4歳になった娘は絵本を読むことが大好きです。
毎朝1冊と寝る前に2冊の読み聞かせをする習慣を毎日続け、気がついたら3歳の1年間で700冊の絵本を読み聞かせしていました。
マメな僕は、娘が読んだ絵本を全て記録しておこうと、せっせと写真を撮っていたんですね。ええ、ええ、マメですよ。
3歳で読んだ絵本の総数を数えてみたら、自分でもびっくり!年間で約700冊も読んでました。
子どもが4歳になる前日に「3歳で読んだ絵本でどれが好きだった?」とこれまで読んできた絵本の写真を見せながら尋ねたところ、子ども自身が50冊の絵本を選書してくれました。
『年間700冊の絵本を読んだ3歳の子どもが選んだ本当に好きだった絵本50冊』を紹介します。
もちろん忖度なし。
3歳の娘が写真を見ながら選んだ好きな絵本を紹介します。
この記事でわかること
- 3歳児が本当に好きだと思える絵本
- 子どもが好きな絵本と、大人が好きな絵本の違い
- 変態的に絵本が好きな親子の生活
目次
年間700冊の絵本を読んだ3歳児が選んだ『本当に好きな絵本50冊』
3歳の娘が選んだ好きな絵本。
最初のジャンルは「動物が登場する絵本」です。
くるりん ほしにねがいを
「くるりん ほしにねがいを」は、恥ずかしがりのハリネズミが主人公の絵本。
恥ずかしくなるとクルリンと丸くなってしまうくるりんは、誰かに挨拶をされたり、予期せぬ出来事と出会うとクルリンと丸くなってしまうキャラクターが最高です。
可愛いキャラクターが娘も大好きでした。
おふろだいすき
「おふろだいすき」は、お風呂に入って体を洗っていたら、湯船の底からカメやペンギンやカバが出てきて一緒にお風呂に入るという物語。
きっとお風呂が好きになる一冊です。
優しくて温かい絵が好きだったのか、娘は何度も読んでいました
ゆかしたのワニ
「ゆかしたのワニ」は、少年が家の床下に大きなワニを飼っていて、毎日の日課のように淡々とワニの歯磨きをしていく物語。コマツシンヤさんのイラストが可愛い。
日常と非日常が繋がった絵本らしい作品です。
後ほどもう一冊紹介しますが、コマツシンヤさんの絵は娘にハマったようでした。
くまくまパン
「くまくまパン」は、くまのパン屋がケンカをしながらもおいしいパンを一緒に作っていく物語。
続編もあって、二人のくまのパン屋さんに愛着がわいてくるはず。
西村敏雄さんの味のある絵がも好きでたくさん読みました
せかいいちのいちご
「せかいいちのいちご」は、庄野ナホコさんの可愛いイラストと、林木林さんのエッジの効いたストーリーが印象的な絵本。
「大切なものが当たり前になると、あんなに大切にしていたのに…」ということを表現した絵本です。
僕が大好きで「大人に読んでほしい絵本ランキング」で第一位に認定した絵本です。
あわてんぼうさちゃん
「あわてんぼうさちゃん」は、慌てんほうのウサギが、アヒルやワニに卵を返しにいくところで、それぞれに間違った卵を届けてしまって、アヒルの親からワニの子どもが生まれるといった慌てんほうの物語。
うっかり間違える場面に、娘が何度もツッコミを入れていたのが微笑ましかったです。
きみはライオン!
「きみはライオン!」は、「絵本の文章の通りのポーズをとると、動物に変身できる」というコンセプトの絵本。
読み聞かせをしながら「一緒にこのポーズをしてみよう!」と誘って、体を動かしながら読むと楽しいですね!
絵本を読みながら体を動かせるのが娘は楽しかったようです!
おいしそうなしろくま
「おいしそうなしろくま」は、大人気絵本作家の柴田ケイコさんの「しろくまシリーズ」
味のあるシロクマの絵と、おいしそうな食事が組み合わさって、子どもの好奇心を刺激する絵本です。
面白いシリーズ絵本の記事でも紹介している人気絵本です。
ホネホネたんけんたい
「ホネホネたんけんたい」は、いろいろな動物の骨から、生きている動物の姿を想像する写真絵本。
ヘビの骨の多さや、ペンギンの翼の骨など、子どもの想像力を膨らませてくれる本ですね。
大人が読んでも興味深い本ですね!
ホネホネすいぞくかん
「ホネホネすいぞくかん」は、「ほねほねたんけんたい」と同シリーズの水族館の生き物の骨写真絵本。
普段は見られないトビウオやハリセンボンの骨などが描かれていて、やっぱり面白い。
子どもの興味を引き出してくれる本ですね!
3歳の娘が選んだ好きな絵本。
2つ目のジャンルは「恐竜が登場する絵本」です。
恐竜トリケラトプスはじめてのたたかい
「恐竜トリケラトプスはじめてのたたかい」は、30冊以上出版されている超人気恐竜絵本「恐竜トリケラトプスシリーズ」のエピソード0のお話。
トリケラトプスのビックホーンが群れのリーダーになるまでを描いた原点作です。
娘が恐竜好きになったキッカケとなった絵本です
恐竜トリケラトプスとダスプレトサウルス
「恐竜トリケラトプスとダスプレトサウルス」は、トリケラトプスのライバルであるダスプレトサウルスにスピットを当てた物語。
このシリーズは累計30冊以上の人気シリーズで、ライバルだったダスプレトサウルスがピッコロのように仲間になっていくようなドラゴンボール的な要素もある作品で、恐竜好きの子どもにはぜひ読んでほしいシリーズ絵本です。
娘はダスプレトサウルスのダスの鼻に水が入る場面で大笑いしていました
きょうりゅうオーディション
「恐竜オーディション」は、恐竜のサーカス団のオーディションにいろいろな恐竜が自分たちの特徴を披露しにやってくる物語です。
福井で発見された恐竜である「フクイベナートル」が司会を務め、キャッチーな色使いのイラストとワクワクさせられるストーリーの絵本です。
娘がめちゃくちゃ気に入った絵本です!
きょうりゅうぺぺのぼうけん
「きょうりゅうぺぺのぼうけん」は6冊のシリーズ絵本です。
草食恐竜イグアノドンの子どもたちが、厳しい恐竜の世界を生き抜いていく様子を描いたワクワクさせられる恐竜絵本です。
娘は道路に生えている草を見て「ぺぺはこんな草を食べてたんだね」と言っていましたね
としょかんのきょうりゅう
「としょかんのきょうりゅう」は、現代の動物と恐竜を一緒に描くことで、恐竜の大きさや生態がよくわかる絵本です。
筆者が「鳥の巣研究家」の鈴木まもるなので、詳細なイラストが描かれていて、見応えのある絵本です。
水彩画のイラストが美しい絵本です!
3歳の娘が選んだ好きな絵本。
3つ目のジャンルはカエルや虫など「生き物が登場する絵本」です。
ぼくらはいけのカエル
「ぼくらはいけのカエルたち」は、トノサマガエルやツチガエルなど、カエルの種類や生態がよくわかる絵本です。
カエルの鳴き声や卵の種類などが可愛いイラストで描かれていて、子どもが夢中になれる作品です。
生き物や恐竜の絵本をたくさん描いている「まつおかたつひで」さんの絵本は、今年かなりたくさん読みました!
ぼくらはもりのダンゴムシ
「ぼくらはもりのダンゴムシ」は同シリーズのダンゴムシ絵本。
まつおかたつひでさんは、ダンゴムシが登場する絵本もたくさん出版していて、その絵本をたくさん読んだ娘はダンゴムシが好きになって、見るけると必ず触りに行くようになりました(笑)
ダンゴムシってコンクリートを食べて殻を固くするんですって!
よるになると
「よるになると」は、「まつおかたつひでさん」×「科学のとも」という、娘の大好きな絵本作家とシリーズ絵本をかけ合わせた夢のようなコラボの作品。
森や川で暮らす生き物たちが、夜になったらどう変化しているのかがわかる絵本です。
生きものの生態を描いた絵本は、大人が読んでも面白いですよ!
999ひきのきょうだいのおひっこし
「999ひきのきょうだいのおひっこし」は、丸っこいイラストが特徴の村上康成さんがイラストを描いているシリーズ絵本。
続編もたくさんあって、キャラクターに愛着がわく作品です。
同シリーズ全巻読破。村上康成さんがイラストを描いた絵本もたくさん読んだなぁ
むしたちのうんどうかい
「むしたちのうんどうかい」は、様々な虫が主人公の人気シリーズ絵本。
バッタやてんとう虫など、虫たちがそれぞれの特徴を活かして運動会を行う絵本で、娘に何回読むように頼まれたかわからなくなるくらいにヘビーリピートした絵本です。
娘はなぜか虫や生き物の絵本が好きなんだよなあ…。
むしたちのかくれんぼ
「むしたちのかくれんぼ」は、同じく「むしたちの」シリーズ絵本。
虫たちが草に同化して隠れるなど、それぞれの虫の特徴を活かしながらストーリーが練られていて、コミカルなイラストと共に愛着のわく絵本です。
もちろん「むしたちのシリーズ」も全巻読破しました
ウミガメものがたり
「ウミガメものがたり」は、ウミガメの生態を美しいイラストで描いた絵本。
ウミガメの親が卵を生み、子どもたちが卵からかえって、いろいろな危険にあいながらも少しずつ大きくなっていき、プラスチックゴミを食べたり、サメに襲われたりすることもありながら、自分が生まれた砂浜で卵を生むまでを描いています。
大人が読んでも面白い絵本!
記事を更新する時にはランクインさせますね。
ツバメのたび-5000キロのかなたから
「ツバメのたび」は、ウミガメものがたりと同じ作家の鈴木まもるさんが描いた絵本。
東南アジアに生息するツバメが、なにかに呼ばれるように日本まで巣をつくりに飛んでくる実際の生態を描いた作品で、生き物の神秘さを想像できる美しい絵本です。
ウミガメものがたりとツバメのたびは、ぜひ子どもに読ませてあげてほしい作品です!
ながいながい骨の旅
「ながいながい骨の旅」は大人が読んでも面白い作品で、よく3歳の子どもが「この本も!」と選んでくれたと大人として嬉しくなる壮大な絵本です。
太古の昔に生物が海から生まれ、恐竜の時代を経て、現在の人間に至るまで、骨と海の繋がりを想像させる素晴らしい作品です。
大人が読んでも面白い絵本で4位に認定した絵本です!
3歳の娘が選んだ好きな絵本。
4つ目のジャンルは絵本らしいユーモア溢れるストーリーやイラストが特徴の「ユーモア絵本」です。
プレゼントあけてみて
「プレゼントあけてみて」はプレゼント交換をテーマにした仕掛け絵本です。
カラフルで可愛いイラストに、たくさんに仕掛けがあって、ワクワクしながら読めますよ!
娘もプレゼントで頂いて、何度も読み返しています
おうさまがかえってくる100びょうまえ!
「おうさまがかえってくる100びょうまえ!」は、1から100までの数字をコミカルに覚えられる絵本です。
王様が留守中に王様の部屋を好き勝手に使っていた家来たちが、突然に王様が帰ってくることを知って、100秒間でなんとか部屋を片付けるといったストーリーで、コミカルなイラストに子どもはきっと笑って読むはずです。
ストーリーが面白い知育絵本としても紹介しています!
10かいだてのおひめさまのおしろ
「10かいだてのおひめさまのおしろ」は、お姫様に憧れる女ん子の心を捉えた絵本です。
たくさんの可愛いドレスや靴などから、ひとつひとつ選んでいくストーリーなので、子どもが自分で好きなものを選ぶという設定もいいですよね!
「パパはどのドレスにする?」と何回聞かれたかわからないくらいに読みました
10かいだてのまほうつかいのおしろ
「10かいだてのまほうつかいのおしろ」は「10かいだてのおひめさまのおしろ」と同シリーズ。
というか、全く同じストーリーで、設定が魔法使いかお姫様かの違いだけですね(笑)
それでも、娘の心をガッチリ掴んでいました(笑)
バムとケロのおかいもの
「バムとケロ」シリーズは3歳の娘がこの1年間で最も好んでいた絵本シリーズかもしれません。
細かく描かれた思わず笑ってしまうイラストや、他の絵本の設定を引き継いでいる箇所など、読むたびに新しい発見があって、何度でも読み返したくなる仕掛けがたくさん。
「バムとケロのおかいもの」は、その中でも特に娘が好きな絵本でした!
バムとケロのもりのこや
「バムとケロのもりのこや」は、個人的にはバムとケロシリーズの最高傑作です。
細かな設定はもちろん、今までバムとケロシリーズに登場したキャラクターや、同じ作家である島田ゆかさんの「ガラゴ」まで登場しているのは、胸アツ。
「バムとケロのもりのこや」は、シリーズ最高傑作!
バムとケロのそらのたび
「バムとケロのそらのたび」は、おじいちゃんのところに飛行機に乗って会いに行くというストーリー。
ぜひ、お孫さんに買ってプレゼントしてあげてください。
小さな小型絵本もありますが、細かい描写に新しい発見ができるバムとケロシリーズは、大きい絵本で読んでほしい!
バムとケロのさむいあさ
「バムとケロのさむいあさ」は、思わず笑ってしまうオチが印象的な、笑えて泣ける素晴らしい絵本です。
ケロちゃんのまっすぐな愛情が、子ども心と大人心をガッチリ捉える優しい絵本ですね!
娘はケロちゃんの天真爛漫さが大好きみたいです!
かばんうりのガラゴ
「かばんうりのガラゴ」は、バムとケロシリーズの島田ゆかさんが描いた絵本です。
バムとケロに登場するケロちゃんが出てきて、相変わらずの天真爛漫さを発揮する描写が笑える絵本です。
とにかくイラストが可愛くて面白い!
娘は島田ゆかさんの絵本が大好きです。
うちにかえったガラゴ
「うちにかえったガラゴ」は「かばんうりのガラゴ」の続編。
「バムとケロ」とリンクしている箇所がたくさんあって、合わせて読んでほしい一冊です。
「バムとケロ」に登場するキャラクターや置物もあって、細かく見れば見るほど新しい発見がある絵本です。
おしっこちょっぴりもれたろう
「おしっこちょっぴりもれたろう」は大人気絵本作家のヨシタケシンスケさんの傑作絵本ですね。
全てのおしっこちょっぴりもれたろうに読んでもらいたい絵本です。
ヨシタケシンスケさんの絵本は、3歳の娘もゲラゲラ笑って読んでいます!
ねぐせのしくみ
「ねぐせのしくみ」は子どもが寝ている間にいろいろなことが起きてることを妄想させてくれる、ヨシタケシンスケらしい作品です。
自分の知らないところでこんなことが起きてるんだ!という妄想を膨らませる柔軟な発想が素敵だなー。
ストーリーが面白い絵本で紹介しました!
バナナじけん
「バナナじけん」は、天才絵本作家・高畠那生さんの絵本です。
きっと高畠那生さんは、絵本作家業界の中で「あの人は天才。あんな発想出てこない」って言われてるような気がします。それくらいアイデアがぶっ飛んでいて、イラストも独特で、僕自身も大好きな絵本作家です。
高畠那生さんは、ほんと天才。3歳でほぼ全ての出版本を読みました!
うしとざん
「うしとざん」も同じく高畠那生さんの絵本です。
牛の体を小さな人間が登山していき、登ってみたら牛の背中に温泉があったり、レンタサイクルがあったりと、やりたい放題の作品です。
この絵本を喜ぶ娘の感覚もいい!
おまかせツアー
「おまかせツアー」もやっぱり高畠那生さんの絵本ですね。
動物園の動物たちが旅行に行くというストーリー。各動物の旅行先は全てお任せとなっていて、動物たちがパラシュートに流された予期せぬ場所へと旅行していきます。
高畠那生さんの絵本はきっとどれを読んでもなんとなく世界観がわかると思うので、まずはなんでもいいんで一冊を手にとってみてください!
うみの100かいだてのいえ
「うみの100かいだてのいえ」は大好きシリーズ絵本「100かいだてのいえ」の作品です。
シリーズを通して珍しい縦型の絵本で、美しくて細かなイラストは3歳の心を掴んで離さない魅力的な絵本です。
初めてこのシリーズの絵本を開いたとき、娘は思わず「うわー」と声をあげていました!
ミライノイチニチ
「ミライノイチニチ」は最初の方に紹介した「ゆかしたのワニ」のイラストのコマツシンヤさんが「未来の世界」を描いた絵本です。
コマツシンヤさんの不思議な魅力のあるイラストと、もしかすると本当にありそうな未来の設定がとても興味深い作品です。
美しいイラストに、娘はじーっと1人で静かに絵本を眺めていました!
3歳の娘が選んだ好きな絵本。
5つ目のジャンルは日々の生活とどこかで繋がっている「生活絵本」です。
くれよんのくろくん
「くれよんのくろくん」は人気のシリーズ絵本です。
くれよんたちが1人ずつ飛び出していき、画用紙にいろいろな色が塗られていく様子は子ども心を躍らせるようで、娘もとても気に入っていましたね!
娘は画用紙に色塗りをするのが好きなので、きっと影響を受けていますね!
アントンせんせい あかちゃんです
「アントンせんせい あかちゃんです」は先程紹介した「くまくまパン」や「バルバルさん」の西村敏雄さんの人気シリーズ絵本です。
獣医のアントン先生が、動物たちを助けたり、助けられたりしていく優しい絵本です。
西村敏雄さんのイラストは優しくて僕自身もとても好きです!
バルバルさん
「バルバルさん」も同じく西村敏雄さんがイラストを描いている絵本です。
バルバルさんの床屋には人間も動物もやってくるのですが、優しい性格のバルバルさんは特になにかにツッコミをいれるではなく、全てを受け入れて髪の毛を切ってあげていきます。優しい気持ちになれる一冊です。
バルバルさんもシリーズ絵本ですね!
パパ、サンドイッチつくってあげる
「パパ、サンドイッチつくってあげる」は、子どもがパパの好きなものをたくさん挟んでサンドイッチを作るというお話。
最初の頃はバターにトマトにと好きな食べ物を入れていたのですが、だんだんと好きな食べ物から外れてデッキチェアーや携帯電話や自転車まで挟みだしてしまうという絵本の世界の子どもらしい作品です。
本と全く関係ない場面で「サンドイッチに自転車を挟むのは変だよね」と娘は突然この絵本を思い出したようで、思い出し笑いをして伝えてくれたこともありました。
こうくんとちいさなゆきだるま
「こうくんとちいさなゆきだるま」は雪だるまを作った日に、雪だるまが動き出していって、後を追ってみると、雪の世界に行くことになるというストーリーです。
可愛いイラストが子どもの気持ちを温めてくれる絵本です。
続編の「こうくんと ちいさなゆきだるまの なつやすみ」もありますよ!
12にんのいちにち
「12にんのいちにち」は、タイトル通り各ページを12コマに割って、12人が主人公となって1日を展開していく絵本です。
12人は同じ街に住んでいるので、それぞれのコマでリンクしていき、生活が重なっていく様子が面白い一冊です。
何回でも読みたくなる一冊で、大人が読んで面白い絵本の第7位に認定した絵本です!
ぼくらのまちにおいでよ
「ぼくらのまちにおいでよ」は、固定概念をふっ飛ばしながら動物と人間が当たり前に共存した世界を描いた絵本です。
ライオンが花屋をやっていたり、チクチクして子どもが触ると危ないハリネズミが子どもの保育士をしていたり、固定概念を外して、「誰がどんな仕事をしてもいいんだよ」という多様性を考えさせてくれる一冊です。
「ぼくらのまちにおいでよ」は、大人にも読んでほしい一冊です!
次回「大人に読んでほしい絵本」の記事を更新するときにはきっとランクインする作品です。
3歳の娘が選んだ好きな絵本。
6つ目のジャンルは人気のキャラクターが登場する「キャラクター絵本」です。
すみっこぐらし そらいろのまいにち
「すみっこぐらし そらいろのまいにち」は、すみっこぐらしの人気キャラクターたちの出生がわかる一冊です。
ペンギンやネコやとんかつのはじっこたちが、どうして今一緒に暮らしているのかがわかるまとめ本で、すみっこ好きの子どもたちには嬉しい一冊ですね。
すみっこぐらしの丸っこいキャラクターは、娘も好きですね!
パウパトロール ひみつずかん
「パウパトロール ひみつずかん」は、パウパトロールのメンバーたちのまとめ本のような本です。
4歳になった娘が最もハマっているキャラクターはパウパトロールで、誕生日に娘の祖母からもらったパウパトロールのおもちゃや本をとても大事にしています。
娘はパウパトロールの本は真っ先に選んでいました(笑)
子どもが好きな絵本と大人が好きな絵本の違い
この記事では、3歳の娘が700冊の絵本の中から特に好きだった50冊を選んで紹介しました。
僕自身も「大人に読んでほしい絵本30冊」を紹介していて、記事にしています。
今回紹介した3歳の娘が好きな絵本50冊と、僕が大人に読んでほしい絵本30冊で重なっていた絵本は5冊でした。
3歳の娘が好きな絵本50冊と大人に読んでほしい絵本30冊で重なった作品
- せかいいちのいちご
- ながいながい骨の旅
- ねぐせのしくみ
- ミライノイチニチ
- 12にんのいちにち
今回紹介した絵本以外で、大人である僕が特に好きだった絵本を3つ紹介します。
いまぼくはここにいる
『いまぼくはここにいる』は、かわいイラストの恐竜絵本ですが、なんとも情緒的で、少し残酷で、だけどたくさんの想像をさせてくれる絵本です。
我が家では僕と妻がそれぞれ別々の機会に娘に読み聞かせをしたのですが、「あの本読んだ?ちょっと泣けたよ」と話すと、妻も読み聞かせしながらウルウルしたと話しました。
臆病な草食恐竜のサンは、家族がティラノサウルスに襲われ、両親が犠牲になりながら自分たち兄弟を守ってくれます。
怖がりだったサンは、父さんと母さんが自分たちを守ってくれたように、弟や妹を守れっていたのだけどティラノサウルスが襲ってきて…といったストーリー。
そこで終わるとただの成長物語なのですが、『いまぼくはここにいる』の魅力は、ここから更に壮大な展開に話が進んでいくところです。ほんとに泣けます。名作中の名作。
100ねんたったら
『100年たったら』は、過去と未来が繋がって今ここにいることを考えさせてくれる絵本です。
ライオンと鳥の物語が、輪廻転生を繰り返し、いつの日にか再び出会えることを想像させてくれる壮大なストーリー。
名作絵本として語り継がれている絵本だと思います。
おおきな木
『おおきな木』は世界的名作を小説家の村上春樹さんが訳した絵本です。
幼い男の子が成長し、少年、青年、壮年、老人になるまで温かく見守り続ける一本の木。男の子に無償の愛を与え続ける一本の木と、その愛を受け取る少年の物語です。
きっとあなたがこの本を読んだ時期によって、あなたは少年になるかもしれないし、老人になるかもしれないし、木になるかもしれない。どんな立場からもなにかを受け取ることができる名作!
3歳で年間700冊の絵本を読んだ親子の生活
娘は3歳の1年間で約700冊の絵本を読みました。
つまり僕と妻も二人で700冊の絵本を読み聞かせしたことになります。
我ながらすごいな…(笑)
朝の出発前に1冊と、寝るときに2冊読むことはルーティンとして決まっていて、それ以外にも空いた時間に娘が絵本をもってきて読み聞かせをお願いしてくると、一緒に読むようにしています。
そのおかげか、娘は3歳の後半には平仮名とカタカナは全て読めるようになって、音読みもスムーズにできるようになっていたので、1人で絵本を読んでいる時間も増えました。
絵本の読み聞かせ方法はまた別の機会に書きますが、絵本をただ読み上げるだけではなくて、子どもに質問したり、僕がページにイラストに感想を言ったり、日々の出来事と関連づけて話をしたりしながら絵本を読んでいますね。
絵本を通して親子がコミュニケーションをとれるので、我が家にとって絵本はとても大切な存在ですね。
3歳が選んだ『本当に好きな絵本50冊』まとめ
3歳の娘が1年間で700冊読んだ絵本の中から、面白かった絵本を50冊選んでくれたので、まとめました。
3歳〜4歳の子どもが好きな絵本になるかと思うので、ぜひお子さんに読み聞かせをして、感想を教えてくれたら嬉しいです!
3歳が選んだ『本当に好きな絵本50冊』一覧
- くるりん ほしいねがいを
- おふろだいすき
- ゆかしたのワニ
- くまくまパン
- せかいいちのいちご
- あわてんぼうさちゃん
- きみはライオン!
- おいしそうなしろくま
- ホネホネたんけんたい
- ホネホネすいぞくかん
- 恐竜トリケラトプスはじめてのたたかい
- 恐竜トリケラトプスとダスプレトサウルス
- きょうりゅうオーディション
- きょうりゅうぺぺのぼうけん
- としょかんのきょうりゅう
- ぼくらはいけのカエル
- ぼくらはもりのダンゴムシ
- よるになると
- 999ひきのきょうだいのおひっこし
- むしたちのうんどうかい
- むしたちのかくれんぼ
- ウミガメものがたり
- ツバメのたび-5000キロのかなたから
- ながいながい骨の旅
- プレゼントあけてみて
- おうさまがかえってくる100びょうまえ!
- 10かいだてのおひめさまのおしろ
- 10かいだてのまほうつかいのおしろ
- バムとケロのおかいもの
- バムとケロのもりのこや
- バムとケロのそらのたび
- バムとケロのさむいあさ
- かばんうりのガラゴ
- うちにかえったガラゴ
- おしっこちょっぴりもれたろう
- ねぐせのしくみ
- バナナじけん
- うしとざん
- おまかせツアー
- うみの100かいだてのいえ
- ミライノイチニチ
- くれよんのくろくん
- アントンせんせい あかちゃんです
- バルバルさん
- パパ、サンドイッチつくってあげる
- こうくんとちいさなゆきだるま
- 12にんのいちにち
- ぼくらのまちにおいでよ
- すみっこぐらし そらいろのまいにち
- パウパトロール ひみつずかん