この記事では、「僕の写真集『SEEKING QUIETNESS』が福岡県のつながるバス停に蔵書されました」という報告を書いています。
身の回りに起こったニュースやお知らせ記事を「ニュース・お知らせ」とカテゴリーで分類しているので、ぜひ読んでみてください。
僕が企画しているタビノコトバの募集要項が公開されました
僕が2016年から2年に1度行っている企画“タビノコトバ”の第3回募集要項が公開されました。
タビノコトバとは?
タビノコノバを始めた理由
2016年にタビノコノバを始めたきっかけは、旅を作品として発表する人を応援したいという気持ちからだった。
僕自身が旅を表現する写真展をしたり本を作ったりしてみたいと思いながら、その勇気もやり方もわからずに悶々とした時間を過ごした経験があったから。
同じように表現したくてもなかなか行動できなかった人の背中を押さればと思い、旅の文章を公募し、採用作品を掲載した冊子を作成・展示会を開催するタビノコノバをスタートさせた。
せっかく旅の企画をするのならばと、旅で出会った仲間を誘うことにした。
僕を含めて全てのメンバーに本業があったが、本業がありながらこんな大きな企画をするのも楽しめそうな仲間を誘った。
時間も労力もお金もかかる。それでもやりたいと言ってくれた仲間がいたことに、とても感謝している。
2016年の第1回で作品が集まり、予定通り旅の文章を集めた冊子を作り、展示会を開催した。
展示会を開いた際のレセプションでは、採用作家が大阪や北海道やニューヨーク(!?)から集まってくれた。
嘘のような本当の話だ。
「自分の作品が認められて嬉しかった」
「同じように旅の作品を作っている人と会えて貴重な場になった」
「商業的でない姿勢が応援したくなった」
という意見を頂き、企画を続けていくことの価値を再認識した。
2018年の第2回では、展示場所を鎌倉にうつし、前回よりもたくさんの方が会場に足を運んでもらった。
作家の中にはトークイベントに登壇してもらった方もいて、正に旅を表現する場の形が見えてきた。
そして第2回で採用された方々に連載記事を書いてもらうことになり、旅の文章を発表するメディアとして定着しつつある。
第3回を始めようとした矢先、コロナ騒動が起き始めた
いよいよ2020年に第3回を開催しようとしている矢先、新型コロナウィルス騒動が世界中に混乱を招いた。
旅ができにくい環境になり、この企画も開催の有無を話し合った。
様々な意見がでた中で「旅に出られない今だからこそ、旅を表現するこの企画を開催することに更に意味を増す」という結論にたどり着いた
今までの旅をちょっと立ち止まって書き記すことで、なにが引っかかったのか、何が特別だったのか、何に気づいたのか。
そんな思考の整理ができるのが作品づくりの魅力で、自分の内面と対峙する機会は失われていないと判断し、開催を決めた。
そんなタビノコノバの第3回が開催される。
簡単に書いてあるが、第3回だ。歴史が積み重なっていくことにとても興奮している。
今回のテーマは「旅の終わりに」
旅の終わりに誰かに伝えたくなった言葉
旅の終わりに食べたくなった食事
旅の終わりに考えたこと
旅の終わりに会いたくなった人
「旅の終わりに」をテーマに、文章と写真作品を募集する。
文章に関しては、エッセイ・小説・詩などなんでもOK。
写真に関しては、単写真・組写真いずれもOK。
あなたの旅の物語を聞かせてほしい。
募集期間は5月20日から7月20日まで。
この自宅待機期間に、ぜひ作品づくりに取り組んでみてください!
募集要項
タビノコノバの紹介記事
【過去のタビノコトバの様子を写真で紹介します】
【企画者目線でタビノコトバの魅力を5つ書いてみました】
【本業がありながらこんな企画を続けていくことについて正直に書いてみました】
【タビノコトバを企画していて魅力的だと気づいたことは、採用作家と出会うこと】
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読んでくださってありがとうございました。
日々考えたことの記事をまとめましたので、ぜひ読んでみてください。
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