この記事は3歳〜4歳の子どもにおすすめの『おもしろい絵本と知育絵本』について紹介した記事です。
3歳児から4歳児の子どもを対象に、子どもが何度も読み返したおすすめの絵本をピックアップしました。
クスっと笑えるストーリーが面白い絵本と、子どもの知識や興味を高める知育絵本の2つのジャンルから、合わせて15冊の絵本を紹介していきます!
目次
3歳から4歳におすすめの面白い絵本と知育絵本
我が家では娘が毎朝保育園に出発する前の5分と、おやすみ前に2冊と決めて、絵本を読み聞かせしています。
その結果、3歳9ヶ月になるとひらがなやカタカナを読めるようになり、僕や妻に絵本を読み聞かせしてくれるようになりました。
毎日子どもに絵本を読み聞かせしている経験から、3歳〜4歳の子どもを対象に面白い絵本と知育絵本を15冊紹介します。
3歳〜4歳に読み聞かせたい面白い絵本8冊
3歳〜4歳におすすめしたい面白い絵本を8冊紹介します。
ストーリーが面白いこともあって、読み聞かせをしている中で子どもとコミュニケーションをとりやすい絵本です。
バナナじけん
【3歳4歳向けの面白い絵本①】
天才・高畠那生の絵本
3歳から4歳向けのおもしろい絵本1冊目は、『バナナじけん』です。
『バナナじけん』を描いた絵本作家は、絵本業界の天才・高畠那生さん。ストーリー作りの天才です。
高畠那生さんの絵本の特徴は、どうしてその発想が浮かぶの?と思わせる、自由で愉快な設定。
チーターの洋服屋さんに来た客が「あなたのチーター柄をください」と言ってチーター柄を売る絵本【チーター大セール】や、住民がゴロゴロして暮らす島の絵本【たとえば、せかいが ゴロゴロだったら】など、たくさんの奇想天外な絵本を出版しています。
『バナナじけん』は、バナナを乗せた電車から一本ずつバナナが落ちていき、それを拾った猿がバナナを食べて皮を捨て、その皮に滑ったウサギが転び、その皮をカメが拾って甲羅に乗せていく…という展開を繰り返すストーリー。コミカルな登場人物たちに感情移入できる一冊です。
高畠那生さんのイラストは、表情が面白くて子どもがゲラゲラ笑って読むはず。
ねぐせのしくみ
【3歳4歳向けの面白い絵本②】
大人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの絵本
3歳から4歳向けのおもしろい絵本2冊目は、『ねぐせのしくみ』です。
大人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの絵本から、子どもが特に好きだったのが『ねぐせのしくみ』でした。
『ねぐせのしくみ』は、子どもが寝ている間の知られざる空想世界を描いていて、大人も笑って読める面白い絵本です。
得体の知れない小人たちが寝た子の寝癖をつけるためにシャンプーしたり、ヨダレを垂らすために美味しい料理の匂いをかがせたりと、気づかない様々な工夫を凝らして寝姿を作っていくというユーモアたっぷりの一冊。
ヨシタケシンスケさんも紹介した【人気の有名絵本作家と代表作品20選】も、この記事と合わせて読んでみてください!
人気の有名絵本作家と代表作品20選きょうりゅうオーディション
【3歳4歳向けの面白い絵本③】
恐竜好きにはたまらない一冊
3歳から4歳向けのおもしろい絵本3冊目は、『きょうりゅうオーディション』です。
『きょうりゅうオーディション』は、恐竜サーカス団のオーディションに様々な恐竜がやってきて、自分の特技を披露していくという流れのストーリー。恐竜たちの特技がかわいくてクスっと笑える絵本です。
一番大きな恐竜のブラキオサウルスが「たかいたかい」をしたり、ステゴサウルスは背中の板を赤くしたりとそれぞれの恐竜が個性を発揮していきます。
作者のたしろちさとさんは福井県立恐竜博物館を丹念に取材したそうで、サーカスの司会を務める「フクイベナートル」も、福井県で発掘された化石から名付けられた恐竜。恐竜愛を感じる一冊です。
『きょうりゅうオーディション』は、「おすすめの恐竜絵本15選」でも紹介しているので合わせて読んでみてください!
おすすめの恐竜絵本20選|2歳から5歳の恐竜好きにプレゼントしたい本アントンせんせい あかちゃんです
【3歳4歳向けの面白い絵本④】
優しい気持ちになれる絵本
3歳から4歳向けのおもしろい絵本4冊目は、『アントンせんせいあかちゃんです』です。
アントン先生は、いつも優しい獣医さん。
どんなに忙しくてもいつも優しいアントン先生のもとに訪れたブタさんは、子どもを授かっていました。
そんなある日、アントン先生た体調不良で倒れてしまった。いつも優しいアントン先生に動物たちが恩返しをしていく姿はとても微笑ましく、アントン先生のような優しい人になりたいと思える、思いやりの心を育てる一冊です。
描くイラストがいつも可愛い絵本作家の西村敏雄さん。個人的にかなり好きな絵本作家さんです。
おやすみ、はたらくくるまたち
【3歳4歳向けの面白い絵本⑤】
人気の働く車が大集合
3歳から4歳向けのおもしろい絵本5冊目は、『おやすみ、はたらくくるま』です。
働く車が大好きな子どもは多いと思いますが、そんな働く車が大集合の絵本が『おやすみ、はたらくくるまたち』です。
クレーン車やミキサー車やダンプカーなど働く車が勢揃いで、車好きの子どもには楽しい絵本で、寝かしつけにもピッタリの一冊です。
むしたちのうんどうかい
【3歳4歳向けの面白い絵本⑥】
虫×運動会=子どもが喜ぶ!
3歳から4歳向けのおもしろい絵本6冊目は、『むしたちのうんどうかい』です。
『むしたちのうんどうかい』は、その名前の通り、虫が紅白に分かれて大運動会を行うストーリーです。
それぞれの虫が個性を発揮して、いろいろな種目で活躍していきます。
だんご虫が玉入れの玉になったり、カブトムシが綱引きで活躍したり、バッタが徒競走で飛んで失格になったりと、身近な虫たちの活躍に子どもたちも大喜びの一冊です。
せかいいちのいちご
【3歳4歳向けの面白い絵本⑦】
可愛いイラストに深いストーリー
3歳から4歳向けのおもしろい絵本7冊目は、『せかいいちのいちご』です。
『せかいいちのいちご』は、BRUTUSのシロクマの表紙でお馴染みの庄野ナオコさんの絵本で、かわいいイラストが特徴的なのに加えて、メッセージ性の強い作品です。
物語はシロクマの自宅にイチゴが1粒届くところからスタートします。その1粒のイチゴが大切で大切で仕方なく、お風呂に入るときも寝るときもどこに行くにも一緒にいるくらいに大切にしていた。
翌年、届いたイチゴは2粒になった。嬉しい、嬉しすぎる!その翌年は3粒、その翌年は4粒。
だんだんとたくさんのイチゴを手に入れるようになったシロクマは、あんなに大切にしていたイチゴを粗末に扱うようになっていっていくという展開で、物を大切にする気持ちを育ててくれる深い絵本です。
『せかいいちのいちご』は、「大人向け絵本おすすめランキング30」でも紹介しているので、合わせて読んでみてください!
大人に読んでほしい面白い絵本ランキング30【2023年版】いまぼくはここにいる
【3歳4歳向けの面白い絵本⑧】
世界が回り回っていることを感じる絵本
3歳から4歳向けのおもしろい絵本8冊目は、『いまぼくはここにいる』です。
『いまぼくはここにいる』は、かわいイラストの恐竜絵本ですが、なんとも情緒的で少し残酷で、だけどたくさん想像させられる絵本です。
臆病な草食恐竜のサンには両親とたくさんの弟や妹がいました。しかし、そんな家族がティラノサウルスに襲われ、父さんと母さんが犠牲になりながら自分たち兄弟を守ってくれます。
あんなに怖がりだったサンは、家族で一番年齢が上になり、父さんと母さんが自分たちを守ってくれたように、弟や妹をしっかり守るように逞しくなっていきます。
しかし、ある日、ティラノサウルスが襲ってきて…といったストーリー。
前作の「きょうぼくはなまえをもらった (きょうりゅうのサン)」と合わせて名作なので、ぜひ二冊合わせて読んでみてください!
我が家では僕と妻がそれぞれ別々の機会に娘に読み聞かせをしたのですが、「あの本読んだ?ちょっと泣けたよ」と話すと、妻も読み聞かせしながらウルウルしたと話していました。
『いまぼくはここにいる』は、「おすすめの恐竜絵本15選」「大人向け絵本おすすめランキング30」でも紹介しているので、合わせて読んでみてください!
おすすめの恐竜絵本20選|2歳から5歳の恐竜好きにプレゼントしたい本 大人に読んでほしい面白い絵本ランキング30【2023年版】3歳から4歳に読み聞かせしたい知育絵本7冊
3歳〜4歳におすすめしたい知育絵本を7冊紹介します。
今回紹介する知育絵本は、子どもと一緒に読むことで、子どもの成長を促す絵本です。
世界とであうえほん
【3歳4歳向けの知育絵本①】
世界の文化が大集合
3歳から4歳向けの知育絵本1冊目は、『世界とであうえほん』です。
『世界とであうえほん』は、世界が今ある場所だけでなく、様々な人や食事や乗り物があることを意識できる子どもの知的好奇心を高めるスタートブックです。
かわいいイラストで様々な国の服や家や食べ物がでてきて、大人も子どもと一緒に「すごいね!」と共感しながら読めるので、子どもの興味が高まる一冊です。
我が家の娘もこの絵本から世界の国に少しずつ興味をもつようになって、写真を見たり、オリンピックででてくる国旗に反応したりしていきました。
おうさまがかえってくる100びょうまえ!
【3歳4歳向けの知育絵本②】
1〜100までの数字をコミカルに体感する一冊
3歳から4歳向けの知育絵本2冊目は、『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』です。
『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』は、王様が出かけている間に護衛たちが王様の部屋でこっそりと豪遊するという展開から、思いがけず王様が早く帰ってくることを知り、それが100秒前で慌てて片付け始めるというお話。
その慌てぶりが可愛いイラストと合っていて子どもも大人もクスっと笑える絵本です。
1から100まで数字が書かれてカウントアップされていき、数字への理解が深まってくる3歳にオススメの一冊です
10かいだてのおひめさまのおしろ
【3歳4歳向けの知育絵本③】
目をキラキラさせながら選ぶ一冊
3歳から4歳向けの知育絵本3冊目は、『10かいだてのおひめさまのおしろ』です。
『10かいだてのおひめさまのおしろ』は、女の子が夢の世界に連れられてドレスや靴やアクセサリーを選びながらお姫様になっていくという心ときめく絵本です。
たくさんの種類の中からドレスやアクセサリーを選んでいけるので、「どんなドレスがいいかな?雪のドレスかな?」と、子どもが想像力を膨らませながら読めます。
「たくさんの中から自分で選択する」ということを考えさせられる一冊です。
ぼくらはいけのカエル
【3歳4歳向けの知育絵本④】
カエルの生態を楽しく学べる一冊
3歳から4歳向けの知育絵本4冊目は、『ぼくらはいけのカエル』です。
『ぼくらはいけのカエル』の作者である松岡達英さんは、中南米・アラスカ・オセアニア・東南アジアなど広範にわたる自然観察の旅をしながら、多数の自然科学の絵本を描いている絵本作家です。
カエルや恐竜の絵本を多く出版し、イラストも可愛く、生き物の生態をしっかりと描いていてとても楽しく読める絵本が多くあります。
よるになると
【3歳4歳向けの知育絵本⑤】
「かがくのとも」シリーズの名作
3歳から4歳向けの知育絵本5冊目は、『よるになると』です。
『よるになると』は「かがくのとも絵本」シリーズの絵本で、子どもの知的好奇心を高めてくれます。
「かがくのとも絵本」は、大人も知らないようなことを、子どもにもわかりやすい絵と言葉で紹介してくれるので、大人も読んでいて楽しめる絵本です。
「よるになると」は、森の昼と夜の様子が交互に描かれていて、同じ場所でも昼と夜では全く異なる展開になる様子がわかります。
例えばナマズは昼は穴に入って寝ているけれど夜になると穴から出てきて食べ物を探しに行くところが絵になっていて、生き物の世界への知的好奇心を高めてくれる一冊です。
アリのかぞく
【3歳4歳向けの知育絵本⑥】
アリの生態がわかる絵本
3歳から4歳向けの知育絵本6冊目は、『アリのかぞく』です。
同じく「かがくのとも絵本」から、『アリのかぞく』を紹介します。
アリのかぞくは、地面に隠れているアリの巣を断面的に描いていて、普段は見えないアリの生態がわかり、子どもの知的好奇心を高めてくれる一冊です。
アリの子育てやトイレや巣の作り方や巣の移動など、生き物の生態がよくわかる絵本です。
かがくのとも絵本は、他にもオススメの絵本がたくさんあるのでいくつかピックアップして紹介します。
こどもせいかつ百科
【3歳4歳向けの知育絵本⑦】
社会のルールをイラストで学べる図書
3歳から4歳向けの知育絵本7冊目は、『こどもせいかつ百科』です。
最後は子どもに日常生活への知的好奇心を高めてくれる「こどもせいかつ百科」です。
日常の暮らしをかわいいマンガ調で描いていて、子どもが「やってみたい!」と思える一冊です。
「おかしを作ろう」や「そうじをしよう」など、暮らしの中でやってみたいことや、やる理由がたくさんのテーマで描かれている絵本です。
日常生活の図鑑といった絵本なので、家に一冊あって時々読み返すと面白いですよ!
知育絵本でカタカナとひらがなが読めるようになった
3歳から4歳はひらがな等の文字を読めるようになっていく過程で、自分で絵本を読んだり、絵本の世界を理解することが多くなってくる段階です。
絵本には、たくさんの事象や心象が描かれていて、子どもの質問に答えたり説明しながら絵本を読むと、どんどん言葉を吸収していくのがよくわかるかと思います。
子どもに絵本を読み聞かせしながら、子どもと一緒に笑ったり、子どもの疑問を解説して伝えたりする時間は、とても楽しい時間です。
絵本を親子のコミュニケーションツールとして、一緒に共有してみてください!
また半年後くらいに娘が好きになっている本を紹介したいと思います。
0歳から4歳の子どもにオススメの絵本を紹介
このブログでは、これまでの0歳〜4歳の子どもにオススメの絵本を紹介してきました。
娘が0歳のときから4歳まで、その時その時に喜んで読んでいた絵本を紹介した記事です。
0歳〜4歳の子どもに絵本を読み聞かせてきた経験から、オススメの絵本ばかりなので、一緒に読み聞かせしてみてください!
◆子どもが喜ぶ絵本を紹介した記事◆
絵本や知育おもちゃで子どもの成長を育む
子どもの成長を促すには、絵本と共に知育おもちゃで遊ぶこともオススメです。
知育おもちゃは、子どもの脳を刺激するような学習効果の高いおもちゃなので、子どもが楽しみながら自然と学べるところが魅力です。
知育おもちゃを毎月レンタルするおもちゃのレンタルサブスクサービスの中で、個人的には「おもちゃのサブスク」がオススメです。
2ヶ月に6個の知育おもちゃを最も安くレンタルできるのに加えて、絵本を2冊プレゼントでもらえるので、プロが選んだ子どもの成長に合わせたおもちゃと絵本で遊べるサービスです。
どんなおもちゃや絵本が送られてくるのかといったワクワク感もありますしね!
おもちゃのサブスクを体験したレビュー記事があるので、読んでみてください!
⇒おもちゃのサブスク体験レビュー
おもちゃのレンタルサービス主要6社を比較して、どうして『おもちゃのサブスク』を選んだのかを書いた記事もあります。
⇒おもちゃのレンタルサービス主要6社の徹底比較!2022年一番お得なレンタルおもちゃサービスは?