【旅のエッセイ】沢木耕太郎さんが「深夜特急」を書けたのは大量の日記があったからだった

SOGEN

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この記事では、「旅の日記」について、エッセイにしています。
沢木耕太郎さんが「深夜特急」というバックパッカーの伝説となっている本を書けたのは、旅中に綴った大量の日記があったからだったという記事を読んだことがあります。僕も旅の間は日記を書くのですが、日記を綴っておくことで、旅の記事を書くことができています。

今回は、そんな旅の日記について、綴っています。

 

旅のエッセイ」をカテゴリーで分類していて、旅の体験から得た自分なりの考えを物語にして書いています。

►参考:クリスマスの楽しみは沢木耕太郎のMIDNIGHT EXPRESS
►参考:ゴロウ・デラックス最終回に沢木耕太郎さんが出演した

【旅のエッセイ】旅をしている時は日記を書く

旅をしている間は、日記を書くようにしている。
理由はいろいろあるのですが、きっと過ぎていく瞬間をなにかに留めておきたいのだと思います。

 

旅をしていると様々な刺激を受けます。

クラクションの音、小便くさい臭い、食べたことのない味、美しい光景。

いつもと異なる場所を歩いていると、新しい刺激が次々とやってきます。
自分が驚き、満たされ、心が動く瞬間が不意に訪れる。

そして、何もなかったかのように過ぎ去っていくのです。

 

意識して立ち止まる時間を作らないと、感度のよい旅の間の感覚はあっという間に過ぎていってしまいます。

新しい刺激が訪れ、感動し、少し前に起きた感動が薄れていく。
そして、あんなに高揚した気持ちはどこへいったのかと思うくらいにあっさりと日常へ引き戻されてしまう。

 

日記はメモです。
深夜特急の沢木耕太郎さんは、旅を終えて10年後に深夜特急を書き始めました。
本を書けたのは、日記や手紙が残っていたからだと書かれています。

ところで、どうして10年も前のことが書けると思ったのか。

それは、私にとっての「3種の神器」とでもいうべきものがあったからである。ひとつは金銭出納帳のようなノート。もうひとつはその反対のページに記されている心覚えの単語や断章。さらにもうひとつは主としてエアログラムと呼ばれている航空書簡に記された膨大な数の手紙。この3つを参照することで当時のことが克明に再現できたのだ。

-旅する力-

ゴロウ・デラックス最終回に沢木耕太郎さんが出演した

 

旅を終えて日常へと戻ったとき。
あなたが旅で感じた感覚は、必ず日常を生きていく助けになります。

 

さて、これから、僕がラダックを旅した初日に書いた日記を公開します。

そこには、僕の旅が書かれていて、数年経った今読み返してみても、その旅の匂いが残っているように感じます。

あなたが日記を書くことで、あなたの旅は何度振り返っても特別な旅になる。

そんな旅になることを期待して。


旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)


【旅のエッセイ】ラダックを旅したときの1日目の日記を全文公開

旅先はインドのラダックで、中国経由でインドに入国し、デリーから飛行機を使ってそのままラダックへ入った日の日記です。

ちなみにこのラダックの旅写真を「写真家が撮影した10枚のラダック写真」という記事でまとめたので興味があれば見てみてください。

写真家が撮影したラダックの写真10選

 

出発前にカツ丼を食べる。
海外での生活で一番食べたくなるのはカツ丼かもしれない。もしかすると、今回は新鮮なサラダのような気もする。

NORTH FACEのリュックとボストンバッグに荷物を入れた。カメラやパソコンや三脚も持ってきたが、そんなに重く感じない。
モンベルの短パン、KEENのサンダル、NORTH FACEのTシャツ。
このサンダルはゴムで底が厚く、つま先が覆われているので今回の旅行には合っているように思う。
沖縄にはビーサンで行った。サンダルは旅行によって使い分けている。
もう少し暑くてよく歩きそうな地域では足首に紐がついているサンダルを選ぶし、都会に行くときはカジュアルなデザインのものを選ぶ。

Eチケットにターミナル1羽田と書いてあったので、第一ターミナルに向かったが、やはりというか国際線ターミナルが正解だった。
使わないと思っていたJCBのゴールドカードを持ってこなかったことを後悔。
AIR CHINAの手続きではなぜか時間をとられた。荷物検査では国内線ではオッケーの水筒にお茶を入れる作戦が許可されず、没収された。ついでに靴擦れもした。

少しつまづきが多くなった出発。とりあえず無事に着けばそれでいい。

北京行きのAIR CHINAは、ほとんどの乗客が中国人で、なんだか懐かしさを感じた。隣に座った若い男性がMacbookを開いていた。
男性のCAに中国語で食事を聞かれ、「English please」と伝えると、とても流暢な英語で「Chicken or Beef?」と聞かれた。
チキンを選択。食事は噂通り肉がブヨブヨでおいしくなかった。

BOSEのヘッドホンのフライトモードはエンジン音がかなり消えるので、ゴーという飛行機の音も気にならず快適。ダウンロードしてきたラジオやkindleで本を読んで、ゆっくり寝た。気づいたときには北京に到着していた。
トランジットだけれど、わりと長いチェックと荷物検査があり、空港で3時間程度時間をつぶす。
空港は天井が高く、広々としていてなかなか快適。靴擦れのテーピングが痛々しい。羽田で買っておいてよかった。

 

デリー行きのAIRCHINAはガラガラで1人で2席を使うことができた。
インド人がかなり増えた。まるで公安のような中国人が機内でスマホを使用している人に注意をして回っていた。機内モードなんだけど、鬼の形相で注意していく。
けっこう狭い座席だったが、ほとんど寝て過ごしていたので、いつのまにか着いていた。さて、もう1本国内線の飛行機がある。

イミグレでは予想よりも並ぶことがなく、スムーズに通過。問題なし。さて、いよいよ悪名高いインドの空港を出ようと外に出たが、ほとんど誰も話しかけてこない。
「ターミナル1に行きたい」と警備員に言うと「ターミナル、バン」と言われ、案内してもらった。13番カウンターの前で乗り継ぎチケットを見せて無料券を発券してもらい、「18番へ行け」と言われたので向かった。
そこには赤いバスがいて老人が「ターミナルバン」と言っていたので乗り込む。1人もいなかった車内で15分ほど待つと、車両が満席になり出発。

バスはやはりいつもドキドキする。目的に向かうことは、安定したこの場所を離れて進むこと。車窓から見える景色は不安を増長させる。
が、僕の不安など関係なく、老人が言っていた「ターミナル、バン」に到着。

荷物検査では並ばないインド人に圧をかけて後ろへ回す。引いたらダメだな、こりゃ。
さて、現在はインド時間3:42で、6:40のフライト。丸々3時間あるので、ゆっくりとしましょう。
時間ができたので、ATMで10000ルピーを引き落とす。
GO AIR6:40発に乗って1時間半。レーへ。飛行機の車窓からは美しい山々や谷が見られた。
本当は窓側の席だったのが老夫婦が既に陣取っていて、仕方なく譲る。でも、途中で「見ろ見ろ」と交代してくれたり、りんごをくれた。

レーについて270Rでプリペイドタクシーに乗り、目的のゲストハウスへ向かう。
運転手は「その宿知ってるよ!」と言っていたけれど、当然のように場所がわからず、グルグルと20分ほどドライブさせられた。

結局目的の宿は見つからず、諦めて違うゲストハウスへ。
少し暗いけれど、おじさんがいい人だし、共有スペースはいい感じ。WI-FIもあるしまあいいかな。
さて、インド時間9:00、東京12:30だから24時間ぶりに落ち着いて腰を下ろすことができた。よかった。

疲れはそんなにない。
とても親切な宿のおじさん。名前はコルト。
日本のHPでこのゲストハウスが勧められてたよと伝えると喜んでいた。

旅が始まる。

【旅のエッセイ】旅の日記はツバメノートが最適

旅の日記はツバメノートで書くことにしている。

紙の質感も表紙のザラザラも心地よい。
軽いのもいい。

細いマジックでビッシリと書いている。
オススメです。

旅のエッセイまとめ

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旅のエッセイ:始まりは、いつも外の世界を知ろうとすることからだった
旅のエッセイ①:旅する本に出会った奇跡的な出会いの話
旅のエッセイ②:生まれて初めて映画館で映画を見た記憶
旅のエッセイ③:人と人が繋がる場所は世界中にあったという話
旅のエッセイ④:僕が旅に出る理由
旅のエッセイ⑤:世界一周を終えて3年間旅をしなかった理由と、3年後に旅をして感じたこと
旅のエッセイ⑥:旅について考えてみた。旅に物理的な距離は必要なのか?
旅のエッセイ⑦:「また会おう」と握手した。「元気でいてね」とハグをした。
旅のエッセイ⑧:台湾と聞いて連想する「ツボとハナと夢」
旅のエッセイ⑨:一家の命運を賭けた家族旅行の思い出について語ろう
旅のエッセイ⑩:初めて働いた職場で出会った絵描き
旅のエッセイ⑪:ネパールのチトワンからポカラへ移動しているバスで出会ったおまじないの話
旅のエッセイ⑫マサイ族の男性から教えてもらった世界の真実についての話
旅のエッセイ⑬高校を卒業し、実家を出て一人暮らしを始めた日のこと
これまで世界50カ国以上旅をしている僕が、オススメのトラベルグッズ9選を紹介する
僕が企画しているタビノコトバについて
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