2023年上半期に読んだ本から面白かったオススメ本ランキング11

2023年上半期に読んだ面白い本14冊を紹介

この記事は、2023年上半期に読んだ本の中から面白かった本のランキングベスト11を紹介しています。

2023年上半期は47冊の本を読みました。
その中からジャンルを問わず面白かった本をランキング形式で紹介します。

また、面白かったおすすめ本11冊に加えて、惜しくもランクインはしなかったけれど読み応えのあった面白い本3冊も合わせて全14冊を紹介します。

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目次

おもしろい本を紹介 2023年上半期に読んだ本のランキング

2023年上半期に読んだ本の中から、特に面白かった本を11冊をランキング形式で紹介します。

毎年、その年に読んだ本からおもしろかった本を紹介する企画をしています。
2018年から継続して行っているので、興味のある方は2018年から遡って読んでみてください!

きっとあなたが面白そうと思える本に出会えるかと思います。

2018年からその年に読んだ本トップ11を紹介しています

2023年上半期に読んで面白かったおすすめ本 ベスト11冊

2023年上半期に読んで面白かった本11冊を、ランキング形式にして紹介していきます。

各本の紹介では「タイトル」「作家名」「どんな本か?」「本に書かれた名言」「読書感想文の紹介」を挙げています。

【2023年上半期に読んだ面白い本11位】
海獣学者、クジラを解剖する/田島木綿子

海獣学者、クジラを解剖する』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第11位は『海獣学者、クジラを解剖する 海の哺乳類の死体が教えてくれること』です。

海獣学者、クジラを解剖する 海の哺乳類の死体が教えてくれること』は、国立科学博物館の田島さんが、不幸にも全国で座礁してしまったクジラの元へ駆けつけ、死因や原因を探るという一冊です。

シロナガスクジラが上がったと聞いて、全国から集まる学者たち。知らなかったクジラの生態や行動が、我々一般読者と同じ目線で書かれているから面白かったです。

続編の『クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ』も読みたい。

『海獣学者、クジラを解剖する/田島木綿子』本の名言を紹介

調査現場に立つと、いつも思う。
なぜこのクジラは死ななければならなかったのだろう。

海獣学者、クジラを解剖する/田島木綿子

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【2023年上半期に読んだ面白い本10位】
学校するからだ/矢野利裕

「学校×身体のノンフィクション

『学校するからだ』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第10位は『学校するからだ』です。

学校するからだ」は、『からだとことばが躍動する異色の〈学校×身体〉ノンフィクション』というキャッチコピーで、現役教員でありながら批評家の矢野利裕さんが記した異色の学校エッセイ本です。

批評家らしく学校のちょっと不思議で面白い部分を俯瞰的な視点から書こうと思っていたけど、1つひとつのエピソードを紡ぐうちに、気づいたら教師目線の学校生活を『ベタ』に描いていたんじゃないかなと予想する一冊。

ベタに笑い、ベタに感動する、異色とは程遠いノンフィクション本です。

『学校するからだ/矢野利裕』本の名言を紹介

卒業式のさなかにあの曲を聞くといつも、あまりの「ベタ」な状況に笑えてくるのだけど、同時にその「ベタ」の力に押し切られて感動してしまう。

学校するからだ/矢野利裕

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【2023年上半期に読んだ面白い本9位】
写真はわからない/小林紀晴

『写真はわからない』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第9位は『写真はわからない』です。

写真はわからない」は、『アジアンジャパニーズ』や『愛のかたち』で有名な写真家の小林紀晴さんが、自らの体験をもとに写真論を伝えている一冊。

写真家としての活動ももちろん、写真学校での教員としての立場や、コンテストの審査員としての立場から、どうやって写真を撮ったのかや、どう写真を評価しているのかを具体例を示しながらわかりやすく伝えた一冊。

写真が好きな人はぜひ読んでみてほしいオススメ本です。

『写真はわからない/小林紀晴』本の名言を紹介

自らを冷静にジャッジできるか。優秀なフォトグラファーは、間違いなくこの目をもっている。
シンプルにいえば、どんなに思い入れがある写真でもつまらなければ、バッサリと削ることができるか。これは簡単なことのようで、意外に難しい。

写真はわからない/小林紀晴


【2023年上半期に読んだ面白い本8位】
観察力の鍛え方/佐渡島庸平

「体験的」写真論

『観察力の鍛え方』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第8位は『観察力の鍛え方』です。

観察力の鍛え方」は、漫画『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』の編集者である佐渡島庸平さんが、トップクリエイターから新人社員との付き合い方を通して感じた「観察力」について語った一冊。


佐渡島さんの本は他にも『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. 現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ』や『ぼくらの仮説が世界をつくる』が面白い。


「WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE」は、オーディブルの聴き放題でも対応しています。
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『観察力の鍛え方/佐渡島庸平』本の名言を紹介

人生は長い。インプットの質が良ければ、最終的にアウトプットの質も良くなる。
インプットの質を高めるのが「観察力」だ。

観察力の鍛え方/佐渡島庸平


【2023年上半期に読んだ面白い本7位】
JK、インドで常識ぶっ壊される/熊谷はるか

『JK、インドで常識ぶっ壊される』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第7位は『JK、インドで常識ぶっ壊される』です。

JK、インドで常識ぶっ壊される」は、女子高生の視点からインドをテーマに書いたってだけで既に興味深い一冊。

タイトルもキャッチーだけど、読んでみると新しいインドの表情を覗かせてくれて、年齢とともに成長していった作者の続きの人生が気になった。

4歳の娘がいつか手にとってくれることを願って、本棚に置いておきたくなったオススメ本です。

『JK、インドで常識ぶっ壊される/熊谷はるか』本の名言を紹介

放課後にプリクラとか、制服で夢の国とか、もちろんインドではファンタジーみたいな話だ。インスタのおかげで離れていても距離を感じられないなんて言うけど、実際は、自分とこんなに違う場所にいるんだ、ともっと距離を感じるだけだ。

JK、インドで常識ぶっ壊される/熊谷はるか

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【2023年上半期に読んだ面白い本6位】
恐竜まみれ/小林快次

恐竜学者のフィールドワーク日記

『恐竜まみれ』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第6位は『恐竜まみれ』です。

恐竜まみれ」は、北海道大学教授でプロフェッショナル仕事の流儀などメディアで引っ張りだこの恐竜学者による、化石発掘エッセイ本。

「恐竜の博士ちゃんになりたい」と言ってる4歳の娘も認知している日本恐竜界のトップランナー小林先生。娘への話のネタに最高だった。

デイノケイルスの発掘や営巣地の発見がリアルに描かれていて、ワクワクしながら読めるオススメ本です。


【2023年上半期に読んだ面白い本5位】
会って、話すこと/田中泰延

コピーライターの会話術

『会って、話すこと』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第5位は『会って、話すこと』です。

会って、話すこと」は、大ヒットした「読みたいことを、書けばいい」の続編で会話について書いた一冊。

今となってはもう随分昔のことのように感じるが、人と会って話すことが叶わない時期がありましたね。人と会って話すことで生まれる「なにか」を得られないことで、得たこととは?

『人間は会話によって風景を発見する』という名文の意味をこの本から感じとってほしいオススメ本です。

『会って、話すこと/田中泰延』本の名言を紹介

教養のある人物を私なりに定義すると、向かい合ったときに「私は何も知らない。世界はこんなに広くてわからないです。そして我々は最後は死んじゃいます。なので今、少し笑いましょう」と感じさせてくれる人ではないだろうか。

会って、話すこと/田中泰延


【2023年上半期に読んだ面白い本4位】
学力の経済学/中室牧子

教育をデータ化する一冊

『学力の経済学』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第4位は『学力の経済学』です。

学力の経済学」は、「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした一冊。

「テストで良い点をとったらご褒美にゲームを買ってあげる」という行為は、データ的にどうなの?といった疑問が書かれてあって、全ての子育て中の方に読んでほしい本です。

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「学力の経済学」は全ての親に読んでほしい一冊!

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『学力の経済学/中室牧子』本の名言を紹介

思いがけず子育て中のお母さんの言葉に勇気づけられた私は、今、自分がすべき事は、
「データーを用いて教育を科学的に分析することが、どれほど世の中に役に立つことなのか」を広く教育経済学研究の支持者を増やしていくことなのではないか、と感じました。

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【2023年上半期に読んだ面白い本3位】
語学の天才まで1億光年/高野秀行

旅するために25の言語を学んだ

『語学の天才まで1億光年』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第3位は『語学の天才まで1億光年』です。

語学の天才まで1億光年」は、コンゴで怪獣を探したり、ミャンマーでアヘンを栽培するために、現地の言葉を学ぶことが一番の武器と言語学習を繰り返し、気がついたら25の言語を学んで操れるようになったという一冊。


言語は手段でしかないが、最強の手段であるというのも説得力がある。
海外や旅に興味のある方や、語学が好きな方はぜひ読んでみてほしいオススメ本。

『語学の天才まで1億光年/高野秀行』本の名言を紹介

コミュニケーションは協働作業なのである。自分一人で会話すると言うことはない。必ず相手がおり、その相手はたいていの場合、コミュニケーションを成立させるためにこちらに協力してくれる。

語学の天才まで1億光年/高野秀行

著者の高野秀行さんのプロフィールとオススメ本

誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」をモットーに作品を生み出し続ける高野さん。その力を遺憾なく発揮した渾身の作品が「謎の独立国家ソマリランド」です。

高野秀行さんのその他のおすすめの本をいくつか紹介します。



【2023年上半期に読んだ面白い本2位】
さよなら、野口健/小林元喜

大好きな人と別れる決心をした一冊

『さよなら、野口健』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第2位は『さよなら、野口健』です。

さよなら、野口健」は、本屋大賞ノンフィクション賞にノミネートした作品。著者の小林元喜さんはアルピニスト・野口健の側近として合計10年間働いてきたが、入社と退社を3度繰り返してきた。野口健の側で働くことに耐えられなくなったのだ。

離れたくても離れられない野口健という存在。その協力な地場に引き込まれ、また愛想を尽かして離れる。と、思ったらまた引き寄せられる。

野口健は「有言することで実行しなければならないように追い込む手法」を得意としているが、小林さんは野口さんに対してこの本で同様の行為をし、野口健にサヨナラを告げた。

サヨナラ、野口健。


【2023年上半期に読んだ面白い本1位】
ボーダー 移民と難民/佐々涼子

入管法で揺れる今こそ読んでほしい

『ボーダー 移民と難民』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白かったオススメ本ランキング第1位は『ボーダー 移民と難民』です。

ボーダー 移民と難民」は、内戦で命からがら日本に避難してきた「難民」たちをテーマにしたノンフィクション本。

本国の混乱から命からがら逃げてきた難民たちは、難民認定されることがほとんどなく、強制収容され、本国に返されれば死刑になるような状況でも理解されず、非人道的な扱いを日本で受ける現状をご存知だろうか?

日本は外国からは治安が良くてルールが守られて快適な国だと評価されている一方で、『日本に来たことが人生最大の失敗だった』と言われてしまうような、この国の入管の実態を知った。

知らないことは動けないし、無関心では優しくなれない。優しくなりたいと思ったオススメ本です。

『ボーダー 移民と難民/佐々涼子』本の名言を紹介

私には夢があります。
国籍や在留資格とかに関係なく、すべての人が家族と一緒に暮らす、迫害の恐怖から逃れる、不当な身体拘束から解放される、あるいは、収容されていても適切な医療を受け、命を維持できる。
いわば当たり前の世界が私の夢です。残念ながら、今回の法案はこの夢とは暴虐の方向に向かっていると思います。

ボーダー 移民と難民/佐々涼子


2023年上半期に読んだオススメ本を、もう少し紹介

2023年上半期に読んだ面白い本を11冊紹介してきました。

他にも11位までには入れられなかったけれど2023年上半期に読んだおもしろかったオススメ本を3冊紹介します。

【2023年上半期に読んだ面白い本】
ドリームクエスト/宗玄浩

世界の夢をたずねた本

『ドリームクエスト』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白い本は『ドリームクエスト』です。

ドリームクエスト 夢をたずねて世界を巡る旅」は、このブログの筆者である宗玄浩が出版した本です。

元先生である僕が、世界50カ国134人の声に耳を傾け、学校では学ぶことのできない貴重なエピソードの数々とともに、世界の絶景と柔らかな表情の人物写真をあわせた特別な一冊に仕立てました。

元先生が出会った、学校では教えない世界の夢の話、ちょっとのぞいてみませんか?

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【2023年上半期に読んだ面白い本】
デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法/西井敏恭

『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白い本は『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』です。

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法」は、オイシックスドット大地株式会社 執行役員の西井敏恭さんがデジタルマーケティングについてわかりやすく伝えた一冊。

西井敏恭さんは、「つあーめん」というふざけた世界一周ブログを書いて大学生の僕を笑わせまくっていたが、「デジタルマーケティングならこの本がわかりやすいよ」とオススメされる人になっていた…笑

デジタルで売り続ける仕組みを初心者に解説した一冊。


【2023年上半期に読んだ面白い本】
13歳からのアート思考/末永幸歩

デジタルマーケティングがわかる

『13歳からのアート思考』内容・感想・本の紹介

2023年上半期に読んだ面白い本は『13歳からのアート思考』です。

13歳からのアート思考」は、中高生向けの「美術」の授業をベースに、「自分だけの視点」で物事を見て、「自分なりの答え」をつくりだす考え方を身につけていく一冊。

美術館に行ったときには、絵を鑑賞しているようで、題名や解説を眺めてわかった気になって、情報の確認作業をしている人に(まさに僕だ!!)読んでほしい。

子どもたちへのワークショップを通して、アートってなんだ?と実例を交えながら考えられる貴重な本。


この3冊は2023年におもしろかった本として、惜しくもランクインはしなかったけど、紹介したい本でした。
興味のあるタイトルがあれば読んでみてください!

2023年上半期に読んだオススメ本のまとめ

2023年上半期に読んだ47冊の本から面白かった本を14冊を紹介してきました。

興味のある本はありましたか?
本はその人が生きてきて得た貴重な経験や知恵が詰められていて、それをたった1500円で知ることができます。

時間的な効率も抜群だし、なにより楽しい。気になった本があれば、ぜひ読んでみてください!

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