この記事では、「マンガ・宇宙兄弟の名言・名場面」をまとめて紹介しています。
宇宙兄弟は、悩んだ大人が少年時代からの夢に向かって挑戦する姿を描いた作品で、大人が読んでも楽しめるマンガです。
主人公の青年男性ムッタが、宇宙飛行士という巨大な目標に挑戦し、試行錯誤を繰り返しながら課題を超えていく物語の中で、数々の名言や名場面が生まれてきました。そんな宇宙兄弟の名言・名場面を紹介していきます。
この記事でわかること
目次
- 面白いマンガ『宇宙兄弟』あらすじを要約
- 宇宙兄弟の名言・名場面ランキングのベスト10を発表
- 【宇宙兄弟の名場面第1位】閉鎖空間でうどんをこねながら「ここにいたんだ(ムッタ)」
- 【宇宙兄弟の名場面第2位】「音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ(シャロンの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第3位】「悩むなら、なってから悩みなさい(シャロンの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第4位】「どっちが楽しいかで決めなさい(シャロンの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第5位】「なんとなく、握手するとか(ムッタの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第6位】「一番なりたがっているのは俺です(ムッタの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第7位】「若き日のドキドキを信じたから(セリカの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第8位】「友がくれた11件目のメールを読んだ時だ(ムッタの名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第9位】「もうすぐ宇宙へ行くんだろ、おめでとう、すごく頑張ったね(セリカ父の名言)」
- 【宇宙兄弟の名場面第10位】「どうだムッタ、このロープのそっち側は?(ムッタの名言)」
- 『宇宙兄弟』マンガやアニメを見る方法
- 現実の宇宙飛行士選抜試験や宇宙滞在ニュース
- 名作マンガ『宇宙兄弟』の名場面・名言紹介 まとめ
面白いマンガ『宇宙兄弟』あらすじを要約
漫画『宇宙兄弟』を読んだことはありますか?大人こそ楽しめる「めちゃくちゃオススメのマンガ」です!
宇宙兄弟のあらすじを要約
宇宙兄弟ってどんなマンガ?という疑問をもつ方のために、宇宙兄弟のあらすじを簡単に説明します。
2021年に、JAXAが宇宙飛行士選抜試験を行うことを発表しましたね。
前回の宇宙飛行士選抜試験のファイナリスト10人まで残った内山崇さんの著書「宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶」を読んだことで、再び宇宙兄弟を読み直したくなって、読み直してみました。
宇宙兄弟の名言・名場面ランキングのベスト10を発表
【宇宙兄弟の名場面第1位】閉鎖空間でうどんをこねながら「ここにいたんだ(ムッタ)」
僕は以前に読んだあとに私をやる気にさせるマンガ3作品でも紹介しましたが、マンガ「宇宙兄弟」で一番好きな場面を挙げるならば、この場面を紹介します。
「同じ楽しみを共有できる仲間と出会えた瞬間」
日常を生きていると、自分が楽しいと感じることを共有できない寂しさを感じるときがあります。
アニメが好きな人はアニメ好きが周りにいないときっと寂しいだろうし、写真好きな人は写真を語れる友人がいると幸せな気持ちになれるはずです。
自分が興味あるにも関わらず、周りの人は意外にも興味がないんだということ知り、好きな話を思う存分できない環境。
これは、けっこう堪えます。単純にとても寂しい。
僕は旅先の宿や写真展で、その日に出会った人たちと旅や写真について語り合っていたときに「ここにいたんだ」と思った瞬間がありました。
海外の旅先で出会った人とは、まるで古くからの友人だったかのようにすぐに打ち解けることができるし、不思議な安心感を得て話ができたりします。共通言語があるような感覚ですね。
ムッタが「ここにいたんだ」と感じた瞬間の嬉しそうな表情が、とても印象的な名場面です。
►ブログとのリンク記事:読んだあとに私をやる気にさせるマンガ3作品
【宇宙兄弟の名場面第2位】「音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ(シャロンの名言)」
生きていると、いろいろなことに悩みますよね。
この仕事でいいのだろうか?この人と結婚するのでいいのだろうか?自分のやりたいことってなんなんだろうか?
そんな迷ったときに、自分の指針となるような考え方があると、それはとても勇気づけられます。
ムッタはなにかに迷ったときには、いつもシャロンのもとを尋ねます。
そして、シャロンはそんなムッタの話に耳を傾け、ムッタが幼くて真っ直ぐだった頃のエピソードを思い出させます。
「音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ」
そう、シャロンの教えではなく、ムッタがもっていた考えを思い出させてくれるんですね。
最高のコーチングです。
►ブログとのリンク記事:キューバには二度と行かないと思っていた]
【宇宙兄弟の名場面第3位】「悩むなら、なってから悩みなさい(シャロンの名言)」
なにかを行動する前に、あれこれと考えすぎた結果、結局尻込みをしてしまって行動できないことってありますよね。
ムッタも「宇宙飛行士」なんていう、とんでもない大きな夢を前に、尻込みしそうになっていました。
人間の想像力は果てしなく、どこまでも可能性を拡げてくれる一面面をもちつつ、その可能性を萎めてしまうような一面もあります。
そんな時に、一歩前に進めるか否かで、意外にも人生は変わっていくものです。
なにか決断をしようと思ったときに、クヨクヨと考えるようなことがあったなら「悩むなら、なってから考えなさい」というシャロンの言葉を思い出してみるといいかもしれません。
►ブログとのリンク記事:【後悔についての自己分析】石橋を叩かずに飛び越える 、石橋を叩いても渡らない
【宇宙兄弟の名場面第4位】「どっちが楽しいかで決めなさい(シャロンの名言)」
先程紹介した2.「音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ」、3.「悩むなら、なってから悩みなさい」でも書きましたが、ムッタは迷ったときにはいつもシャロンを思い出します。
訪ねに行けるような状況ならば訪ねに行き、行けないならばシャロンなら何と言うのかを想像します。
この場面では閉鎖環境に2週間滞在し、最後に究極の答えを出さなければいけないような状況が訪れました。
当然、シャロンの元を訪ねることもできません。
そんな時は、またしてもムッタは幼き日のことを思い出します。よほど、キラキラとした思い出があるのでしょう。
人は「失敗したくない」という思いが強くなればなるほど、正しい選択を求めるようになります。
だけど、なにが正しいかなんて、その先の結果がわからないのだから、誰にだってわかりません。
そうなればと、後悔のないように、一番楽しそうな選択をすればいいのよ、というシャロンの言葉は、失敗を許容してくれるような安心感があります。
「失敗することを恐れたらいけない」という教えは、11巻でのパラシュートを作る場面でもでてきます。
宇宙兄弟ではこうした一貫したメッセージがあるので、大人が読んでも勇気づけられるような、とても面白い作品です。
►ブログとのリンク記事:13年続けてきた仕事を辞める決断をした理由と、これから先の未来について考えたこと
【宇宙兄弟の名場面第5位】「なんとなく、握手するとか(ムッタの名言)」
「握手」や「ハグ」は、宇宙兄弟の漫画で、ずっと大きな役割を果たしている場面です。
宇宙飛行士選抜試験の最中では、最初は訳も分からず握っていた手がどんどん力強い握手へと変わっていき、物語のスイッチとして大きや役割を果たしています。
また、ムッタが宇宙飛行士になってからも、宇宙へ飛び出す前に交わしたケンジとの握手や、シャロンとのハグは宇宙兄弟の名場面として光り輝いています。
僕自身も、握手やハグには強い想いがあって、旅先や日本でも友人や家族と会うたびに握手をしています。
今はコロナ禍で気軽に握手やハグができにくい状況になったけれど、これが収束したときには友人や家族と握手をして再会の喜びを伝えたいな。
握手には再会できた喜びと、いつかまた再会できることへの希望を伝えられる手段ですね。
►ブログとのリンク記事:【旅のエッセイ】旅の別れ際にする握手やハグの魅力
【宇宙兄弟の名場面第6位】「一番なりたがっているのは俺です(ムッタの名言)」
「人をよく観察し、自分なりに分析し、自分の言葉で表現できる」ということができるのは、とても優れた人ですよね。
人のことって見ているようで、あまり見ていないんですよね。
なので、人をよく見て、相手と適切なコミュニケーションをとり、先回りの行動ができるだけで稀有な存在として職場では扱われるかと思います。
仕事をするうえで「相手の良い部分を引き出させる」し、「相手の良くない部分を補う」ことができますからね。
人ができそうでできないことを、しっかりとできる人は貴重な存在です。
そして、この試験では「一緒に働き、命を預けられるか」がポイントだと描かれていましたが、人をよく見て、適切に言葉にできる人は信頼を得られますよね。
迷ったらポジティブな言葉を出してみてください。
►ブログとのリンク記事:人に褒められたいのに他人に厳しい僕たちは、他人が褒められると自分の価値を下げたように感じてしまう
【宇宙兄弟の名場面第7位】「若き日のドキドキを信じたから(セリカの名言)」
「若き日のドキドキを信じていたから」という言葉は、大人になるとちょっと青臭く感じるかもしれませんが、全くそんなことはないですよね。
数年後に今の自分が思ってもみなかったような場所に立っていることなんて、意外に多いのではないでしょうか?
特に今はSNSが発達し、自分の願いが叶いやすくなっているような時代です。
僕自身も自分が写真活動を始めてから、こんな風に誰かに依頼されて展示をしたり、写真集を出版できるようになるなんて想像もしていませんでした。
だけど、自分の好きなことを信じて一歩ずつ進んでいけば、いつかその場所にたどり着くなんてことは起こり得ますよね。
僕は「さかなクン」が好きですが、彼なんてまさにそんな感じですよね。
幼き日の「好き」をずっと信じて実践していたら、いつの間にかこんなところにたどり着いていた、の代表格でしょう。
自分の娘にも、そんな話をしてあげたいと思います。
►ブログとのリンク記事:キューバを撮影した写真集「SEEKING QUIETNESS」を出版することになりました
【宇宙兄弟の名場面第8位】「友がくれた11件目のメールを読んだ時だ(ムッタの名言)」
夢が叶った瞬間は、その喜びは大きいが、どこか夢心地のようなフワフワとした感覚をもつ。
意外にも、それを実感した瞬間は、一人でなにかを思い出したときだったりします。
例えば、好きだった女の子と付き合えるようになったとき。
家に帰って、ベッドに入ったときに、なぜか急に現実の感覚になって喜びを実感した、なんてことを経験したことがある人も多くいるのでないでしょうか?
そうやって、ふとした瞬間に過去の記憶が繋がって、感情が高ぶることがとても好きです。
ずっと先の話になるのだが、やっさんは民間宇宙飛行士として福田さんが転職した会社に採用され、宇宙を目指すことになる。
当然、ムッタは喜びのメールをやっさんへ送るのだが、この場面はかなり震えた。
►ブログとのリンク記事:【誰かと会うことで思い出される記憶】あなたの最初の記憶はどんな光景だろう?
【宇宙兄弟の名場面第9位】「もうすぐ宇宙へ行くんだろ、おめでとう、すごく頑張ったね(セリカ父の名言)」
この場面は娘をもつ僕には強く印象に残りました。
人の言葉には、人を勇気づける力があります。
特にそれが、もう聞くことのできない人からの言葉となれば、その効果は絶大でしょう。
僕は娘が20歳になるまで、毎年娘の誕生日プレゼントにその年の思い出が詰まった写真と僕たち夫婦の言葉を載せたフォトブックをプレゼントすることを決めています。
その言葉はきっと娘が大人になったときに、彼女を勇気づける力になると思っていて、なにかに悩んだときや困ったときに、彼女を助けてくれる道標になってくれるのではないかと信じています。
「おめでとう、すごく頑張ったね」という優しい言葉がとても印象的なシーンです。
►ブログとのリンク記事:娘の1歳の誕生日に送るプレゼント
►ブログとのリンク記事:【2歳】子どもに毎年贈るオススメの誕生日プレゼントは、フォトブック
【宇宙兄弟の名場面第10位】「どうだムッタ、このロープのそっち側は?(ムッタの名言)」
いよいよ、最後の10場面目です。
最後はムッタが宇宙へ旅立った瞬間にしようかとも思いましたが、あえて宇宙へ行く直前の場面を紹介します。
ここではロープの「あっち側」と「そっち側」と表現していますが、これは「夢を追っている側」と「夢を叶えた側」とも表現できますよね。
「夢を叶えた側に立った心境はどうだ?」と尋ねた父に、「それに満足することなく、また新しい夢がでてきていて楽しみだ」というニュアンスの答えを出したムッタ。
かっこいいですよね。
宇宙飛行士選抜試験を受けていた頃のムッタに教えてあげたくなります。
きっと現実世界もそんなもんで、夢を叶えたあっち側とそっち側の違いなんて、ロープ一本分くらいの些細なことでもあり、果てしなく大きな違いでもあったりします。
夢を叶えたくなるような、名場面ですね。
『宇宙兄弟』マンガやアニメを見る方法
名作マンガ「宇宙兄弟の名場面・名言」をまとめて紹介してきました。
宇宙兄弟は人気作品でアニメ化や実写映画化もされています。実写版のムッタは大泉洋さんに演じてほしかったですが…(笑)
今回紹介した宇宙兄弟をまだ読んだこともない方は、読んでみたくなりましたよね?
もちろん、宇宙兄弟を読んだことのある方も、きっと読み返したくなったんじゃないでしょうか?
そんな宇宙兄弟のマンガやアニメ全作品を無料で読む方法があります。
それは、U-NEXTに登録して31日間の無料期間中に読む方法です。
マンガは全て無料というわけではありませんが、アニメは全て無料となっています。
もちろん、無料期間中は全て無料で見ることができますし、期間中に退会すれば料金は一切かかりません。
宇宙兄弟はマンガでもアニメもとても面白い作品です。ご自身の生活に合った方で見てみてください!
個人的にはやっぱり原作のマンガをオススメします。
もちろん、その他の映画も見放題ですので、ぜひ読んでみてください!
現実の宇宙飛行士選抜試験や宇宙滞在ニュース
宇宙飛行士選抜試験についての本と前澤友作さんのISS滞在。
2021年秋に新たな宇宙飛行士選抜試験は実施されることが発表されました。まさに宇宙飛行士の現実リアル版です。
また、前澤友作さんも国際宇宙ステーション(ISS)に滞在をしたり、月へ行くプロジェクトも進められています。
そんな今、宇宙への注目はどんどん上がっていますよね。
前回の宇宙飛行士選抜試験で最終試験10名まで選ばれた内山崇さんの書籍『宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶』や、前澤友作さんが滞在した国際宇宙ステーション(ISS)について詳しく書いた記事があるので、現実世界の宇宙に関心がある方は読んでみてください!
ムッタが行った月の土地を買うには?
ところで、アメリカ人のデニス・ホープが「月の土地」を販売していることをご存知ですか?
ホープ氏は合法的に月を販売しようと考え、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式に受理されました。
ホープ氏は、念のため月の権利宣言書を作成し、国連とアメリカ合衆国政府と旧ソビエト連邦に提出したところ、特に異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立。
月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始したという経緯があります。
そんな月の土地権利書を2700円から買えるというから驚きです。
ムッタとヒビトが降り立った月の土地を買ってみてはいかがですか?
シャレが効いているようで、プレゼントにもオススメです。
読んだ後にやる気が高まるマンガ「宇宙兄弟」
いやー、宇宙兄弟は面白い。
不思議と以前に読んだときよりも、改めて名言・名場面が心に留まるようになっていっていました。
僕は宇宙兄弟を読んで、自分も頑張ろうと活力をもらいます。
同じようにマンガ作品の中では、「BLUE GIANT(1)」と「RiN」からエネルギーやモチベーションを高めてもらっています。
名作マンガ『宇宙兄弟』の名場面・名言紹介 まとめ
マンガ「宇宙兄弟」の名言・名場面10選を紹介しました。
ただの名場面ではなく、きっとあなたを勇気づけてくれるような名シーンかと思います。
また読んだことがない方はぜひ一度、読んでみてほしい作品です。
また、一度読んだことがあるという方も、電子書籍でタブレットなどに入れておくと場所の不都合も生じません。
僕はマンガが大好きですが、全て電子書籍で所有するようになっています。
1巻は無料で購入できますし、ぜひ一度試してみてください。
他にも名言シリーズとして、本から心に響いた名言を紹介しています。興味のある方はぜひ読んでみてください!