2歳9ヶ月の子どもができること①運動とコミュニケーション編

毎月更新している「パパの育児コラム」のVol.26です。
この記事では、「2歳9ヶ月の子どもができること」について2回に分けて綴っていきます。第1回目の今回は、運動・コミュニケーション面について、子どもの実態把握をし、レポートしていきます。

■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

2歳9ヶ月の子どもができること

娘は2歳9ヶ月になりました。
身長は90センチ、体重は12.5キログラムで、自ら喜んで体重計に乗って計測しています。

この1ヶ月は、できなかったことができるようになったということが多くありました。

特に運動面での成長が顕著に見られました

もともと娘は、言語面をかなり得意としていて成長が早いなと思っていたのですが、運動に関してはあまり顕著な発達が見られませんでした。

公園の遊具で遊ぶ際にも慎重な性格からあまり冒険しようとしなかったし、家でもジャンプをしても3センチくらいしか浮いていなかったり、走る姿も全然足が上がっていなくてペンギン走りだし、もう少ししてから成長するのかなあと眺めていました。

そう思っていると、今月はだんだんと体の使い方が発達し、できなかったことができるようになってきたんですね。
子どもは本当に毎月なにかしら成長していきます。

2歳9ヶ月の娘

こんな遊具も、4月のはじめには全然できなくて、一番下の青いホールドに足を乗せて立ち尽くしていました。
どうしていいかわからず、すぐに諦めて走り去っていき、もう少し時間がかかるかなあと思っていました。

それが、数日後にはできるようになっていた。

「最初に青と黄色に足をのせるんだよ」
「次は赤にのせるよ」

こんなアドバイスをしただけで、勝手に手足がでて、スイスイと登れるようになっていきました。

2歳の子どもができること(運動・遊び)

娘は公園に行くことがとても好きです。

砂場で山を作って木の棒を刺したり、すべり台で思うがままに滑ったり、ブランコで揺られています。

3月中はブランコに一人で乗ることはできませんでしたが、今はブランコに一人で乗り、こっちが心配するような角度でブランコをこいでいます。

娘自身もできなかったことができるようになることがとても嬉しいようで、見ているこちらが眩しく感じるような表情で「パパ、できたぁ」と伝えてくれます。
その後、永遠に続くんじゃないかと思うようなループがあるのですが、まあそれはご愛嬌。

子どもが、できなかったことができるようになる瞬間に立ち会うのは、親としてとても嬉しいですね。

2歳の子どもができること(コミュニケーション)

コミュニケーション面では、最近は「折り合い」を覚えてもらおうと僕らが娘と交渉することが頻繁にあります。

例えば、こんな状況。きっと多くの家である光景かと思います。

よくある負のスパイラル
娘はお水を飲みたい→
僕や妻が「立って飲むと終わりになるからね」と何度も念をおす→
突然他にやりたいことができて娘は立ち歩く→
水タイム終了→
「飲みたかった」と娘が泣く

こんなループはよくあるのですが、ここから僕らと娘の交渉タイムが始まります。

子どもが自分の衝動を抑えられないのは当然のことで、そんな時にどう対応するかはけっこう保護者によって異なるのかなと思います。

我が家では、泣いたから渡すというような対応はあまりしていません。
それだと、泣けば全てが解決されるからと、泣くことの行動を強化してしまうだろうし、きっとそれは子どもにとってもあまり健康なパターンではないからです。

 

娘は2歳9ヶ月だけど、やっぱり一人の人間で、一緒に暮らしていく家族です。
みんなが精神的にも身体的にも健康に暮らしていくために、お互いが歩み寄りをするように努めていきたいし、いってほしい。

今回の例で言うと、「立ったら飲めないし、座っていると飲める」
ルールをよく理解し、行動に繋げていくことを一緒に言語化しながら学習しているような感覚です。
次に水を飲む時に「前は立ったけど、座ったら飲めるよね」と伝えることで、理解が深まりますよね。

ただ、ここで重要なのは、「そのルールを守れるかどうかは、また別問題」ということ。守れなくてもいいんです。だって子どもですから。そんなことでは絶対に怒りません。そこの結果は、どちらでもいいんです。

できた時に褒めればいいし、できなかったらまた伝えればいい。

守れなくてもいいんだけど、そうやって確認し、自分の行動に折り合いをつけていくことが大事なのかなと思ってコミュニケーションをとっています。

2歳9ヶ月の子どもとホットケーキ作り

2歳9ヶ月の子どもができること まとめ

4月の1ヶ月は、僕自身が仕事を変えたこともあって、娘と過ごす時間が多くありました。

娘と過ごす時間が長いということは、彼女の成長を見られる機会が増えるということでもあって、娘の些細な変化を見つけられるようになったように思います。

運動面での変化は目覚ましく、お話がとても上手でコミュニケーションも随分と円滑になってきました。

そうやって日々成長していく娘の成長記録を綴っていきます。
今月、2歳9ヶ月の女の子になった娘の発達段階はこんな感じです。2週間後に、娘についてまた書きます。

 

■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。

 

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