【2歳11ヶ月】子どもがひらがなを自然と覚えていった関わり方

毎月更新している「パパの育児コラム」のVol.31です。
この記事では、「2歳11ヶ月の娘がひらがなを覚えた」ので、その過程や、役立った関わり方をまとめました。大人の自分もそうですが、「興味がある」ということが、子どもが成長する一番のキッカケとなります。子どもがひらがなをだいたい覚えたので、どうやって子どもがひらがなを体得したのか、その関わり方を振り返って考えました。

 

■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

 


■親子3人の暮らしを撮影しています■

もうすぐ3歳の娘がひらがなを覚えた

母親Aさん

子どもがひらがなを覚えるときに、どんな関わりをしたの?

最初に結論からお伝えすると、娘がひらがなを習得したのは「本」の影響が大きくあったように感じています。本を自分で読みたい、という欲求が強かったことが大きいのではないかなと。

また、娘は「注意書き」の表示やポスターに関心があり、「これ、なんて書いてあるの?」とよく尋ねてきます。いつも丁寧に言葉のキャッチボールを交わしながら説明をしている中で覚えていったというのもあります。

ひらがなを含めて「文字が読めるようになる過程」について、父親なりに感じたことがあったので、まとめていきます。

子どもが、ひらがなを覚えた関わり方

2歳11ヶ月になった娘は、ひらがなをほとんど覚えました。

自分の名前のひらがなから覚え始め、「あ、り、が、と、う」などを読めるようになってきていて、ひらがなで書かれた文字とイラストのマッチングができるようになってきています。


まだ文字が読めない頃を振り返ると、娘は本が好きで文字に興味があったので、ひらがなを追いかけるようになっていったところから覚えていっていました。たまたまこの時期に、たまたま興味をもったことがひらがなを覚えたことと影響していますが、それは「心から興味がある」という偶然が重なったことが大きいように思います。

大人の自分もそうですが、「興味がある」ということが、成長する一番のキッカケとなります。興味がないときに、大人の都合で無理矢理覚えさせるのではなく、興味がでてきたときに環境を整えて手助けすること大切ですよね。

 

娘は運動があまり上手くできないからか、すぐに飽きてしまう傾向にあって、ボールを蹴ったり投げたりする遊びは、楽しそうにするもののすぐに飽きてしまいます。ストライダーのようなペダルのついていない自転車も、上手にできないからか、一緒にやっていても「これ、やらないんだよ」と、あまり興味を示しません。

『子どもの興味を引き出す工夫』と、興味がでたときに『親子で一緒に取り組む時間』、『成功したときに一緒に喜ぶ共有体験』が重要なんでしょうね。

【子どもがひらがなを覚えるまでの関わり方】
  • 子どもの興味を引き出す工夫
  • 親子で一緒に取り組む時間
  • 成功したときに一緒に喜ぶ共有体験

子どもがひらがなを覚えるキッカケとなった『ひらがなおもちゃ・絵本』

子どもがひらがなを覚えるキッカケとなった『ひらがなおもちゃ』を紹介します。
どちらも娘が興味を示してたくさん遊んでいたおもちゃや絵本なので、自信をもって紹介します。

音で覚えるキティちゃんのあいうえお


音でおぼえるおけいこえほんハローキティといっしょにあいうえお

娘がひらがなを覚えていった過程で、間違いなく影響を与えたのが、「音でおぼえるおけいこえほん キティといっしょにあいうえお」です。

「あ」を一回押したら「あ」と喋ってくれて、もう一回押すと「あさがお」という。
「か」を一回押したら「か」と喋ってくれて、もう一回押すと「カバ」という。

まあ、よくある「しゃべる本」ですね。

娘が興味をもった点は。まず大好きな「キティちゃん」だということですね。好きなキャラクターでやる気がかなり上がっています(笑)

興味をもった機能としては、「記憶」機能と「再生」機能で、入力した文字を覚えてくれたり、覚えた文字を喋ってくれます。
これを使って、自分の名前を入力したり、喋ったりすることで、娘は楽しそうに遊んでいました。

当然、最初の頃はひらがなを全く読めないので、「か」はここだねと指差してあげるところから始まり、「カバ」の「か」だねと伝えてあげたり、この辺りにあるよと場所を絞ってあげたりなど、飽きもせずに娘がする遊びに、一緒に関わりました。

 

興味がでてきているときに、一緒に関わったり、環境を整えることで、スモールステップで成長していく過程を見られるのはとても面白いです。

2.あっちゃんあがつく―たべものあいうえお


あっちゃんあがつく―たべものあいうえお

もうひとつ挙げるならば、「あっちゃんあがつく」という絵本です。

「あ」のページに、「アイスクリーム」のかわいいイラストと、「あっちゃんあがつくアイスクリーム」と語呂の良い文章が掲載されている。
「た」のページは、「たこやき」のかわいいイラストと、「たっちゃんあがつくたこやきだぁ」だったり。

娘はもっと幼い頃から「視覚」よりも「聴覚優位」なように思えていて、絵本の文章や歌を暗記することがよくありました。

反対に、テレビのダンスなどをしようとしても、体を上手に動かせないことも影響しているでしょうがあまり上手ではなかったりします。

つまり今の段階では、見た情報を捉えるよりも、聞いた情報を捉えるほうが得意なんですね、きっと。

その関係から、「あっちゃんあがつくアイスクリーム」といった音のリズムが、娘には合っていて、「これ読んで」と娘と一緒に読んでいたことが大きかったように感じます。

 

子育てをしている保護者の方は、子どもが「視覚優位」なのか、「聴覚優位」なのかを探ってみるのも楽しいですよ。
きっと、成長段階や時期によっても変化していくでしょうから、「うちの子はこうだ!」と決めつけず、今の状況をフラットに判断してみてください。

ちなみにこの本は、「2歳半の子どもが何度も読む『おすすめ絵本』12選」でも紹介しています。2歳、3歳にオススメの絵本も紹介した記事があるるので、よかったら合わせて読んでみてください。

また、今回の『ひらがな』と同様に、娘の成長を助けた記事をまとめました。興味のある記事があれば、読んでみてください

【もうすぐ3歳】ひらがなを覚えるまでの関わり方 まとめ

2歳11ヶ月の娘が、「ひらがな」を覚えていった過程について紹介しました。

何度も言いますが、キッカケや時期はなんだっていいんです。その子の成長過程も違うし、得意なことも違うし、興味のあることだって違うので。

子どもが興味をもち始めたときに、環境を整え、一緒に遊び、「楽しい!もっとやりたい!」と思えるように、大人はサポートするだけでいいのかなと思います。あとはきっと勝手に成長していきますしね(笑)

成長とともにどんどん遊びも変わってきています。子どもの興味は無限で、彼女が「楽しい」と思えるような環境をできるだけ作ってあげたいと思います。

 

■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

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