毎月更新している「パパの育児コラム」のVol.2です。
この記事では、「男性は、2歳までのわが子を心からかわいいと思うのか」という疑問について綴っています。どうしてこんな愚問を?と思うかもしれませんが、「2歳くらいまではあんまり我が子をかわいいと思わなかった」と、けっこうな数の男性が証言していたので、世間的にもありえる話ではないかと思います。
■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。
- vol.1) わたしが産まれたての娘にしてあげたい、たった1つのこと
- vol.2) 男性は2歳までの我が子を心からかわいいと思うのか【生後5ヶ月】
- vol.3) 夫婦ふたりで子育てをしている中で、家族円満に暮らすために妻にしてもらっていること【生後6ヶ月】
- vol.4) 生後7ヶ月の子どもと沖縄へ行った話【7ヶ月】
- vol.5) 子育ては大変ですか?【生後10ヶ月】
- vol.6) プレゼントされて本当に嬉しい『出産祝い』ベスト22【保存版】
- vol.7) 子どもに贈る1歳の誕生日プレゼント
- vol.8) 娘が毎日絵本を読みたがるようになった話【1歳2ヶ月】
- vol.9) パパやママとはっきり呼ぶようになったお話【1歳3ヶ月】
- vol.10) 子どもを連れて家族でサイパンへ行ってきた話【1歳5ヶ月】
- vol.11) 娘に自分の写真展を見せられた話【1歳7ヶ月】
- vol.12) 1歳8ヶ月になる娘の断乳についての話
- vol.13) 1歳9ヶ月になる娘と自粛生活を過ごして
- vol.14) 1歳10ヶ月の娘が言葉の爆発期を迎えた話
- vol.15) 【語彙力アップ】2歳になる子どもの発語を促したオススメの絵本15選
- vol.16) 【2歳】子どもが20歳になるまで毎年必ず贈る誕生日プレゼント
- vol.17) 子どもができるようになったこと・挑戦していること【2歳2ヶ月】
- vol.18) 2歳3ヶ月の子どもは、大人が思っているよりも物語を理解している
- vol.19) 子どもが幼稚園の預かり保育に慣れるまでの話【2歳4ヶ月】
- vol.20) 子どもが転んで泣いた時の対応法【2歳5ヶ月】
- vol.21) 子どものイヤイヤ期の対応方法は?失敗談から学んだ話【2歳6ヶ月】
- vol.22) 夫婦で決めた『我が家の子育てルール13』【2歳7ヶ月】
- vol.23) 2歳半の娘が夢中になって何度も読み返すオススメの絵本12選
- vol.24) 子どもが保育園に入園した日に思うこと【2歳8ヶ月】
- vol.25) 子どもの慣らし保育期間の過ごし方【2歳8ヶ月】
- vol.26) 2歳9ヶ月の子どもができること①(運動・コミュニケーション編)
- vol.27) 2歳9ヶ月の子どもができること②(情緒・言葉・トイレ・生活習慣編)
- vol.28) 子どもは環境ですぐに影響を受けるってことは?【2歳10ヶ月】
- vol.29) おもちゃのレンタル・サブスクの主要5社比較
- vol.30) 子どもが好きな『自宅遊び5選』【2歳10ヶ月】
- vol.31) 【2歳11ヶ月】子どもがひらがなを自然と覚えた関わり方
- vol.32) 子どものトイレトレーニングの進め方【2歳11ヶ月】
- vol.33) 【3歳】子どもが20歳になるまで毎年必ず贈る誕生日プレゼント
- vol.34) 500冊以上読んだ絵本から『3歳の子どもにおすすめの絵本』を紹介
- vol.35) 思わず笑ってしまった3歳児のかわいい言動【3歳1ヶ月】
- vol.36) 「抱っこ〜」の連続だった子どもが毎日40分間歩くようになった話
- vol.37) 子どもは物語をよく覚えている話【3歳2ヶ月】
- vol.38) 子どもが毎日40分歩くようになった話(続き)【3歳3ヶ月】
- vol.39) チック?子どもが頻繁に目をパチパチさせる【3歳3ヶ月】
- vol.40) ドタバタ七五三体験談【3歳4ヶ月】
- vol.41) 子どものチック症状が治まった 対応したことまとめ【3歳5ヶ月】
目次
自分の子どもをかわいいと思わなかったパパ
早速身も蓋もない僕の結論から言うと、かわいいと思う。断然、思う。
「なにをこんな愚問を」とすら思うのだが、正月休みで帰省した際に、旧友と会ってそんな話になったので書き記しておこうと思う。
「2歳になった今だからこそかわいいと思うが、それまでは我が子のことを本心でかわいいとは思っていなかった」友人は、そう言った。
正直に話してくれた友人が、2歳まで我が子をかわいいと思わなかった最大の理由は「コミュニケーションがとれないから」だったそうだ。
会話ができないから。
反応が薄いから、どう関わっていいのかわからない。
視力も弱いから、そもそも見えているのかわからない。
具体的な事例はいろいろあるが、大きくまとめるとコミュニケーションをとれないことが最大の原因だったようだ。
赤ちゃんとはコミュニケーションがとれない?
コミュニケーションの定義
以前、仕事の研修会でコミュニケーションの定義についてこう記されていたことがある。
コミュニケーションとは、特定の他者にメッセージを伝えたり、他者が伝えているメッセージを解釈したりする行為であり、そこには「伝え合う」という相互作用が含まれる
つまり、双方向のやり取りがあって、初めてコミュニケーションと言える。
ここで大切なことは、伝え合うということ。
つまり、私の視点から発信をしているだけではコミュニケーションとは言えず、受信だけをしていてもコミュニケーションとは言えないということである。
社会でもよく「コミュ力」という言葉を耳にするが、このコミュ力が高いとは「発信力」と「受信力」がバランス良く高い人のことを言うのだろう。
あなたの近くにいる人の顔を思い浮かべてみてほしい。
おそらく発信だけが得意な人のことをコミュニケーション力が高いとは言わないだろうし、受信だけが得意な人をそうとは言わないだろう。
よって、コミュニケーションをとるためには、双方向のやり取りが必要ということである。それは、大人でも、2歳に満たない子どもでも例外はない。
子どもととるコミュニケーションの手段
もう一つ大切な点として、メッセージを伝え合う手段は様々だということだ。
障害のある方には、無言語の方や意味をもたないような奇声を上げる方がいる。
だからといって、その方たちはコミュニケーションがとれないのだろうか?
「会話」があるからといってコミュニケーションがとれるとは限らないし、「会話」がないからといってコミュニケーションがとれないとは限らない。
そこに双方向のやり取りがあればいいわけで、手段は様々だということだ。
つまり、コミュニケーションをとるうえで、会話はツールにすぎないということ。
それはやはり、大人でも、2歳に満たない子どもでも例外はない。
子どもをかわいいと思う理由は?
つまり、子どもを可愛いと思うかどうかは、コミュニケーションをとれていると感じられるかどうかが大きいのではないだろうか?
逆に考えれば、コミュニケーションをとれていると感じられれば、子どもを可愛いと思えるのではないかと推測する。
子どもに対して親が話かけることや、笑顔で見つめるなどの「発信」をする。
子どもからの反応を「受信」する。
自分からの発信に、子どもが受信してくれたのをわかった瞬間。
子どもからの発信に、自分が受信できたと感じられた瞬間。
双方向の矢印が重なったとき、親は大きな喜びを味わうはずだ。
目で追うようになる。目と目があう。
笑顔になる。声に反応する。
2歳までの子どもは、見ず知らずの大人から見てわかりやすい発信をすることは簡単ではない。いつも関わっている親だけが受信できるような発信だって多くあるはずだ。
その小さな発信をキャッチできる感度こそが、2歳までの子どもをかわいいと自然に思ううえでは重要なのだと思う。
僕は娘の顔写真を毎日撮影することで、娘の小さな変化をキャッチできるような気がしていて、写真を撮っています。
自分の子を無条件でかわいいと思うとは限らない
私は「子ども好きです」と言うような性格ではありません。全ての子どもを無条件で「かわいい」と思うようなこともありません。
でも、我が子のことは心から好きだと思うし、無条件にかわいいと感じます。
なので、この友人の話と以前聞いたコミュニケーションについての研修が結びつき、印象に残ったので書き記しておきました。
いろいろな方法で僕から発信し、娘からの小さな反応を受信したいと思います。
■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。
- vol.1) わたしが産まれたての娘にしてあげたい、たった1つのこと
- vol.2) 男性は2歳までの我が子を心からかわいいと思うのか【生後5ヶ月】
- vol.3) 夫婦ふたりで子育てをしている中で、家族円満に暮らすために妻にしてもらっていること【生後6ヶ月】
- vol.4) 生後7ヶ月の子どもと沖縄へ行った話【7ヶ月】
- vol.5) 子育ては大変ですか?【生後10ヶ月】
- vol.6) プレゼントされて本当に嬉しい『出産祝い』ベスト22【保存版】
- vol.7) 子どもに贈る1歳の誕生日プレゼント
- vol.8) 娘が毎日絵本を読みたがるようになった話【1歳2ヶ月】
- vol.9) パパやママとはっきり呼ぶようになったお話【1歳3ヶ月】
- vol.10) 子どもを連れて家族でサイパンへ行ってきた話【1歳5ヶ月】
- vol.11) 娘に自分の写真展を見せられた話【1歳7ヶ月】
- vol.12) 1歳8ヶ月になる娘の断乳についての話
- vol.13) 1歳9ヶ月になる娘と自粛生活を過ごして
- vol.14) 1歳10ヶ月の娘が言葉の爆発期を迎えた話
- vol.15) 【語彙力アップ】2歳になる子どもの発語を促したオススメの絵本15選
- vol.16) 【2歳】子どもが20歳になるまで毎年必ず贈る誕生日プレゼント
- vol.17) 子どもができるようになったこと・挑戦していること【2歳2ヶ月】
- vol.18) 2歳3ヶ月の子どもは、大人が思っているよりも物語を理解している
- vol.19) 子どもが幼稚園の預かり保育に慣れるまでの話【2歳4ヶ月】
- vol.20) 子どもが転んで泣いた時の対応法【2歳5ヶ月】
- vol.21) 子どものイヤイヤ期の対応方法は?失敗談から学んだ話【2歳6ヶ月】
- vol.22) 夫婦で決めた『我が家の子育てルール13』【2歳7ヶ月】
- vol.23) 2歳半の娘が夢中になって何度も読み返すオススメの絵本12選
- vol.24) 子どもが保育園に入園した日に思うこと【2歳8ヶ月】
- vol.25) 子どもの慣らし保育期間の過ごし方【2歳8ヶ月】
- vol.26) 2歳9ヶ月の子どもができること①(運動・コミュニケーション編)
- vol.27) 2歳9ヶ月の子どもができること②(情緒・言葉・トイレ・生活習慣編)
- vol.28) 子どもは環境ですぐに影響を受けるってことは?【2歳10ヶ月】
- vol.29) おもちゃのレンタル・サブスクの主要5社比較
- vol.30) 子どもが好きな『自宅遊び5選』【2歳10ヶ月】
- vol.31) 【2歳11ヶ月】子どもがひらがなを自然と覚えた関わり方
- vol.32) 子どものトイレトレーニングの進め方【2歳11ヶ月】
- vol.33) 【3歳】子どもが20歳になるまで毎年必ず贈る誕生日プレゼント
- vol.34) 500冊以上読んだ絵本から『3歳の子どもにおすすめの絵本』を紹介
- vol.35) 思わず笑ってしまった3歳児のかわいい言動【3歳1ヶ月】
- vol.36) 「抱っこ〜」の連続だった子どもが毎日40分間歩くようになった話
- vol.37) 子どもは物語をよく覚えている話【3歳2ヶ月】
- vol.38) 子どもが毎日40分歩くようになった話(続き)【3歳3ヶ月】
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