面白い旅本『0メートルの旅』本の紹介と感想

0メートルの旅/岡田悠の読書感想文

この記事は『0メートルの旅』についての本の紹介と読書感想文です。
イランへの旅行記で世界ウェブ記事大賞を受賞した岡田悠さんが世界への旅を始め、国内の旅、近所の旅、家の旅と、自宅から16350000メートル離れた南極から350メートルの近所、そして0メートルの自宅と、距離に関係ない旅の物語16を綴った本です。

『0メートルの旅』は、とても面白い旅本なので、「心からオススメできる面白い旅の本・紀行文23冊」に追加しました!

こんな人にオススメ!
  • 面白い旅本を読みたい人
  • 旅のエッセイが好きな人
  • 『0メートルの旅』を読んでみたい人

面白い旅本『0メートルの旅』本の紹介

岡田悠さんの著書『0メートルの旅 日常を引き剥がす16の物語』が、とても面白い旅本だったので読書感想文として紹介します。

「0メートルの旅」は、どんな本なんですか?

読書好きおじさん

宗玄さん

「0メートルの旅」は、有給休暇取得率100%の岡田悠さんが、様々な旅を綴った旅行記です。
よくある旅行記を綴った旅本ってこと?

読書好きおじさん

宗玄さん

『0メートルの旅』が普通の旅行記と違って面白いところが、距離に関係なく旅を綴っているところにあります。
距離に関係ない旅本って、どういうこと?

読書好きおじさん

宗玄さん

そうです、距離に関係ない旅本です。
まずは『0メートルの旅』の目次を読んでみてください!
『0メートルの旅』の目次
  1. 第一章 海外編(南極・南アフリカ・モロッコ・イスラエル・パレスチナ・イラン・ウズベキスタン・インド)
  2. 第二章 国内編(仙台・青ヶ島・箱根ヶ崎・国立)
  3. 第三章 近所編(駅前の寿司屋・郵便局・畑のフランス料理店)
  4. 第四章 家編(部屋)
三章の近所編とか四章の家編とかって、確かに普通の旅行記じゃなさそう…。

読書好きおじさん

宗玄さん

そうそう、『0メートルの旅』の面白いところは、南極やイスラエルと同列で、駅前の寿司屋や郵便局を【旅】として捉えているところなんです!
そして、この近所編と家編の旅行記がべらぼうに面白いところが魅力なんですよ!
詳しく教えて!

読書好きおじさん

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『0メートルの旅』の感想【あらすじ・内容・エピソード】

『0メートルの旅』あらすじ・内容

『0メートルの旅』は、noteで人気の作家・岡田悠さんがこれまで経験してきた様々な旅を綴った旅行記です。

岡田さんは18歳でバックパックを背負って初めて一人で異国を旅した瞬間から旅の虜になり、お金を貯めては旅し、訪れた国は70ヶ国、国内は全都道府県を訪れるようになります。

遠くへ、もっと遠くへと旅をしていく中で、岡田さんはだんだんと疑問を覚えるようになっていきます。

「旅ってなんだろう?」

家から1600万メートル離れた南極、アフリカ、中東。
日本国内の様々な都市から自宅のある東京の街。
近所や自宅の部屋の中。

距離に関係なく、アイデアと行動力で全てを【旅】として創っていく過程の中で、『どこまでが旅と呼べるのか?』ということを考えていった一冊です。

『0メートルの旅』はここがポイント!

  • 「近所の旅」のアイデアと行動力が、旅を創っている
  • 文章が面白くて笑える
  • バカなことを真剣にしているところ

『0メートルの旅』エピソードと感想

例えば、近所の立ち食い寿司屋から送られてくるLINEクーポンから、旅を創る話があります。

寿司屋から毎週ランダムで「サーモン」や「焼きゲソ」のように指定されたネタ1皿が無料で食べられるクーポンが送られてくるのですが、岡田悠さんはこれを3年間記録し続け、法則を見つけ、それをオモシロおかしく旅として書いていきます。

もう、バカです。

でも、おもしろい。

最終章である「家編」では、コロナ禍で運動不足になったのでエアロバイクを買ったところすぐに飽きてしまったため、悩んだ末にグーグルマップのストリートビューとエアロバイクを連動させるアイデアを思いつきます。

そこから、広島でエンジニアをしている男性のブログにたどりつき、すぐに連絡をとって意気投合し、オンライン会議を重ねて3週間でスマホとエアロバイクとグーグルマップの連携システムを作り、日本一周エアロバイクの旅がスタートします。

もう、バカです。

でも、おもしろい。

「旅に距離は関係あるか?」というのはよくあるテーマですが、近所や自宅をアイデアと行動力で旅として創っていき、その旅の話が海外や国内の旅よりも面白いところが、『0メートルの旅』の最大の魅力です。

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『0メートルの旅』本の名言紹介

本の名言をまとめておくことが好きで、これまでずっとまとめています。

『0メートルの旅』に書かれた名言を紹介します。

▶何を消費するかではなく、何を創るか

たとえ地球の裏側に行こうと、通り過ぎるだけの景色もある。ふらりと出かけた散歩で、忘れられない景色もある。

その違いは、何が起こるかよりも、どう受け入れるかにあった。
どこに行くかよりも、どう接するかにあった。
何を消費するかではなく、何を創るかにあった。

▶寿司を追い続けた3年間

寿司を置い続けた3年間は、僕の平凡な火曜日を特別な日に変えた。

▶本の名言紹介記事

これまで読んできた本の名言を書き記しています。

▶読んだ本の名言をまとめたカテゴリーです。
参考:本の名言・名文カテゴリー

面白い旅本『0メートルの旅』紹介まとめ

岡田悠さんの著書『0メートル旅』は、「旅ってなんだろう?」という疑問に、「旅に距離は関係あるか?」を実体験をもとに検証していく旅行記です。

旅を消費するだけでなく自ら創作していく過程の中で、人生を楽しむための方法を見つけられるような一冊です。

とても面白い旅本・紀行文なので、ぜひ読んでみてください!

面白い本の読書感想文まとめ

面白い本の読書感想文

この記事のように、本を読んでは読書感想文をブログでアップしています。

これまでの『読書感想文一覧』があるので、興味のある本があればぜひ読んで見てください!

読書感想文一覧

1)角幡唯介|エベレストには登らない
2)菅俊一・高橋秀明|行動経済学まんが ヘンテコノミクス
3)中田敦彦|中田式ウルトラ・メンタル教本
4)戸田和幸|解説者の流儀
5)石川直樹|この星の光の地図を写す
6)岸見一郎|哲学人生問答
7)渡邊雄太|「好き」を力にする
8)高橋源一郎|ぼくらの文章教室
9)石川直樹|まれびと
10)堀江貴文|英語の多動力
11)森博嗣|作家の収支
12)鈴木敏夫|南の国のカンヤダ
13)森博嗣|森助教授VS理系大学生 臨機応答・変問自在
14)米沢敬|信じてみたい 幸せを招く世界のしるし
15)馳星周|馳星周の喰人魂
16)藤代冥砂|愛をこめて
17)佐藤優|人生のサバイバル力
18)せきしろ|1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった
19)服部文祥|息子と狩猟に
20)ブレイディみかこ|ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
21)河野啓|デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
22)幡野広志|他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。
23)内山崇|宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶
24)近藤雄生|まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること
25)岸田奈美|家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
26)玉樹真一郎|「ついやってしまう」体験のつくりかた
27)村本大輔|おれは無関心なあなたを傷つけたい
28)小松由佳|人間の土地へ
29)服部文祥|サバイバル家族
30)石川直樹|地上に星座をつくる
31)加藤亜由子|お一人さま逃亡温泉
32)沢木耕太郎|深夜特急
33)ブレイディみかこぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2
34)沢木耕太郎|深夜特急第1巻・第2巻
35)沢木耕太郎|深夜特急第3巻・第4巻
36)いとうせいこう|国境なき医師団を見に行く
37)ちきりん|「自分メディア」はこう作る!
38)村上春樹|村上T 僕の愛したTシャツたち
39)鈴木賢志|スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む
40)沢木耕太郎|深夜特急第5巻・第6巻
41)落合陽一|0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書|
42)早坂大輔|ぼくにはこれしかなかった。BOOKBERD店主の開業物語|
43)小永吉陽子|女子バスケットボール東京2020への旅
44)辻山良雄・nakaban|ことばの生まれる景色
45)岡田悠|0メートルの旅←今回の記事
46)トム・ホーバス|チャレンジング・トム

本当に面白いおすすめの本

また、これまで読んできた1500冊を全て記録している中で、本当に面白いオススメ本をジャンルごとに紹介していく記事を書いています。

今回紹介した『0メートルの旅』は、シリーズ第4弾「本当に面白い旅本・紀行文」で紹介しました。

様々なジャンルのおすすめ本があるので、本が好きな方はぜひ読んでみてください