下北沢のBAR LAST CHANCEで展示された写真展『Quiet Cuba-Tokyo』が終了しました

SOGEN

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僕の写真が2021年5月1日から15日まで下北沢のBAR LAST CHANCEで展示され、期間が終了しましたので、この記事ではその展示から感じたことを雑記として綴っています。

また、今回で個人的な展示としては4回目となるのですが、これまでの展示は全てギャラリーで展示してきました。今回、初めて飲食店で写真を展示しので、写真展を開催するときに「ギャラリーと飲食店での違い」について、まとめた記事を近いうちに書こうと思います。

 

「はじめての写真展を開く方法」を解説したシリーズ記事があるのですが、今回の飲食店での展示経験が記事構成に反映できそうなので、近いうちにリライトします。
はじめての写真展を開く方法① 〜会場選択・ギャラリー編〜
はじめての写真展を開く方法⑥ 〜当日持参する道具編〜

キューバと東京の静寂をテーマとした写真展「Quiet Cuba-Tokyo」を開催した経緯

下北沢のBAR LAST CHANCEで展示される写真展『Quiet Cuba-Tokyo』について」の記事でも紹介しましたが、この展示は1年以上前から開催することが決まっていました。

神楽坂のBeihind the galleryで写真展「Quiet Cuba」を開催したときに、下北沢のバー「ラストチャンス」のオーナーが展示に足を運んでくださり、そこで光栄にも「うちで展示をしませんか?」と声をかけて頂きました。

►参考:SOGEN HIROSHIの写真集”SEEKING QUIETNESS”の出版を記念した写真展”Quiet Cuba”が終了しました

 

ラストチャンスは既に展示の予定がギッチリと詰まっている人気のBARで、1年後の開催ということで2021年5月1日より開催することになっていたのですが、まさかあの時、1年後にも緊急事態宣言が出ているとは思っていませんでした(笑)

 

お店が「ラム酒とキューバをこよなく愛す」というお店なので、当初はキューバの写真だけを展示しようかなと当時はぼんやりと考えていました。
そこから、あれよあれよと新型コロナウイルスが世界的に大流行し、海外を旅することもなかなかできにくいくなったことも影響して、「東京」を舞台に静寂の光景を撮り始めました。

東京の写真自宅は、まだ完成形といえるものではないのですが、僕としても実験的な試みとして「静寂」をテーマにキューバと東京を対比させながら展示してみたいと考えていて、今回の展示のコンセプトを決めました。

キューバの静寂
東京の静寂

キューバの写真を7枚、東京の写真を7枚展示してみた結果、どうだったのか。
自分としては、東京の写真の可能性を感じた展示となりました。今回の展示の感想について次は書いていきます。

キューバと東京の静寂をテーマとした写真展「Quiet Cuba-Tokyo」の作品感想

展示のコンセプトとしては、キューバと東京という12500km離れた全く異なる場所を、「静寂」という一つの共通したテーマで表現しました。

僕の写真はいわゆる「キューバっぽい写真」ではなく、一見するとこれってどこなの?と思われるような写真が多くあります。

もちろん、逆を狙っているわけではなく、その土地を旅した時に自分が惹かれた場所を撮ったらそれがこんな光景だったという感じなのですが、「それなら別にキューバじゃなくてもいいじゃん!」と、言われることもしばしばあり、それを納得できたりもします。

ある人には「あなたはキューバを撮っているふりをしながら、故郷を撮っているんだよ」みたいなことを言われ、「むしろ、あなたは故郷を撮ってみるといいはずだ!」とけっこう強い口調で進言してもらったことがあって、なんとなくその言葉が心に残っていました。

 

確かに僕はキューバを撮影したいわけではなくて、静寂の光景を撮影したいわけでもなく、その土地に存在する自分の目で見て惹かれた光景を撮影したいわけです。

「キューバといえば陽気な音楽が街中で奏でられていて、たくさんの人に声をかけられ、派手なクラシックカーが街中を走っている」
こういった写真が喜ばれることは知っています。



だけど僕は、メディアがこれまで作ってきたキューバっぽいイメージではなくて、もっと素朴で地味だけど鮮やかな彩りの光景に惹かれ、それを写真に撮ってきた。

きっとその場所は、故郷でも、ヨーロッパでも、東京でも、どこでもいいはずなんです。

 

その実験的な部分として、東京を撮影し始め、東京とキューバの静寂のを並べてみたんですね。

きっとこの東京の静寂の光景が面白いものになれば、世界中どこだって僕らしい写真になるのではないかと思っていて、今回はそれを皆さんがどう評価してくれるのかと楽しみにしていました。

 

さて、結果はどうだったか?

キューバと東京の静寂をテーマとした写真展「Quiet Cuba-Tokyo」を振り返って

写真を見て感想を頂いた方の中で、「もっと東京の写真を見てみたい」と言う声が多くありました。

「この写真に惹かれました」と言ってくださった作品の中で、東京の写真を言ってくださる声のほうが多くあったかもしれません。

実際、大きくプリントして額装した東京の写真は、僕にとっても新鮮でした。

実験的にこれを続けていくのは面白そうだと思える作品になりつつあって、これらかも東京を撮影し続けていこうと思います。

キューバと東京の静寂をテーマとした写真展「Quiet Cuba-Tokyo」まとめ

さて、写真展を開催することの大きな魅力に、出会いと再会があります。

今回の展示でも、自分の作品を通して今まで出会ってこなかった人との出会いがあり、また会いたいと思っていた人たちとの再会があって、とても恵まれた機会となりました。

自分の作品や、自分という人間を見たいと、わざわざ会場に足を運んでくださる方も多くいました。

 

お花を持ってきてくださったり、毎回の展示に欠かさず来てださったり、一緒にプロジェクトをしたことがあったり、一度しか会ったことがなかったり、Twitterをフォローしてくださっていたり。

僕や僕の作品のために、このご時世の中で会場に来てくださったことは、本当に励まされました。

僕もその人たちが「来てよかった、またなにかあったら行こう」と思えるように、これからもしっかりと作品と向き合い、人間的にアイツを応援しようと思われるような人になっていきたいと強く感じました。

今後とも、写真家・宗玄 浩を、どうぞよろしくお願いします。

►参考:SOGEN HIROSHI 宗玄浩オフィシャルサイト

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