13年続けてきた仕事を辞めた理由と、これから先の未来について

SOGEN

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この記事では、「13年間続けて仕事を辞める決断をした理由と、新しい事業にチャレンジすることになった未来について考えたこと」を綴っています。

自分の身の回りで起こった出来事ことから自分なりに噛み砕いて考えたことを書いた記事を「考えたこと」とカテゴリーで分類しているので、ぜひ読んでみてください。

仕事を辞めたときに感じたこと

自分が13年間勤めた仕事を辞めるうえで感じたことをツラツラと書いていきます。

僕は大学を卒業してすぐに今の仕事を始めました。具体的な仕事内容は伏せておきますが、教育系に当たるものです。
一度離職して世界一周の長い旅に出たのですが、帰国後は同じ職場で再就職し、計13年間勤めました。

【1年半の世界一周旅行中に最も印象に残った話】旅する本に出会った奇跡的な出会いの話

 

仕事を辞めるとき、思い浮かんだのは「人の顔」でした。

13年間を振り返って考えてみると、たくさんの出会いがありました。
今でも付き合いがある人や、もうきっと出会うこともない人もいて、最後の片付けをしながらたくさんの顔が浮かんでは消えていき、あの人元気にしているかなと思いだしたりしました。

 

自分にとってはこれ以上ないというくらいに盛大に見送られ、普段は得られないような温かい言葉をたくさん頂きました。

そんなスペシャルな数日間の中で、たくさんの涙と出会いました。
目を真っ赤にさせながら僕の元に寄ってきてくれる人が何人もいました。
それがどんな理由であれ、自分を思い、心が動き、涙を流してくれる人がいたという事実は、今後僕が生きていくうえでとても大きな糧になるように思います。

自分を必要としてくれるというのは素晴らしいことで、それだけで今ある以上のエネルギーを使えるようになることを、この仕事を通して何度も経験することができました。

自分が歩いてきた道は、藪の中をかき分けるように視界のない道でしたが、後ろを振り返ると確かに僕が歩いてきた道ができていたような、そんな感覚を得られました。

今、我が家にはたくさんのお花があって、家の中がとてもいい香りがしています。
この香りが漂っている間は、少しだけ感傷に浸って、次への整理をしたいと思っています。

たくさんの花束

仕事を辞めて、未来のこと、写真展のこと

そして、今。
高額な報酬と自分を必要としてくれていた居場所と引き換えに、自分で仕事や時間の使い方を主体的に決めることができる自由を得ました。

なにかを得るためには、なにかを捨てる覚悟が必要だ」というのは自分が生きてきた中で学んだ重要なことの1つで、自分にとってはその覚悟をもつためにこの数年間で多くの時間を費やしたように思います。

もちろん、ここで言う覚悟とは、「よし、やろう」と決めるだけではありません。
覚悟をもって行動できると確信するための周到な準備と結果を得ることに費やした時間が、自分に覚悟を持たせてくれました。

そして、なんとかやっていけるだろうと手応えを得たことで、今回の決断に至りました。
思えば随分と決断するまでに時間はかかったけれど、きっとここで決断できたことは後々振り返ったときに自分を褒めてあげられるような決断になったと思っています。

 

これからは写真を撮ったり、動画を作ったり、文章を書いたりするような仕事をしていきます。

その最初のスタートとして、2021年5月1日より写真展を行います。

►参考:下北沢のBAR LAST CHANCEで展示される写真展『Quiet Cuba-Tokyo』について

 

以前に神楽坂のBeihind the galleryで写真展「Quiet Cuba」を開催したときに、下北沢のバー「ラストチャンス」のオーナーが展示に足を運んでくださり、光栄にも「うちで展示をしませんか?」と声をかけて頂きました。

►参考:SOGEN HIROSHIの写真集”SEEKING QUIETNESS”の出版を記念した写真展”Quiet Cuba”が終了しました

ラストチャンスは既に展示の予定がギッチリと詰まっていて、1年後の開催ということで2021年5月1日より開催することになりました。(今も2021年は既に予定が埋まっていて、2022年の予定も順次入ってきている)

 

ラストチャンスのお店自体が「ラム酒とキューバをこよなく愛す」というお店なので、キューバの写真を展示する予定でいます。
前回同様「キューバの静寂」をテーマとした展示にしようと思っていますが、最近「東京の静寂」の光景も写真に撮っているので「静寂」をテーマにキューバと東京を対比させながら展示をしようかなとも思っています。

キューバの静寂
東京の静寂
キューバの静寂
東京の静寂
キューバの静寂
東京の静寂

詳細を明記したDM等を作成しましたら、また正式に告知します。

バー・ラストチャンスはコロナ禍ということもあって、深夜までオープンすることができないこともあり、現在は昼の12時から夜12時まで空いているようです。
コーヒーなどもあるので昼はカフェのような形になっているので、ぜひ訪れて頂ければ嬉しいです。

ブログの読者の方と会場で会えることを楽しみにしています。

これからのこと

休日もほとんどなく働いていた生活を終えて、ようやく人間らしい生活を取り戻しすことができるような気がしています。
思えばずっと気を張っていたような、そんな感覚があります。

家族とゆっくり過ごして支える時間、自分のやりたいことを主体的に取り組む時間。
どんなにやりがいのある仕事だとしても、そんな時間すら取れなくてはなんのために働いているのかわからなくなってしまう。

これから先の未来が、どんな未来になるのかわかりませんが、選んだ道に後悔がないように生きていきたい。
たった1回の人生だから。

 

►参考:身の回りの出来事から考えたことを書いた記事をまとめました

【暮らしから得た学び】コミュニケーションや自己分析のまとめ記事

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