【書評】サッカー解説者・戸田和幸|「解説者の流儀 」を読んで考えた【サッカー元日本代表】

この記事では、洋泉社から出版されている「サッカー元日本代表の戸田和幸さんの著書「解説者の流儀」の書評記事」です。日韓ワールドカップで日本代表として活躍した戸田和幸さんが、どのように解説者として地位を築いたのかが書かれています。

 

書評記事」をカテゴリーで分類していて、様々なジャンルの本を紹介しています。本が好きな方はぜひ読んでみてください。

書評記事一覧
1)角幡唯介|エベレストには登らない
2)菅俊一・高橋秀明|行動経済学まんが ヘンテコノミクス
3)中田敦彦|中田式ウルトラ・メンタル教本
4)戸田和幸|解説者の流儀←今回の記事
5)石川直樹|この星の光の地図を写す
6)岸見一郎|哲学人生問答
7)渡邊雄太|「好き」を力にする
8)高橋源一郎|ぼくらの文章教室
9)石川直樹|まれびと
10)堀江貴文|英語の多動力
11)森博嗣|作家の収支
12)鈴木敏夫|南の国のカンヤダ
13)森博嗣|森助教授VS理系大学生 臨機応答・変問自在
14)米沢敬|信じてみたい 幸せを招く世界のしるし
15)馳星周|馳星周の喰人魂
16)藤代冥砂|愛をこめて
17)佐藤優|人生のサバイバル力
18)せきしろ|1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった
19)服部文祥|息子と狩猟に
20)ブレイディみかこ|ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
21)河野啓|デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
22)幡野広志|他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。
23)内山崇|宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶
24)近藤雄生|まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること
25)岸田奈美|家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
26)玉樹真一郎|「ついやってしまう」体験のつくりかた
27)村本大輔|おれは無関心なあなたを傷つけたい
28)小松由佳|人間の土地へ
29)服部文祥|サバイバル家族
30)石川直樹|地上に星座をつくる
31)加藤亜由子|お一人さま逃亡温泉
32)沢木耕太郎|深夜特急
33)ブレイディみかこ|ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2

【書評】戸田和幸|「解説者の流儀 」とは、どんな本?

解説者の流儀|サッカー元日本代表・戸田和幸


解説者の流儀

戸田和幸とは?
2002年日韓ワールドカップでレキュラーとして活躍。赤いモヒカン頭をしていた姿を覚えている人も多い。引退後は、徹底したリサーチと情報収集に基づいた的確な戦術分析を得意とする解説者として国内外のサッカー中継で活躍。
youtubeチャンネルも開設している。「SHIN_KAISETSU

30代以上の方は、2002年日韓ワールドカップの盛り上がりも、日本代表の勇姿も、そこで躍動していた赤い髪の男の記憶もある人が多いだろう。

容姿やポジションの役割から荒々しいイメージをもたれやすいが、実は論理的で解説者にめっぽう向いている。

そんな戸田和幸が、どうやって解説者という職業をつかみ、準備し、評価を得て、地位を築いたのかが書かれている。

僕はそこに興味があって本書を読んだ。

「解説者の流儀|戸田和幸」に書かれた名言・名文を紹介する

僕は本を読んだら気になった文章をノートに書き記す習慣を、もう15年近く続けている。

【15年間実施してきた完全版】語彙力を伸ばす読書術

インプットの吸収率が圧倒的に上がるし、なにより目に見える形で記録されていくことが自分の自信になる。

本書から気になった文章を紹介する。

しかし、不思議と僕には自信があった。「戸田和幸」という解説者をいかにブランディングするかと考えたとき、1つのスタイルがイメージできた。他者とは違う「色」を出せると思えるのだ。

 

引退をするより遥か前から持っていた、将来的に自分が置かれるであろう状況、立場に対する認識が間違っていなかったこと。自ら動き機会を作りにいったこと、そして目の前の一つ一つの仕事に、自分のそれまでとそれからの全てを託し全力を尽くしたこと。そして思いもよらぬところから援軍が現れたこと。
自分を知り、できるだけ正しく自分を見せることに努め、覚悟を持って物事に臨んだからこそ道が開けたのだと、改めて振り返り強く感じている。

本の前半部分は、どうやって解説者になり、どういう心持ちで仕事をし、どうやって今の地位を築くことができたのかが書かれている。

フリーの解説者の仕事は、ただなんとなくやっていけば続けられるものではなくて、自分の色を出す必要がある。

いかに戸田和幸という存在をブランディングし、最大限その能力を活かす場で力を発揮させるのか。

解説者という枠を取っ払って読んだ時に、全ての人に当てはまる一冊だと思う。

「解説者の流儀|戸田和幸」を読んで思ったこと

前半部分の解説者として(仕事人として)の心構えが、刺激的でおもしろい。

後半部分は、より具体的にサッカーを語る部分が多いのだが、前半部分が刺激的だったことに比べれば僕にとっては熱量が落ちた。

とはいえ、この本から戸田和幸という存在を更に応援したくなった。
僕にそう思わせたことが、この一冊には価値があるというなによりの証拠だろう。

表現者としての準備について考えさせられた一冊。

この本の評価
面白さ
(3.5)
吸収できた言葉
(3.5)
デザインの美しさ
(3.0)
総合評価
(3.5)
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14)米沢敬|信じてみたい 幸せを招く世界のしるし
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16)藤代冥砂|愛をこめて
17)佐藤優|人生のサバイバル力
18)せきしろ|1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった
19)服部文祥|息子と狩猟に
20)ブレイディみかこ|ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
21)河野啓|デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
22)幡野広志|他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。
23)内山崇|宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶
24)近藤雄生|まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること
25)岸田奈美|家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
26)玉樹真一郎|「ついやってしまう」体験のつくりかた
27)村本大輔|おれは無関心なあなたを傷つけたい
28)小松由佳|人間の土地へ
29)服部文祥|サバイバル家族
30)石川直樹|地上に星座をつくる
31)加藤亜由子|お一人さま逃亡温泉
32)沢木耕太郎|深夜特急
33)ブレイディみかこ|ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2

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