この記事では、人生は決断の連続なので、「自分の人生を主体的に決めていく力」をつけておくことの重要性について綴っています。
他人がする「良かれと思って」のアドバイスは話半分で聞くほうがいい、ということについて書きました。
■日々の出来事から「考えながら生きる」をテーマに、文章を綴っています。
まとめた記事があるので、よかったら読んでみてください。
目次
人生は決断の連続だと思った理由【自分の人生を、自分で決めるために】
ぼく
趣味のバスケットボールをしようとしても、全ての動作で膝を曲げるのでシュートも打てないし、ディフェンスもできなくて困っています。
しばらく安静にしていると治るんじゃないかと淡い期待を込めて二カ月ほど運動を避けてみました。
だけど、治るどころか慢性的な痛みになって、今も症状は変わりません。
たまらず整形外科へ行ってみました。レントゲンとMRIまで撮ってみましたが、結局医師にも理由はわからなかったんです。
これだけの激痛なのでなにかはあるのだろうけど、原因は医師にもわからないそうです。
ぼく
きっといません。
大変だね、と思うことはあっても、人は他人の痛みを本当に理解することなんてできないと思います。
そこに、人生の本質があるような気がして、今日は「自分で決めること」について、文章を書きます。
人生は決断の連続だと思った理由【自分の人生を一番真剣に考えているのは、自分自身】
人が他人の痛みを理解できないように、人は他人の疲労も、夢への真剣度も、愛の深さも、わからなりません。
感じ取ることはできるかもしれないが、それが正確かなんてのは、当然誰にもわからないんですね。
「愛してるよ」なんて言ってる時にもしかしたら「ああ、これでこの子を落とせるな」と頭の中で考えているかもしれないし。
それがいけないとか寂しいとか言っているのではなくて、人の感覚なんて誰にも理解できないのだから、自分のことは自分で判断するしかないよなとシンプルに思うんです。
だから、決断するということを大切にしないことは、自分の人生の主体性を放棄しているように感じてしまいます。
人は他人の人生に責任をとることなんてできません。
痛みや感情や人の感覚なんて誰にもわからないのだから、自分のことは自分で判断するしかないんです。
僕が仕事を辞めて世界を旅すると決めたとき、これから給料が上がるんだからもう少し落ち着いてからいけばいいと知人は言いました。
彼女と結婚しないのは不誠実だし、子どもは産んだほうがいいし、マイホームは買うべきだと先輩は言いました。
写真展なんてしたってお金にならないから、なんのためにしてるの?と言った人もいました。
人生は決断の連続【他人のアドバイスは話半分で聞く理由】
当たり前ですが、全ての行動に正解はありません。
未来なんて誰にもわからないし、常識や幸せの形なんてそれぞれ違うのだから、それぞれに正解があるはずです。
同じ行動でも、ある人にとっては正解だし、ある人にとっては不正解ですよね。
だから、あなたがなにかに挑戦したいと思ったときや、どうしてもやりたくないと思った時に、良かれと思ってアドバイスをしてくる人のことは話半分で聞いておくことをオススメします。
加えて、誰かがアドバイスしてくる「すべき」とか「しなければならない」とか、shouldやmustは疑ってみるほうがいいように思います。。
僕の膝の痛みをわからないように、あなたが挑戦したい気持ちなんて人にはわからない。
あなたは、あなたの気持ちを大切にするだけでいい。
遠回りしながらでも自分の判断にしたがって行動すれば、例え上手くいかなかったとしてもきっと納得できるでしょ?
やりたいと思った時や、やりたくないと思った時に、周りが良かれと思って助言してきたとしても、そんなもの聞かなくていいと思っています。
自分の人生だし。
とりあえず僕は、膝が痛いから医者の言う通り、安静にしておくけど。
岸見一郎さんの「哲学人生問答」という書籍を読んで、この文章に書かれたことを改めて思ったので、ぜひ合わせて読んでみてください。
【人生は決断の連続】決めていくための考え方:まとめ
自分に自信を持つ方法。
①自分ほど、自分のことを真剣に考えている人なんていない
②自分のことは、自分で決めたほうがいい。
③良かれと思ってアドバイスしてくることは話半分で聞く。
あなたが自分の人生の、ハンドルを握れることを願っています。
■日々の出来事から「考えながら生きる」をテーマに、文章を綴っています。
まとめた記事があるので、よかったら読んでみてください。