この記事は、「3歳の子どもが、ぎゅっと瞬きさせるチックの症状が頻繁に起こっている」ので、チックの症状と対処法についてまとめました。
子どもが頻繁に目をパチパチさせているのはチック(無意識の動作や発声をすること)の症状の一つなので、医師に聞いたり調べて対応しました。
※二ヶ月後にチックの症状が治まったので、チックの経過と対処法を書いています。
目次
チックってなに?子どもにチックの症状が発生
3歳3か月の子どもが、頻繁に目をぎゅっと瞑ったり、ぱちぱちさせていることに気がつきました。「ああ、チックの症状がでてるな…」と思って妻と共有すると、妻も気になっていたとのこと。うーん、ちょっと心配です。
- チックとは、無意識に体の一部を動かしたり、発声してしまう症状です。頬をピクピクさせたり、まばたきが多くなったり、口を歪ませたりする「運動性チック」と、鼻や舌を鳴らしたり、咳払いを行う「音声性チック」があります。これらは意図的に行っているのではなく、無意識で行っているというのがポイントです。
なんとなく『チックはストレスなどの精神的な原因から起こる』というイメージがあるので、まずは子どもを注意深く観察し、どのような状況下の時に目をぎゅっと瞑っているのかを知ることから始めました。
家の中だけなのか保育園でも起こっているのか、何をしている時間が多いのかなど状況を整理し、医師に尋ねたり自分なりに調べてみました。
目をパチパチ どんな時にチックがでるの?
子どもを観察していると、どんな場面でも目をぎゅっとつむっているチックの症状が出ていることがわかりました。
テレビを見ている時も、食事をしている時も、会話をしている時もしています。
Ipadやテレビを見ている時に頻繁に行っていたので、目の疲れすぎが原因の一つかもしれません。とはいえ、Ipadやテレビは他の家庭と比べてもあまり見せている方ではないような気はしているのですが、見る時間を短くしたり適度な距離感を心がけました。
また、家庭以外の環境ではどうなのだろうと保育園に問い合わせたところ、保育園でもその症状が出ているとわかりました。
ということは、目の疲れすぎだけが原因ってこともなさそう。家だけや、保育園だけが原因ってわけでもなさそうですよね。
なにか複合的な要因が絡んでいそうな気がしています。
チックの原因はストレス?
チックについて調べてみると、『ストレスが原因で起こる』という記事や、『最近ではストレスが原因とは限らない』という記事もあります。
近年の研究から、チックの起きやすさは『子どもの体質(脳の特性)』が原因ということがわかってきているというのが信憑性がありそうな見解でした。
なんとなく『ストレスが原因』と思っていたので、家庭でそんなにストレスをかけることがあったのか…と心配していましたが、その可能性は残すものの、それだけが原因とは限らないようです。
とはいえ、不安や緊張、興奮、疲労などが誘因となりやすいというのもあるようなので、娘の様子や反応を見ながら、日々を過ごしていく必要がありそうですね。
チックについて、医師に対応を相談した
インフルエンザの予防接種で小児科に行く機会があったので、合わせて医師にチックの対応について相談してみました。
なんとなく子どもに意識させたくないと思い、子どもが他のことに気を取られている時に小声でゴニョゴニョと相談したのですが、医師はあまりこちらの気を汲み取ってくれず、大きな声で返答してくれました(笑)
医師によると「長い期間症状が出続けるようなら、再度ご相談ください」とのことでした。なんじゃそりゃと思い、「長い期間って、具体的にどのくらいですか?」と聞くと、「6か月〜1年」くらいとのこと。
つまり、半年くらい症状が出続けると再度相談してってことなので、1週間や2週間でという単位ではなく、もう少し長い期間で見守っていく必要があるということがわかりました。
医師はそこで『子どもの癖みたいなもので、自然と治まっていることがほとんどです。やめさせようと思うと余計意識してやるようになるので、やめさせようとしないでくださいね』と大声で仰っていました。それなら、子どもに聞こえないように言ってほしかったのですが…(笑)
とりあえず医師の見解としては、『特別やめさせようとせずに半年くらい静かに見守っていてくださいね』ということでした。
子どもにチックの症状がでた時の対応 まとめ
3歳3か月の子どもが、両目をぎゅっと瞑るような動作を頻繁に行うようになりました。おそらくチックの症状なので、今後も見守っていきたいと思います。
もし子どもにチックの症状がでたときは、どんな場面(家だけ?保育園でも?)で、どんな状況下(テレビを見ているときだけ?他の場面でも?)で、どんな症状(目を瞑っているだけ?他の症状も?)がでているのかを、しっかりと観察しましょう。
その症状をもとに、家庭でできる対策をさり気なくしながら、子どもにはあまり意識させないようにしましょう。
6か月ほど治まらないならば、再び小児科なり眼科なりに相談してみましょう。
もしかすると不安や緊張、興奮、疲労などが原因かもしれませんし、脳の問題なのかもしれません。
これと言ったはっきりした原因はわからないので、できる範囲の対策(例えば、テレビを見すぎない、子どもの不安や緊張を取り除いてあげる)を心がけましょう。
我が家でも、子どもをしっかりと観察しながら愛情をもって関わっていきたいと思います。
それではまた。
チックの症状が治まった後日談
【2022年1月に更新しました】
この記事を書いた2ヶ月後に、子どものチックの症状が治まりました。
子どものチックに対してどんな対応をしたのか?解決方法などを書いた記事があるので、合わせて読んでみてください!
子どものチック症状が治まった【対応まとめ】■過去の育児コラムは下から読むことができるので、興味のある方は読んでみてください。
- vol.1) わたしが産まれたての娘にしてあげたい、たった1つのこと
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- vol.4) 生後7ヶ月の子どもと沖縄へ行った話【生後7ヶ月】
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