渡邊雄太『好きを力にする』本のあらすじと感想

この記事では、KADOKAWAから出版されている「NBAプレイヤー渡邊雄太さんの著書『好きを力にする』のあらすじと感想を紹介した読書感想文です。

田臥勇太さんに次ぐ日本人二人目のNBAプレイヤーの渡邊雄太選手は、メディア対応をみていても人間性の素晴らしさが伝わってきます。

そんな渡邊雄太選手がいかにして育ったのかが描かれた一冊のあらすじと感想を紹介します。

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NBAプレイヤー渡邊雄太の本『好きを力にする』とは?

好きを力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと|渡邊雄太


「好き」を力にする

渡邊雄太とは?
「日本人二人目のNBA選手。香川の尽誠学園を卒業後に渡米し、プレップスクールを経てアメリカのジョージ・ワシントン大学に入学。大学4年時にはチームのキャプテンに任命され、A10カンファレンスのディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーをジョージ・ワシントン大の選手として初めて受賞。大学での活躍が評価され、メンフィス・グリズリーズと契約し、NBA選手となった。

日本人NBA選手の元祖といえば、田臥勇太選手。

そして日本人で3番目にコートに立ち、現在のNBA選手の代表的な存在といえば八村塁なのだが、実はもう一人現役日本人NBA選手がいる。それが、本書の著者である渡邊雄太選手だ。

渡邊雄太選手がどういう経緯でNBAのコートに立てたのか。

特に英語が全く話せない状況からアメリカに渡り、最終学年ではチームのキャプテンまで任されるまでになった大学時代からNBAと契約した辺りまでを詳しく知りたいと思い、本書を読んだ。

長い日本の歴史で日本人NBA選手はたった3人しかいないのだが、その一人がどうやってこれまでの人生を歩んできたのかに興味をもって、本書を読んだ。

渡邊雄太 「好き」を力にする

そんな渡邊雄太選手や八村塁選手を見に行くため、中国で開催されたバスケワールドカップを見に行く予定でチケットまで購入していました。

しかし、妻の家族の事情によりあえなく前日にキャンセル。即決でした。

その辺りのことは、こちらの記事に書いてあるので、興味のある方は読んでみてください、

「好きを力にする」に書かれた渡邊雄太の名言・名文

僕は本を読んだら気になった文章をノートに書き記す習慣を、もう15年近く続けている。

インプットの吸収率が圧倒的に上がるし、なにより目に見える形で記録されていくことが自分の自信になる。

この本は文章として記録しておこうと思ったものはなかったが、気になった内容を紹介したい。

誰でもそうだと思うが、自分が描いたイメージが実際に達成されていく瞬間は実に気分が良い。バスケットボールをしているときは常に楽しいのだが、1年生の終わりから2年生の冬の時期は特に成長を感じ、いつにも増して楽しい時期だった。

なにかに集中して取り組んでいると、自分が急激に成長していることを実感できる時期がやってくる。
それまでは無我夢中に取り組んでいたものが、自分の思う通りにできるようになり、できることが次々と増え、表現できるようになっていく。

その瞬間はスポーツでも芸術でも勉強でも共通する楽しさで、きっとその感覚が自信に繋がり、更にそれが好きになるきっかけになるんだろう。

そんな瞬間を思い出させてくれる一文だった。

渡邊雄太の本『好きを力にする』はaudibleで聴ける?

audibleオーディブルの聴き放題対象作品に「好きを力にする」はある?

今回紹介した渡邊雄太さんの本『好きを力にする』』ですが、残念ながら現在はaudibleの対象本ではありません。

スポーツの本は、長谷川晶一さんの「詰むや、詰まざるや」が面白いので興味のある方は聴いてみてください!


オーディブル(audible)は、Amazonが提供している聴く読書サービスで、入会最初の1ヶ月間は無料体験を実施しています。
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audibleの聴き放題対象本はどんな本がある?

audibleオーディブル』の話題が出たので紹介すると、audibleは聴き放題と言ってもたいした本がないんでしょ?と考える方もいらっしゃるかと思いますが、これがビックリするほど読み応えのある本が揃っています

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このブログでは、audible(オーディブル)について詳しく書いた記事があるので、興味のある方は読んでみてください!

渡邊雄太『好きを力にする』の読書感想文 まとめ

正直読んでいて特別面白い本ではないが、バスケ好きならば読んでみるといいだろう。

渡邊雄太選手がいかにしてNBAまでたどり着いたのかが、よくわかる。
性格もよく描かれていて、多くの人への感謝が伝わってくる。

渡邊雄太選手の人柄がでていたような一冊だった。

この本の評価
面白さ
(2.5)
吸収できた言葉
(3.0)
デザインの美しさ
(2.5)
総合評価
(3.0)
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これまでの読書感想文一覧

1)角幡唯介|エベレストには登らない
2)菅俊一・高橋秀明|行動経済学まんが ヘンテコノミクス
3)中田敦彦|中田式ウルトラ・メンタル教本
4)戸田和幸|解説者の流儀
5)石川直樹|この星の光の地図を写す
6)岸見一郎|哲学人生問答
7)渡邊雄太|「好き」を力にする←今回の記事
8)高橋源一郎|ぼくらの文章教室
9)石川直樹|まれびと
10)堀江貴文|英語の多動力
11)森博嗣|作家の収支
12)鈴木敏夫|南の国のカンヤダ
13)森博嗣|森助教授VS理系大学生 臨機応答・変問自在
14)米沢敬|信じてみたい 幸せを招く世界のしるし
15)馳星周|馳星周の喰人魂
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18)せきしろ|1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった
19)服部文祥|息子と狩猟に
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21)河野啓|デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
22)幡野広志|他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。
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26)玉樹真一郎|「ついやってしまう」体験のつくりかた
27)村本大輔|おれは無関心なあなたを傷つけたい
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29)服部文祥|サバイバル家族
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33)ブレイディみかこぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2
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37)ちきりん|「自分メディア」はこう作る!
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39)鈴木賢志|スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む
40)沢木耕太郎|深夜特急第5巻・第6巻
41)落合陽一|0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書|
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47)長谷川晶一|詰むや、詰まざるや 森・西武VS野村・ヤクルトの2年間
48)田中孝幸|13歳からの地政学
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