2022年に読んで面白かったオススメ本ランキング11

2022年に読んだ面白い本ランキング11

この記事は、2022年に読んだ本の中から面白かった本のランキングベスト11を紹介しています。

2022年上半期は45冊、下半期は46冊で合計91冊の本を読みました。その中からジャンルを問わず面白かった本をランキング形式で紹介します。また、面白かった本11冊に加えて、惜しくもランクインはしなかったけれど読み応えのあった面白い本4冊も合わせてお伝えします!

また、上半期に読んで面白かった本ベスト11冊、下半期に読んだ本ベスト11冊を紹介した記事もあるので、合わせて読んでみてください!

この記事を書いた人
  • 2023年5月に旅をしながら世界各地の人に「夢」をインタビューした本をみらいパブリッシングから出版
  • 2023年3月末まで書籍を学校に届けるクラウドファンディングに挑戦中(もうすぐ100%達成!!!)
  • >>クラウドファンディングのページへ

2022年に読んだ面白かった本をランキング形式で紹介

2022年に読んだ91冊の本の中から、特に面白かった本を11冊紹介します。

このブログでは、毎年その年に読んだ本からおもしろかった本を紹介する企画をしています。2018年から継続して行っているので、興味のある方は2018年から遡って読んでみてください!

きっとあなたが面白そうと思える本に出会えるかと思います。

2018年からその年に読んだ本トップ11を紹介しています

また、2022年上半期に読んだ本の中から、心に響いた名言・名文10選を紹介した記事もあるので合わせて読んでみてください!

2022年に読んで面白かった本ベスト11冊

2022年に読んで面白かった本11冊を、ランキング形式にして紹介していきます。

各本の紹介では「タイトル」「作家名」「どんな本か?」「本に書かれた名言」「読書感想文の紹介」などを挙げています。

【2022年に読んだ面白い本11位】
両手にトカレフ/ブレイディみかこ

2022年に読んだ面白い本11位『両手にトカレフ』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第11位は『両手にトカレフ』です。

両手にトカレフ』は、ぼくはイエローでホワイトでブルー』の作者のブレイディみかこさんの小説です。

貧困の中で生きる14歳の少女が、金子文子の自伝と出会い、絶望的な状況から自身の人生を再び生き直す姿は、フィクションだからこそ描けた物語で、とても考えさせられる一冊です。

ブレイディみかこさんの視点はいつも気づきをくれる本ばかりですね!

ブレイディみかこの人気本『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

両手にトカレフ』の著者であるブレイディみかこさんのおすすめ本といえば、ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーです。
このブログでも「一生読まれ続ける本」として何度も紹介している特にオススメの本で、2020年のオススメ本第1位として紹介しました。

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【2022年に読んだ面白い本10位】
1歳の君とバナナへ/岡田悠

audible聴き放題対象作品

2022年に読んだ面白い本10位『1歳の君とバナナへ』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第10位1歳の君とバナナへです。

1歳の君とバナナへ』は、僕が2022年上半期で最も面白かった本としてオススメした『0メートルの旅』の作者の岡田悠さんの育児エッセイです。
岡田悠さんの文章はとてもユーモアがあって優しく、子育てにある普通の悩みや関わりを描いた笑って泣ける育児エッセイ本です。

君が大人になっても覚えている記憶は、どんなものだろうか。寝返りをしてバナナをつかんだ日のことも、芝生を這った日のことも、おそらく覚えてはいないだろう。だからこそ、僕はこの手紙を書き始めたのだ。記憶力のある大人として、このかけがえのない時間を、君に向けて記録しておこうと思った。ウミガメを見る君の目がいかに驚いていたか、教えてあげたいと思った。

一歳の君とバナナへ/岡田悠

探検家の角幡唯介さんの『探検家とペネロペちゃん』もそうでしたが、面白く文章を書ける人が書くと、旅も育児も面白い本が出来上がるもんだと実感した一冊

1歳の君とバナナへ』はaudible聴き放題対象本

1歳の君とバナナへ』は、audibleの聴き放題対象作品で、オーディブルに入会すれば最初の1ヶ月無料で聴くことができます。笑って泣ける岡田悠さんの育児エッセイなので、個人的にはaudibleの最初の一冊として特にオススメです!

※解約はいつでも可能。対象作品が聴き放題

1歳の君とバナナへはaudibleの聴き放題対象作品です。


【2022年に読んだ面白い本9位】
「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない/坪田信貴

2022年に読んだ面白い本9位『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第9位は『人に迷惑をかけるなと言ってはいけない』です。

人に迷惑をかけるなと言ってはいけない』は、ビリギャルの作者としてお馴染みの坪田信孝さんの人を育てる本
坪田信貴さんは予備校講師として数多くの子どもたちと関わってきた中で、子どもを成長させてきたプロフェッショナルです。学力を伸ばしたい気持ちが強くて衝突を繰り返してきた親子との関わりから得た坪田さんの人を育てるメゾットが詰まった一冊です。

人に迷惑をかけるなと言うデメリットは「人に助けを求められなくなること
だったら、迷惑をかけて助けてもらった分を誰かにお返ししていこう!と伝るみたいな発想の視点が書かれた本です。

「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』はkindleで格安で買える

人に迷惑をかけるなと言ってはいけない』は、どういうわけかkindle版は格安で購入できます
書籍版なら定価990円のところ、kindle版の『人に迷惑をかけるなと言ってはいけない』は税込み330円

これ、絶対オススメです!


【2022年に読んだ面白い本8位】
ラブレター/幡野広志

2022年に読んだ面白い本8位『ラブレター』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第8位は『ラブレター』です。

ラブレター』は、写真家の幡野広志さんが妻と子どもに宛てた文章と写真をまとめた写真エッセイ本

幡野広志さんは、がん患者で余命を宣告されているこもあって、妻と子どもに宛てる言葉がとても心に響きます。

ラブレター』の著者である幡野広志さんのおすすめ本

幡野広志さんの本はこれまでも2019年2020年2021年と毎年おすすめ本として紹介してきました。

これまで出版している本はすべて読み応え十分で新しい視点をみせてくれる本なので、ぜひ読んでみてください!


【2022年に読んだ面白い本7位】
13歳からの地政学/田中孝幸

2022年に読んだ面白い本7位『13歳からの地政学/田中孝幸』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第7位は『13歳からの地政学』です。

『13歳からの地政学』は、クリミア半島のロシア・ウクライナ問題や、日本が核爆弾をもつ日が来るのか?といった2022年現在に最もホッとな世界の問題を、中学生にもわかりやすいような優しい言葉で、わかりやすく教えてくれる一冊です。

中学生と謎の男の対話形式で地政学を学べる展開は非常に読みやすく、理解しやすい内容になっています。

13歳からの地政学/田中孝幸』本の目次を紹介

目次だけ見ても興味深いので紹介します。
「核兵器がどこに隠してあるか」を知るだけでも、この本を読む価値がありそうです。

「13歳からの地政学」の目次
  • なぜドルは世界中で使われるのか/みんなが船で運ぶ理由
  • 中国が南シナ海を欲しがる理由/日本が核爆弾を持つ日は来るのか
  • なぜ領土を求めつづけるのか/中国の防犯カメラは何のため?
  • なぜ王様は必要とされるのか/なぜ大きな国の人々は外国語が下手なのか ほか
  • なぜアフリカにはお金がないのか/アフリカから見た日本
  • 世界一ラッキーな土地アメリカ/韓国人でロシア国籍のヤマモトさん
  • 夢がないのは悪いこと?/温暖化で地球儀はどう変わるか

【2022年に読んだ面白い本6位】
裸の大地/角幡唯介

2022年に読んだ面白い本6位『裸の大地』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第6位は『裸の大地』です。

裸の大地』は、探検家の角幡唯介さんが、北極圏を犬ぞりで旅するようになった過程について書かれた本です。僕自身が2018年のオススメ本第1位として紹介した『極夜行』で角幡唯介の旅のテッペンが描かれたと思っていたけど、更に貪欲に進化し続ける角幡唯介の旅は必見です。

裸の大地』著者の角幡唯介さんについて書いたブログ記事

裸の大地』は、探検家の角幡唯介さんの著作で、サバイバル登山家の服部文祥さんとの「裸の大地」について語り合った対談本もkindleで出版しています。

角幡唯介さんはこのブログでも何度も紹介している僕のお気に入りの作家で、ハンパない探検活動を文章に起こす稀有な存在です。

人はだれでも己の過去の足跡と経験を通じて、次はこれをやりたい、と言うある種の「思いつき」を抱く。その思いつきは、その人の個人的な歴史の歩みの中で生起するものである以上、それを実行していくことで固有の未来が開け、人は自分自身になることができる。
私がこの長期犬橇行に出たのは、これまで生きてきた結果として、ほかならぬ私がそれを思いついたからだ。たまたま探検の世界に足を踏み入れ、自分なりにそれを実行してきて、そして北極に通うようになり、その帰結として、私の頭には次は長期犬橇行をやろうという考えが浮かんだ。
と言うことは、この思いつきには自分の人生の前過去とこれからの未来が含まれているということになり、これはまさに自分の人格そのものといっていいだろう。旅をして新たに開ける道をゆくことで、私の人生の固有度はさらに高まり、私は私になることができる。

狩りの思考法/角幡唯介

角幡唯介さんのオススメ本や、名言、魅力などを伝えた記事があるので、読んでみてください!

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【2022年に読んだ面白い本5位】
わたしはあかねこ/サトシン

2022年に読んだ面白い本5位『わたしはあかねこ』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第5位は『わたしはあかねこ』です。

2022年は僕自身が絵本にドハマりした年ですが、その中でも特に面白かった絵本が『わたしはあかねこ』です。

なんだよ絵本かよ?と疑問に思うことなくなかれ。
ビジネス書を読む2時間と1000円があれば、『わたしはあかねこ』を読む10分と1000円を使ってほしい一冊です。

わたしはあかねこは、自分らしく生きることや、自分を大切にすることが詰まった名作絵本です!

わたしはあかねこ』は大人が読んでも面白い絵本

わたしはあかねこ』は、大人が読んでも面白い絵本です。

このブログでも、大人が読んでも面白い絵本ランキング30を紹介した記事があるので、合わせて読んでみてください!

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【2022年に読んだ面白い本4位】
お金の学校/坂口恭平

2022年に読んだ面白い本4位『お金の学校』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第4位は『お金の学校』です。

お金の学校』は『独立国家の作り方』の作者でもある天才・坂口恭平が、お金について書いた一冊。
天才の頭の中を覗くと、やっぱり天才的な発想の持ち主ですが、やってることはキッチリしていて情熱的。

『お金の学校』で何度も強調されている『大丈夫だよ、きっとうまくいく』という言葉は、子育てをしていくうえでお守りにしたくなった言葉です。

坂口恭平さんが小学生の娘が10万円を稼ぐときの掛け合いだけでも読む価値がある一冊。

お金の学校』の名言を紹介

2022年下半期に最も面白かった本である坂口恭平さんの著書『お金の学校』に書かれていた名言をいくつか紹介していきます。

恐怖心が少しでもあると、経済は回らなくなります。だから安心させたほうがいいんです。自分もみんなも。

それは、どんなことがあっても、「大丈夫だよ、きっとうまくいくよ」って声をかけられるってことです。これは多くの人が苦手とすることのようです。ついつい「お前なんかダメだ」と言ってしまうみたいです。

僕は絶対に、自分に「お前はダメだよ」って言わないんです。どんな劣悪な状況であったとしても「大丈夫だよ、きっとうまくいくよ」って声をかけてあげるんです。なぜかわかりますか?そのほうが安心するからです。そのほうが安心して、少しだけですが、楽しいからです。

お金の学校/坂口恭平

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【2022年に読んだ面白い本3位】
うたうおばけ/くどうれいん

2022年に読んだ面白い本3位『うたうおばけ/くどうれいん』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第3位は『うたうおばけ』です。
久しぶりに稲妻に打たれたような衝撃を受けたエッセイ本で日々の一瞬が愛おしく感じられる一冊

『うたうおばけ』は、著者のくどうれいんさんが生きてきた日常の中のささやかな出来事をを鮮やかな文章で表現したこの本は、きっと多くの方の心に響く一冊です。

美しいエッセイは、どうしてそんな昔のささやかな出来事をこんな瑞々しい鮮明な文章で描けるの?と思うことが多いのですが、くどうれいんさんの書く文章はそんな瑞々しさと、儚さを感じられるエッセイ本です。

くどうれいんさんの本は『氷柱の声』も、2022年上半期の4位にランキングしています!

『うたうおばけ/くどうれいん』本の名言を紹介

生活は死ぬまで続く長い実話。そう思うと、どんな些細な事でも書き留めておきたくなります。

うたうおばけ/くどうれいん

「アミは彼氏できたの」
「向こうが勝手に付き合ってると思い込んでるだけ」
「なにそれ、どんな人?」
「空は青い!太陽は熱い!俺はアミちゃんが大好き!みたいなばかな人」
「あはは、ちょーいいじゃん」
「よくないよ、デートの集合時間朝五時半とかだし。朝練かよ」

わたしはこの会話を、よく晴れた青空の下でよく思い出す。アミは今どこで何をしているのだろう。「空は青い!太陽は熱い!」ような人と、また付き合ったりしているのだろうか。わたしは知らないし、知らなくていい。でも、わたしがそうであるように、アミもわたしのことを思い出したりしているだろうか。

うたうおばけ/くどうれいん

くどうれいん『氷柱の声』はaudible聴き放題対象本

氷柱の声』は、audibleの聴き放題対象作品で、オーディブルに入会すれば最初の1ヶ月無料で聴くことができます。めちゃくちゃ感度の高い文章を描く「くどうれいん」さんの本なので、audibleのオススメ本です!

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氷柱の声」はaudibleの聴き放題対象作品です。

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【2022年に読んだ面白い本2位】
ガリンペイロ/国分拓

2022年に読んだ面白い本2位『ガリンペイロ/国分拓』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第2位は『ガリンペイロ』です。

NHKスペシャル「大アマゾン 最後の秘境」第二集「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」で放送された内容をより深く描いた書籍『ガリンペイロ

アマゾン奥地の地図にも描かれていない辺境にある不法地帯の金鉱山。ならず者たちが黄金の帝王になることを夢見て金を掘り続けている場所がある。
そこでは「掟」に従うならば、殺人者だろうが、ゴミ箱で生まれた者だろうが、誰でも受け入れる。

日本の常識とはかけ離れた土地に潜入取材し、極上の文章力で表現した国分拓さんの傑作ノンフィクション本が「ガリンペイロ」です。

作者の国分拓さんは、同じようにアマゾンの原住民を追ったノンフィクション本『ノモレ』も最高に面白いです!

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ガリンペイロ』の書評・読書感想文|魅力

ガリンペイロを読んだ書評・読書感想文を書きました。

かなり詳細に『ガリンペイロ』の魅力を綴っていますので、よかったら読んでみてください!


【2022年に読んだ面白い本1位】
0メートルの旅/岡田悠

2022年に読んだ面白い本1位『0メートルの旅/岡田悠』本の紹介と感想

2022年に読んだ面白い本ランキング第1位は『0メートルの旅』です。

0メートルの旅』は、イランへの旅行記で世界ウェブ記事大賞を受賞した岡田悠さんが世界への旅を始め、国内の旅、近所の旅、家の旅と、自宅から16350000メートル離れた南極から350メートルの近所、そして0メートルの自宅と、距離に関係ない旅の物語16を綴った本。

『0メートルの旅』の面白いところは、南極やイスラエルと同列で、駅前の寿司屋や郵便局を【旅】として捉えているところなんです!そして、この近所編と家編の旅行記がべらぼうに面白いところが魅力なんですよ!

距離に関係なく、アイデアと行動力で全てを【旅】として創っていく過程の中で、『どこまでが旅と呼べるのか?』ということを考えていった一冊です。


最終章である「家編」では、コロナ禍で運動不足になったのでエアロバイクを買ったところすぐに飽きてしまったため、悩んだ末にグーグルマップのストリートビューとエアロバイクを連動させるアイデアを思いつきます。

そこから、広島でエンジニアをしている男性のブログにたどりつき、すぐに連絡をとって意気投合し、オンライン会議を重ねて3週間でスマホとエアロバイクとグーグルマップの連携システムを作り、日本一周エアロバイクの旅がスタートします。

もう、バカです。
でも、おもしろい。

「旅に距離は関係あるか?」というのはよくあるテーマですが、近所や自宅をアイデアと行動力で旅として創っていき、その旅の話が海外や国内の旅よりも面白いところが、『0メートルの旅』の最大の魅力です。

『0メートルの旅/岡田悠』本の名言を紹介

たとえ地球の裏側に行こうと、通り過ぎるだけの景色もある。ふらりと出かけた散歩で、忘れられない景色もある。
その違いは、何が起こるかよりも、どう受け入れるかにあった。
どこに行くかよりも、どう接するかにあった。
何を消費するかではなく、何を創るかにあった。

0メートルの旅/岡田悠

2022年に読んだ本からオススメしたい4冊の本

2022年に読んで面白かった本ランキングで11位以内に入らなかったけれど、ぜひ読んでほしい本を4冊紹介します。

どの本もとても読み応えがあって、上半期・下半期のオススメ本11にはランクインしていた本なので、オススメです。

【2022年のオススメ本①】
読みたいことを、書けばいい/田中泰延

「書くこと」について考える一冊

『読みたいことを、書けばいい』内容・感想・本の紹介

2022年のオススメ本1冊目は『読みたいことを、書けばいい』です。

「読みたいことを、書けばいい」は、電通のコピーライターとして24年間勤務した田中泰延さんが、書くことについて伝えた一冊。

文章を読ませる技術が詰まった本で、メモをとりたくなるような言葉と、本を読むことを飽きさせない仕掛けがあって、感心させられた本です。2回読みました。

『読みたいことを、書けばいい/田中泰延』本の名言を紹介

私は、なかなかいい給料が振り込まれていた電通という会社を、何の保証もなく辞めて50代を迎える。それは自分が面白がれることが、結果として誰かの役に立つ、それを証明したいからなのだ。

読みたいことを、書けばいい/田中泰延

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【2022年のオススメ本②】
アライバル/ショーン・タン

文字のない絵本

『アライバル/ショーン・タン』内容・感想・本の紹介

2022年のオススメ本2冊目は『アライバル』です。

『アライバル』は文字のない絵本で、読み終わった後はまるで一本のサイレント映画を見たような感覚を味わえる魅力的な絵本です。

社会的事情により家族と離れた町で出稼ぎをして暮らさなければならなくなった男性が、見たこともない文化の新しい土地で、不安や期待と共に過ごしていくストーリーです。過去の自分を捨てる辛さと、新しい人生を歩む期待が文字のない絵からヒシヒシと伝わってくる心に響く内容です。

僕もこの本を読み終わった後は何も手につかず、しばらく呆然としていたような衝撃を受けた一冊です。

あわせて読みたい

「アライバル」は大人に読んでほしい絵本として紹介しています。読むと誰もが引き込まれる作品なので、ぜひ手にとってみてください。

大人に読んでほしい面白い絵本ランキング30【2023年版】

大人が感動する絵本ランキングベスト30作品大人に読んでほしい面白い絵本ランキング30【2023年版】

【2022年のオススメ本③】
悩みどころと逃げどころ/ちきりん&梅原大吾

悩みどころと逃げどころ』内容・感想・本の紹介

2022年のオススメ本3冊目は『悩みどころと逃げどころ』です。

悩みどころと逃げどころ』は、人気ブロガーのちきりんさんと、格闘ゲーマー界のトップ梅原大吾さんの対談本。
全然違う性格だけど不思議と共通点も多い二人の掛け合いは、新しい視点をもらえる良書。

梅原大吾さんのことは知らなかったけど、この本で興味をもち、「1日ひとつだけ、強くなる」を読んだくらいに素敵な人でした。

悩みどころと逃げどころ』はaudible聴き放題対象本

悩みどころと逃げどころ』は、audibleの聴き放題対象作品で、オーディブルに入会すれば最初の1ヶ月を無料で聴くことができます。ちきりんさんファンや、格闘ゲーム好きには特にオススメの一冊!

※解約はいつでも可能。対象作品が聴き放題

悩みどころと逃げどころはaudibleの聴き放題対象作品です。


【2022年のオススメ本④】
観察力の鍛え方/佐渡島庸平

観察力の鍛え方』内容・感想・本の紹介

2022年のオススメ本4冊目は『観察力の鍛え方』です。

観察力の鍛え方』は、宇宙兄弟やドラゴン桜の編集者の佐渡島庸平さんのビジネス本です。
新人マンガ家の育成も手掛けている佐渡島さんならではの視点は、多くの後輩を抱えるビジネスマンにとっても役立つノウハウがいっぱいです。

佐渡島さんの前作の本『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』は、オーディブルのオススメ本ランキング30で1位として紹介しています!2019年にも面白かった本の第7位として紹介しているので、合わせて読んでみてください!

佐渡島庸平さんのオススメ本はaudible聴き放題の対象本

観察力の鍛え方』の著者の佐渡島庸平さんのおすすめ本『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』は、audibleの聴き放題対象本となっています!
僕の2019年のオススメ本第7位にランクインした本ですが、audibleの1ヶ月無料期間なら完全無料で聴けるので、ぜひ試してみてください!

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WE ARE LONELY, BUT NOT ALONEはaudibleの聴き放題対象作品です。

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2022年に読んだ面白い本ランキング まとめ

2022年に読んだ本の中から面白かった本ランキング11を紹介してきました。

2022年に読んだ面白い本ランキングまとめ

1位 0メートルの旅
2位 ガリンペイロ
3位 うたうおばけ
4位 お金の学校
5位 わたしはあかねこ
6位 裸の大地
7位 13歳からの地政学
8位 ラブレター
9位 「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない
10位 1歳の君とバナナへ
11位 両天にトカレフ

2022年の上半期と下半期のオススメ本を紹介した記事もあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

また、2018年から面白かった本ランキングの記事を書いています。
過去の面白かった本ランキングを見たい方は、さかのぼって見てみてください!

2023年はどんな本に出会えるのでしょうか。
今からとても楽しみです!