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写真展Quiet Cubaが終了しました
2020年2月22日から3月1日に東京・神楽坂のBEHIND the GALLERYで開催された僕の写真展”Quiet Cuba”が無事に終了しました。ご来場頂いた方々、ありがとうございました。
タイミング悪くコロナが大流行した影響で開催もどうなることかと冷や冷やしていましたが、無事全ての日程を終えることができました。
展示期間中にご来場頂いた方で面識のない方には「何でこの展示を知ったのですか?」と声をかけるようにしていました。
SNSから流れてきて、IMAやアートジェーンやCAPAなどの写真サイトの情報を見て、市ケ谷経済新聞を読んで、たまたま通りかかって、いろいろな方がいらっしゃいました。
中には「このブログを読んで来ました」と声をかけて頂いた方もいたりなんかして、いろいろなことが繋がっているなあと感じられた9日間でした。
写真展”Quiet Cuba”で言ってもらった感想をまとめてみる
写真展を開くことの楽しさの1つに、額装されて大きく引き伸ばされた生のプリントを目の前に、来場者と話ができることがあります。
普段は1つの写真について語り合う時間なんてなかなかないものですが、こうやってたくさんの方と写真について語り合うことができる環境はやはり特別な場所だなあと感じます。そして、それが自分の写真なんて、贅沢極まりない。
単純にいいねと言ってもらえたり、このテーマは…と疑問を投げかけられたり、君は故郷で写真を撮ったほうがいいよとアドバイスを頂いたり。
そこに写真の専門的な知識があるかは関係なく、それぞれの人から見た感想を頂けることは写真を撮って発表する身としては、とても有益な機会となりました。
写真展の感想をまとめてみる
・プリントの色が独特
・落ち着いた雰囲気で統一感がある
・キューバっぽくない
・絵みたい
・どうしてキューバなの?
・キューバで使われている壁の色が魅力的
・この写真のこの部分がおもしろい
・キャプションの文章はあったほうがいい
もちろんもっと質問は深い内容だったり、たくさんの種類をもらったのですが、感想を大きくまとめると書くとこんな感じ。
写真展Quiet Cuba開催中に考えていたこと
この写真が自分の人生を変えたと言ったら大袈裟かもしれないけれど、未開拓だった道を切り開いてくれたことは間違いない。この展示を開催することができたのもやはりこの写真の力が大きいように思う。
あの時キューバに行ったから、
50mmのレンズ一本で写真を撮ろうと決めたから、
デジタルだからといってたくさん撮ろうと思わず集中して撮ろうと決めたから、
現像の技術を東松泰子さんに習いに行こうと思ったから、
世界旅写真展に応募しようと思ったから…
いろいろなことが一本の道で繋がっていて、今ここに立っている。
過去の自分の行動を振り返りながら、そんな回想をした展示期間だった。
全ての道は繋がっていて、止まることなく続けたから機会を得られたんだと思っている。
本業もあるし、妻も子どももできたし、年齢も重ねてきたし、止めようと思う要素は数えるとたくさん出てくるけれど、やっぱりやめることはなく続けてきた。
そうして一つひとつ積み重ねた結果、後ろを振り返ると少しだけ道ができている。そんな気分だ。
最後に、写真展を開催し、写真集を出版させて頂いたBEHIND the GALLERYのスタッフの方々に心より感謝の気持ちを込めて。
写真展を開催するまでに準備したこと
写真展を開催するために準備したことをまとめた記事を更新しています。
【写真展を開きたい方へ】写真展「Quiet Cuba」の開催までの流れを解説します
プレスリリースの作り方、DMの作り方、額の作り方、プリントの方法、キャプションの作り方やハレパネの使い方…
写真展の準備は数多くあって、その方法は意外と知られていない。
それらを今後も解説していきたいと思う。
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【写真展を開こう】
第1回:はじめて写真展を開きたい方へ① 〜会場選択編〜
第2回:はじめて写真展を開きたい方へ② 〜写真のセレクト編〜
第3回:はじめて写真展を開きたい方へ③ 〜額装編〜
第4回:はじめて写真展を開きたい方へ④ 〜宣伝編〜
第5回:はじめて写真展を開きたい方へ⑤ 〜会場レイアウト編〜
【写真展を開きたい方へ】写真展「Quiet Cuba」の開催までの流れを解説します
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より詳しい記事は今後更新します。