家の方々にインタビューをした中でタビノコトバに採用されて良かった点で多く挙げられた点は他にもあって、それは「採用作家同士の出会い」と「旅を作品にすることで気づくことがあった」という2点でした。

同じように「旅の文章を書く」「旅の写真を撮る」「旅から作品づくりにする」ということに興味があって、それらを体験しているという共通項があることで、日常ではなかなか共有できない楽しさがあったという点が魅力的だったという声が多く聞こえてきます。

過去の傾向では採用作家のほとんどが日常では書くことを仕事にしてるわけではなくて、普段はなかなか旅を作品にすることの楽しさを共有できない背景の中で、「ここに来るとそれが好きな人ばかりだったのでとても刺激になったし、嬉しかった」と仰っていた方もいらっしゃいました。

また、これまでインプットばかりだった自分自身の旅を見つめ直し、アウトプットすることでこれまでの旅を振り返り、自分がなにを楽しみ、なにが引っかかり、なにに気づいたのかを整理できたと多くの方が仰っています。
書くことを中心とした作品づくりをすることの醍醐味を表した表現だと思っていて、そうした経験ができることがタビノコトバの魅力です。

タビノコトバの企画者は、どんな人たちなの?

タビノコトバの企画者は4人います。
それぞれが2010年頃に長い旅をし、そこで偶然出会ったメンバーで構成されています。

私たちについて(スタッフの自己紹介)

また、これは全く意図していなかったのですがタビノコトバが応援される多くの理由となっているのが「本業が他にありながら、それとは別にこの企画をしていること」があります。

僕たち4人は本業がそれぞれ別にあって、企業がついているわけでもなく、個人団体の企画です。
それぞれ家族もいて、時間も労力もお金もかかるこの大掛かりな企画を2年に1度開催し続けています。

その辺りのことは【タビノコトバを続けていくことについて正直に書いてみました】という記事に詳しく書いてあるので、ぜひ読んでみてください。

【タビノコトバを続けていくことについて正直に書いてみました】※2018年に書いた記事から、2020年になって気持ちの変化を加筆修正しました

過去の採用作品について

過去の採用作品の幾つかを紹介します。

過去の採用作品1

過去の採用作品2


応募をお待ちしています

旅を通して感じたことを表現したい方、
自分の経験を発信する場を欲している方、
展示をしたいと思っているが方法がわからない方、
旅を通して新たなコミュニティを求めている方

ご応募をお待ちしています。

そして、タビノコトバを綴ることで、旅にもっと新しい発見をもち、また旅に出ようと思って頂けると幸いです。

あなたの旅の物語を聞かせてください。

【第3回タビノコトバ募集要項】旅の文章・写真を本にまとめて展示会を開催

時間も労力もお金もかかる中で続けていくこと

冒頭にも書いたが、今月は日々で消耗した中でわずかに残ったエネルギーをタビノコトバに費やした。

本業がありながら、こうやって時間や労力やお金をかけて開催し続けている。
それはもう、大げさに言えば命を削りながら続けている行為だけれど、それが喜びを生むことも知っていて、その喜びを味わうために走っている。

どうにかこの企画を必要としている人に届くことを願って、このブログを書きました。

あなたの周囲に必要としてそうな方がいれば、ぜひこの企画を届けてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です