子どもが生まれたら、たくさん家族写真を撮影しますよね。
今はカメラが進化しているし、スマホでも撮影できるので、きっとパパ・ママは無数の子どものスナップ写真を撮影しているでしょう。
そんな中で、どうすればよりよい家族写真を撮れるの?という疑問は浮かんできますよね。
この記事では、家族写真の撮影方法について、子どものスナップ写真の極意をお伝えしていきます。
この記事を読むと、子どもとの家族写真を撮影するときの撮り方・考え方がわかりますよ!
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目次
家族写真の撮影方法講座 第1回は『子どものスナップ写真』
本記事は子ども写真の撮り方講座として、子どもの写真を今よりも美しく撮影するためのノウハウをまとめたシリーズ記事です。
連載第1回目となるこの記事は、『子どものスナップ写真についてお伝えします。
家族写真の撮影方法講座
家族や子どものスナップ写真の上達方法は『語れる写真を撮ること』
どうすれば家族や子どものスナップ写真を上手に撮れますか?
家族や子どものスナップ写真の上達方法は、『語れる写真』を撮ることを意識することです!家族がその写真を見返したときに語れる写真を撮れれば、より良い子ども写真を撮影できるようになりますよ!
語れる写真?
家族がその写真を見返したときに語れる写真を撮れれば、子どもや家族のスナップ写真としては大成功ですよ!
家族の形はいつだって変化していきます。
自分ではなにもできなかった小さな子がグングンと成長していきますよね。
赤ちゃんだった子どもが幼児になって歩くようになり、幼稚園に入ったり、小学校に入学したり、思春期を迎えたり。
日々変化していく子どもの成長を写真として記録することで、後々写真を見返したときに様々なことを語ることができるはずです。
素敵な家族写真は見返したときに家族がエピソードを語れる写真
素敵な家族写真は、語れる写真
どうすれば家族写真や子どもの写真を素敵に撮影できるでしょうか?
それにはまず、いい家族写真ってどんな写真なんだろう?ということを考えてみましょう。
いい家族写真とは、「語れる写真」だと僕は思います。
だから、子どものスナップ写真を撮るときは、語れる写真を撮ることを意識しています。
後々その写真を家族で見返したときに、その写真からいくつものエピソードを家族が語れる写真こそが「いい家族写真」だと思います。
いい家族写真 = 見返したときに家族が語れる写真
一枚のスナップ写真を見返したときに、家族が語れること
僕は遊具で遊ぶ娘のスナップ写真から「これより以前は、怖がってその遊具で遊べなかったんだけど、大きくなって渡れるようになった」ことや、「最初は横歩きで渡っていた」ことを語ることができます。
この公園で木登りをしたことや、三輪車でよく行っていたことも思い出せます。
時間の経過とともに忘れ去っていく記憶。
一枚の家族写真がその忘れかけていた記憶を蘇らせ、思い出を共有することができれば、その写真は素晴らしい家族写真だと言えるはずです。
- どうすれば子どもの写真が上手に撮れますか?
- 語れる写真を撮ることを意識すれば、子どもの写真はより良くなります。
家族写真をスナップ写真で撮ることの魅力を語る
家族写真はスタジオで撮影する?スナップ写真ができること
「家族写真を撮る」と考えると、正装に着替えてスタジオ写真館に行って撮影する家族も多いかと思います。本格的なカメラをもっていない人にとってはとても助かるサービスですよね。
もし、スタジオ写真を撮りたいと思ったら、単発で行くのではなく定期的に撮影してもらいに行くことをオススメします。
最初は夫婦ふたりだけだったのが、長女が生まれ、自分の足で立つようになり、長男が生まれる。子どもたちが大きくなっていき、夫婦はシワや白髪が増えていく。
そんな時間の経過を撮影し続けられたとしたら、とても貴重なものになりますよね。
家族写真をスナップで撮影すると自然な表情を撮影できる
ただ僕は、「家族写真」の醍醐味は日常を撮影したスナップ写真にあると思っています。
写真には被写体とカメラマンの距離感が重要で、家族が撮影するスナップ写真はその距離感が他の誰よりも近いため、より自然な表情や決定的瞬間、いつもの光景を撮影しやすいという特徴があります。
スナップ写真には写真スタジオで撮影するようなかしこまったものではなく、その瞬間はいつも溢れていた日常の何気ない光景を残すことができます。
自宅でしか見れないようなリラックスした写真も撮ることができます。
あなたが後々その写真を振り返って見たときに、なにかを語れるとしたらどちらの写真だと思いますか?
きっと、日常が溢れているスナップ写真は、未来永劫に多くを語れるような気がします。
子どものスナップ写真の極意
子どものスナップ写真の極意① 子どもと家族の関わりを撮影する
これまで、子どものスナップ写真は「語れる写真」こそがよい写真だとお伝えしてきました。それでは、「語れる写真」となるのは、どんな写真でしょうか?
『子どもと家族の関わり』を撮影したスナップ写真こそが、「語れる写真」だと思います。
例えば、娘がまだ0歳の頃の沐浴の写真。
僕たち夫婦は、この沐浴写真でいろいろなことを思い出し、語り合うことができます。
- 娘が入院中に病院で沐浴を教えてもらったこと。
- そのときの娘の小ささ。親指と人差し指だけで首の後ろを支えていたこと。
- 毎日僕がお風呂に入れていたこと。
- 洗面台にビニールプールを入れて沐浴させていたこと。
- 初めて沐浴させたときの緊張感と、気持ちよさそうにしていた娘の表情。
今、このブログを書いている時に、妻に沐浴の写真を見せて「この写真から思い出すことってある?」と聞いただけで、すぐにこれだけのエピソードが浮かんできました。
これこそが、語り合える写真ということなのかなと思うんですよね。
他にも、上のスナップ写真は、家族3人で水族館へ行ったときに、撮影した一枚です。
娘や妻の表情は全く見えませんが、娘にエイを見せたいという妻の想いと、キラキラした光や大きな魚に反応している娘がわかりますよね。この写真からも、多くを語り合うことができます。
このように子どものスナップ写真をよりよく撮影するには、「子どもと家族の関わり」を撮影した写真を意識するといいですよ!
- 子どものスナップ写真を撮るときに、どんなことを意識するといいですか?
- 子どもと家族の関わりを撮影するといいですよ!
子どものスナップ写真の極意② 『家族の表情』を撮影する
家族の喜怒哀楽を撮影することも、後々語り合うことができますよね。
この写真は、妻が娘のために段ボールで家を作ってくれたのですが、それを見たときの娘がなんとも嬉しそうで、思わず僕たちも嬉しくなったときの写真です。
もちろん、泣いている写真もいいですよね。
子ども独特の顔がクシャっとなる泣き方は、彼女が成長したときに懐かしく感じるでしょうね。
こちらは、母になった妻の表情を撮影した写真です。
マスクで表情のほとんどは隠れているし、病院の蛍光灯が暗いこともあって写真自体はあまり美しい写真ではありませんが、僕にとってはとても思い出に残っている写真です。
妻が完全に母親になった、そんなことを感じて撮影したことを覚えています。
このように、日常の「表情」を撮影した写真を撮ることをオススメします。
- 子どものスナップ写真を撮るときに、どんなことを意識するといいですか?
- 子どもや家族の表情を撮影するといいですよ!
子どものスナップ写真の極意③ 撮影した写真をプレゼントする
たくさん撮影した子どもの写真を、家族や子どもに『写真のプレゼント』として贈ると、とても喜ばれます。
家族とは多くの時間を共有していますよね?
「モノより思い出。」という名コピーがありましたが、一緒に過ごした時間を大切なものと捉え、思い出を写真にしてプレゼントすることは、子どもや家族にとっては「自分との思い出を大切にしてくれた」と感じられて、とても喜ばれます。
僕はフォトグラファーとして写真や動画を撮影することが多くありますが、撮影現場はとてもハッピーな空間なことが多いですし、撮影した写真をお渡しするときにはとても喜んでもらえます。
オススメの写真のプレゼント5選を紹介した記事があるので、たくさん撮影したたまった写真を家族へプレゼントしたいと思った方はぜひ読んでみてください!
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僕は毎年子どもの誕生日に、1年間の写真をまとめたフォトブックを子どもにプレゼントしています。
毎年贈ったフォトブックが、いつか子どもが大きくなってなにかに困ったときに、子ども自身を助けてくれるんじゃないかと期待して、毎年プレゼントとして贈っています。
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子ども写真の撮り方講座 スナップ写真編 まとめ
「子どもの写真の撮り方」についての連載第一回目の記事は『スナップ写真』をテーマにお伝えしました。
ぜひ、家族が後々になって語れるスナップ写真を撮影してみてください。
次回はそのスナップ写真で使える構図テクニックについて紹介したいと思います。
また遊びに来てください!